音楽専修門セミナーでのアレクサンダーテクニークの講座
2015年6月17日(水)東京学芸大学の第1時間目の音楽専修入門セミナーのアレクサンダーテクニークの講座での声楽家の方とのレッスンです。
お声が出しにくいということでしたが、「よかれ」と思ってしていらっしゃる姿勢によって、声が出にくくなっていました。
頭の方向と視界の広さ(左右だけではなくて、斜め上も斜め下も、上も下も)に注意を向けます。
そうするところで、小脳が姿勢を自動的に制御してくれるようになり、考えたり、力んだりしなくても、「からだ」のサポートがしっかりして、ナチュラルに重心がおります。
雑誌に掲載されるいわゆる”よい姿勢””正しい姿勢”にはご用心-アレクサンダーテクニーク教師の独り言
全身を伸びやかにするアレクサンダーテクニークの基本の4つのディレクションによって、結果として姿勢も変わり始めます。
頭を極端に押し下げ、背中側を斜め前方下に押し下げる姿勢を「よい姿勢」と呼ぶ本や雑誌の記事もよく見かけますが、デタラメです。
アレクサンダーテクニークを2003年以降に教え始めて、お仕事で出会ったすべての医師とリハビリ職の方たちが同意してくださいました。
よい子のみなさまと、紳士淑女の皆様は、けっして女性誌推奨の”良い姿勢”をなさらぬように。首こり・肩こり・腰痛・場合によっては虚血性頭痛の原因になります。
アレクサンダーテクニーク教師が教える声帯と股関節の非常識な関係
全身を伸びやかにする基本のディレクションによって発声はずいぶん改善しますが、さらに1歩進んで、発声の際に喉を解放するアレクサンダーテクニークのワークをしました。
アレクサンダーテクニーク教師であっても、あまり注目する人はいらっしゃらないようですが、股関節を解放することで、喉が解放され、発声の自由度や表現力はさらに高まります。
2015年6月17日(水)東京学芸大学の第1時間目の授業で、アレクサンダー・テクニークを教えました。そのレッスン・レポートです。
全体で行った総論とまとめは、『ご報告:東京学芸大学で、演奏を専攻される方たちにアレクサンダー・テクニークの授業をしました(2015年6月17日)』をご参照くださいませ。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのレッスンの勧め
声が出にくい等のお悩みのある声楽家へのアレクサンダーテクニークのレッスンは、次のリンク先をご参照くださいませ。
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