アレクサンダーテクニークのレッスンでピアノ奏者の方からいただいた質問
アレクサンダーテクニークのレッスンにいらしたピアノ奏者の方から、質問をいただきました。
「同じピアノを弾いても、奏者によってまるで異なって聞えるのはなぜでしょうか?」
ああ、確かに、同じピアノを演奏しても、演奏する人によって、音の響きはまるで異なります。
同じピアノを複数の奏者が代わる代わる演奏するのを聴いた経験
ピアノを演奏する方のなかには、1つの大きめのスタジオやホールに集まって、代わる代わる1台のピアノを演奏されたことがある方も、いらっしゃるでしょう。
そのときに、演奏する方によって、同じピアノを弾いているのとは思えないほどに、まるで音の鳴り方が異なって聞えることを経験されることがあったでしょうか?
私にはあります。
素晴らしいピアノ奏者が弾くと、他の方たちが弾いていたときとでは、まるで音の響きが異なって聞えます。
そして、ホールの客席の奥の方から聞くと、”音の出るところ”がまったく異なって聞えます。
ちなみに音響学は長いあいだ、ピアニストが変えることができるのは、音の大きさだけであると強く言い張ってきました。しかし、すでに演奏の仕方によって、音の質が変わること、そしてその変化は人間の耳の可聴域の範囲内で、きちんと人が違いを聴くことができることは実験的に証明されています(『ピアニストの脳を科学する』春秋社を参照した)。
演奏者によって、ピアノの音の響きが異なる理由-アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこの個人的見解
では、その違いを生むのは何でしょうか?
アレクサンダーテクニーク教師である私かわかみひろひこは、その違いを生む要素は2つあると考えます。
- 表現しようとしたことが表現できているかどうか。言い換えると、内面の音楽と実際の表現との乖離が少ないか多いか
- 内面の音楽の世界が豊穣かどうか
1つについて、以前に書きました。乖離を生む原因と、その原因を減らしていく方法です。アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこが考える、音楽家、演奏者の内なる調子と演奏に現れる拍子をご参照ください。
2の内面の音楽の世界をどのようにして豊穣なものにしてゆくのかについては、後日改めて書くことにします。
アレクサンダーテクニーク東京個人レッスン
東京ではほぼ毎日、アレクサンダーテクニークの個人レッスンを行っています。
詳細はこちらをご参照ください。
アレクサンダーテクニーク横浜個人レッスン
東京では月に数回、
アレクサンダーテクニークのレッスンにいらしたピアノ奏者の方から、質問をいただきました。
「同じピアノを弾いても、奏者によってまるで異なって聞えるのはなぜでしょうか?」
ああ、確かに、同じピアノを演奏しても、演奏する人によって、音の響きはまるで異なります。
同じピアノを複数の奏者が代わる代わる演奏するのを聴いた経験
ピアノを演奏する方のなかには、1つの大きめのスタジオやホールに集まって、代わる代わる1台のピアノを演奏されたことがある方も、いらっしゃるでしょう。
そのときに、演奏する方によって、同じピアノを弾いているのとは思えないほどに、まるで音の鳴り方が異なって聞えることを経験されることがあったでしょうか?
私にはあります。
素晴らしいピアノ奏者が弾くと、他の方たちが弾いていたときとでは、まるで音の響きが異なって聞えます。
そして、ホールの客席の奥の方から聞くと、”音の出るところ”がまったく異なって聞えます。
ちなみに音響学は長いあいだ、ピアニストが変えることができるのは、音の大きさだけであると強く言い張ってきました。しかし、すでに演奏の仕方によって、音の質が変わること、そしてその変化は人間の耳の可聴域の範囲内で、きちんと人が違いを聴くことができることは実験的に証明されています(『ピアニストの脳を科学する』春秋社を参照した)。
演奏者によって、ピアノの音の響きが異なる理由-アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこの個人的見解
では、その違いを生むのは何でしょうか?
アレクサンダーテクニーク教師である私かわかみひろひこは、その違いを生む要素は2つあると考えます。
- 表現しようとしたことが表現できているかどうか。言い換えると、内面の音楽と実際の表現との乖離が少ないか多いか
- 内面の音楽の世界が豊穣かどうか
1つについて、以前に書きました。乖離を生む原因と、その原因を減らしていく方法です。アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこが考える、音楽家、演奏者の内なる調子と演奏に現れる拍子をご参照ください。
2の内面の音楽の世界をどのようにして豊穣なものにしてゆくのかについては、後日改めて書くことにします。
アレクサンダーテクニーク東京個人レッスン
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東京では月に数回、
アレクサンダーテクニークのレッスンにいらしたピアノ奏者の方から、質問をいただきました。
「同じピアノを弾いても、奏者によってまるで異なって聞えるのはなぜでしょうか?」
ああ、確かに、同じピアノを演奏しても、演奏する人によって、音の響きはまるで異なります。
同じピアノを複数の奏者が代わる代わる演奏するのを聴いた経験
ピアノを演奏する方のなかには、1つの大きめのスタジオやホールに集まって、代わる代わる1台のピアノを演奏されたことがある方も、いらっしゃるでしょう。
そのときに、演奏する方によって、同じピアノを弾いているのとは思えないほどに、まるで音の鳴り方が異なって聞えることを経験されることがあったでしょうか?
私にはあります。
素晴らしいピアノ奏者が弾くと、他の方たちが弾いていたときとでは、まるで音の響きが異なって聞えます。
そして、ホールの客席の奥の方から聞くと、”音の出るところ”がまったく異なって聞えます。
ちなみに音響学は長いあいだ、ピアニストが変えることができるのは、音の大きさだけであると強く言い張ってきました。しかし、すでに演奏の仕方によって、音の質が変わること、そしてその変化は人間の耳の可聴域の範囲内で、きちんと人が違いを聴くことができることは実験的に証明されています(『ピアニストの脳を科学する』春秋社を参照した)。
演奏者によって、ピアノの音の響きが異なる理由-アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこの個人的見解
では、その違いを生むのは何でしょうか?
アレクサンダーテクニーク教師である私かわかみひろひこは、その違いを生む要素は2つあると考えます。
- 表現しようとしたことが表現できているかどうか。言い換えると、内面の音楽と実際の表現との乖離が少ないか多いか
- 内面の音楽の世界が豊穣かどうか
1つについて、以前に書きました。乖離を生む原因と、その原因を減らしていく方法です。アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこが考える、音楽家、演奏者の内なる調子と演奏に現れる拍子をご参照ください。
2の内面の音楽の世界をどのようにして豊穣なものにしてゆくのかについては、後日改めて書くことにします。
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特別企画の東京のグループレッスン
アレクサンダーテクニークを使って、ピアノを演奏する方とピアノ演奏を教える方のための課題解決のための講座
アレクサンダーテクニークの原理に基づいて書いた『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』(ヤマハミュージックメディア)を使って、次のようなことを行ないます。
- 和音、オクターブ、スケール(上行・下行)、跳躍、トリル、トレモロを楽に弾けるようになる。
- 響きのあるフォルティッシモと、音の入ったピアニッシモ
- 腕の重さで演奏すること(いわゆる重量奏法・重力奏法)の本当の意味と弾き方
- しなりを使った打鍵
- よかれと思ってやってしまうことの注意点
- 自習のための手順
- 指導する際の注意
舞台の本番や大事な場面でのあがり症・緊張を解消する~アレクサンダーテクニークとボディマッピングとポリヴェーガル理論を使って
アレクサンダーテクニークとポリヴェーガル理論を使って、次のような状態を解消する方法を学びます。
- せっかく練習しても。舞台の本番であがったり、緊張したりして、実力が発揮できない。
- 大事な場面で(例えば演奏やダンスの本番で)、地面に足がついていない感じがある。あるいは脚がなくなった感じになる。あるいはエネルギーが上に上がりすぎて、降りてこれない感じがある。
- プレゼンテーションのときに、声が震える。あるいは顔が真っ赤になる。声がうわずる。固まる感じがある
2019年9月23日(月・祝) 9:15-12:45 東京・田端アレクサンダーテクニークのグループレッスン
レギュラーの東京・横浜グループレッスン
各回に講師が提示するテーマはありますが、なるべくご受講される生徒さんのご要望・解決されたい課題にそって、アレクサンダーテクニークの原理を使ってレッスン致します。
アレクサンダーテクニークを使って、自由な呼吸と本当の声を取り戻す
アレクサンダーテクニークを使って、声を出しやすくする方法と、呼吸を自由にする方法を学びます。
呼吸に伴う胴体の自然な動きを取り戻すことで次のような効果があります。
- ピアノ奏者の場合には。バランスを崩しにくくなる(支えができる)
- 弦楽器奏者や管楽器祖との共演がしやすくなる方法です。
- た演奏に必要な力強さが増します。
2019年8月21日(水) 19:00-21:30 東京・荻窪アレクサンダーテクニークのグループレッスン
アレクサンダーテクニークを使って、指の動きを改善する
パソコンの操作やスマホの操作で、指の動きを改善されたい方、特に親指の付け根やその反対側が筋肉痛になる方、手首が固いくなる方のための、アレクサンダーテクニークを使った改善方法をお伝えします。
ピアノ奏者の場合には、次のようなことを学ぶことができます。
- オクターブや和音を弾きやすくする方法
- トリルやトレモロを弾きやすくする方法
- スケールが弾きやすくなる方法
- 手首が固くなったり痛くなったりしない方法
- 小指や親指が動かしやすくする方法を学びます。
2019年8月25日(日) 9:15-11:45 横浜・大倉山アレクサンダーテクニークのグループレッスン
2019年8月26日(月) 14:00-16:30 東京・荻窪アレクサンダーテクニークのグループレッスン
2019年9月11日(水) 19:00-21:30 東京・荻窪アレクサンダーテクニークのグループレッスン
首を楽にして、腕の動きを改善し、道具や人に腕の重さを適度に伝える
ピアノ奏者の場合は上行・下行、トレモロ、トリル、フォルティッシモを楽に弾く。腕の重さで弾くことを(重量奏法・重力奏法)理解する。アレクサンダーテクニークの原理を身に着けて、解決に導きます。
2019年9月29日(日) 9:15-11:45 横浜・大倉山アレクサンダーテクニークのグループレッスン
2019年10月16日(水) 19:00-21:30 東京・荻窪アレクサンダーテクニークのグループレッスン
2019年10月21日(月) 15:00-17:30 東京・荻窪アレクサンダーテクニークのグループレッスン
アレクサンダーテクニークを使って、腰・膝・股関節・太もも・すね・ふくらはぎの違和感・痛み・ひどい疲れ、外反母趾・内反小趾を改善する
ピアノを演奏する方の場合は以下を学ぶことができます。アレクサンダーテクニークの原理を生かした講座です。
- 上行・下行を楽にする方法(股関節からのアプローチ)。
- ペダリングを楽にする方法。
2019年10月27日(日) 9:15-11:45 横浜・大倉山アレクサンダーテクニークのグループレッスン
2019年11月20日(水) 19:00-21:30 東京・荻窪アレクサンダーテクニークのグループレッスン
2019年11月25日(月) 14:00-16:30 東京・荻窪アレクサンダーテクニークのグループレッスン
つぎのような課題がある方のための個人レッスンまたはグループレッスン。アレクサンダーテクニークの原理を生かして、上達を阻む癖をやめていくレッスンです。
詳細はこちらをご参照ください。
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- 演奏中、演奏後に違和感、痛み、ひどい疲れを感じる
- 手が小さくて、手を開くのが苦手
- 「腕の重さで演奏しなさい、弾きなさい」と注意を受けるが、どうやってよいのか分からない。
- 脱力が分からない
- お腹の支えが分からない
- 初見の曲を演奏するのが苦手(練習すると疲れる)
- 演奏の音がこもる。広がらない。
- ペダリングで脚が重い。間に合わない、右足首がいつも筋肉痛。
- 苦手な曲がある。あるいは演奏しにくいフレーズがある。
- リストが苦手
- バロック音楽の演奏が苦手
- 速いパッセージが苦手。あるいは、速いリズムでかろうじて弾けるが、リズムについていけない。
- オクターブが苦手。。手や腕が痛くなる。指が届きにくい。
- 大きな音(フォルティッシモ、フォルテ)が苦手。音が出ない。あるいは大きな音で演奏すると、雑音が混じりやすい
- 跳躍が苦手
- 上行が苦手、下行が苦手
- 連打が苦手
- 小さい音(ピアニッシモ、ピアノ)で演奏するのが苦手。音が入りにくい。音が出ない。
- クロスバンドが苦手。
- 本番で上がりやすい。緊張しやすい。
- 音の粒がそろわない。
- 音の密度が乏しい。
詳細はこちらをご参照ください。
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