ご報告:3月3日(木)宇都宮大学教育学部音楽専修の方たちにアレクサンダーテクニークの出張講義

宇都宮大学の正門
宇都宮大学の正門

2016年3月3日(木)は早朝に出発。午前中に、宇都宮大学教育学部の音楽専修の学生さんたちにアレクサンダーテクニークボディマッピングの講座をしました。

教育個性化プロジェクトという事業の一環です。

春休み中に急遽開催することになった講義にもかかわらず、30名近くの生徒さんたちがいらっしゃいました。

 

2時間の講座で、最初の1時間は

  • アレクサンダー・テクニークの基本(インヒビションとディレクション)

について行い、

  • 「からだ」の重心を下ろそうという意図を使わずに安定支える方法
  • 全身を伸びやかにし、かつ協調させて”力の通り道”を開く方法

について、ゲームを用いながら行いました。

 

 

 

インヒビションについては、用語集インヒビションを参照してください。

ディレクションについては、用語集ディレクションを参照してください。

 

 

 

その後、演奏のアクティビティのレッスンをしました。

声楽科の方たちとのレッスン-首と背中と股関節が解放されると、声量も響き方も変わる

 

あがり症のホルン奏者の方とのレッスン

音がつぶれがちなピアノ奏者の方とのレッスン

 

今回の講座のよかった点は、私たちの可能性を示せたことです。いろんな課題は存外簡単に解決することができることを示すことができました。

反省点は、もう少し行うことを絞ってもよかったかもしらないということです。課題の解決が一瞬で終わってしまいますので、魔法ように感じられたかもしれない。それは私の本意ではありませんので。

 

 

午後は、フルート奏者の方、ピアノ奏者の方、マリンバ奏者の方の5名の方たちと個人レッスンをしました、

 

講座開催に尽力くださった、新井恵美先生ありがとうございました。

 

前に宇都宮出身のI川さんからおいしい餃子屋さんを教えていただいたのですが、ほどよく全身がつかれていたので、まっすぐ帰りました。

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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのプロフィールの詳細