2007年頃にアレクサンダーテクニークのレッスンをたくさんして、枯渇するような感覚を覚える
今回のテーマは、自分自身のエネルギーが喪失するように感じる現象と、その解決のためのヒントについて書きます。
急にレッスンが増えてきた時期、自分自身が枯渇していくような感覚を覚えました。
アレクサンダーテクニークの教師としてスタートを切ったばかりのときには、まったくそんなことは考えませんでしたが。
私の場合は、それまで毎月30レッスンくらいしかしていなかったのに、2007年1月から急にレッスンが増えて、それから2009年の3月まで、1ヶ月に個人レッスンを100レッスンしなかった月はありませんでしたし、140レッスンを超える月もザラでした(グループレッスンは、このレッスン数にはカウントしていません)。
とにかく私の場合は、2007年に急にアレクサンダーテクニークのレッスン数が増えて、それで、心身にそれまでにない疲労感を覚えるようになりました。
アレクサンダーテクニークのレッスンをたくさんして感じた疲労の対処法
ちょうど日本の現代催眠の草分けである、故吉本武司先生のお講座を受け始めた時期で、そのお蔭でずいぶん楽になりましたが、今に至るまで役に立っている別の大きな柱は、アレクサンダーテクニークのベテランの教師で、ボディマッピングの祖である、ウィリアム・コナブル博士とのワークでした。
コナブル博士から、教えていただいた、心的・肉体的エネルギーを補充するやり方は、非常に効果的で、ある意味東洋的でした。
試行錯誤しながらなので、時には危なっかしいこともありましたが、健康にお仕事を続けることができました。
有り難いことです。
さて、ここからが本題です。
みなさんは、足の裏や股関節辺りから、エネルギーが漏れていくような感覚を覚えたことはありませんか?
私には、あります。
世の中には電磁波過敏症というものがあって、
その方たちは、蛍光灯から発する微弱な電磁波でも
ダメージを受けるそうです。
私は電磁波過敏症ではありませんが、多少電磁波に
敏感なようで、携帯電話の電磁波がダメです。
頭痛がします。
そういう訳で、サラリーマン時代に義務としてケイタイを持たらされた時期以外は、PHSを使っています。
ところが、ある時PHSを新型に切り替えた時、急に体調が悪くなり、腰痛になり、エネルギーを喪失するように感じ始めました。
このように突発的な出来事をきっかけとして、エネルギーを消失する感覚を覚えることがあります。
例えば病気をしたとき
骨折などの大きなけがをしたとき
手術をしたとき
とてもエネルギー的に消耗しているように感じる人と接したとき
このような場合、どうするか。
できるだけ速やかにアレクサンダーテクニークのレッスンを受けましょう。
しかし次のいずれかの場合には、この文章が役に立つかもしれません。
もしすでにある教師からレッスンを受けていても、効果がない場合
身近にアレクサンダーテクニークのレッスンを受けることができる教師がいない場合
セミスーパインの手順をします。これもひとりでやるやり方をアレクサンダーテクニーク教師からきちんと学んだほうがよいのですが、それができない場合には、こちらをご参照ください。
セミスーパインの横たわりの手順をすると、呼吸に伴う全身の動きを感じることができます。立ちあがっている時に比べ、違和感や不調もより感じられるかも知れません。
重要なことは、気持ちよさでも、居心地の悪さでも、感じるときに、その情報が脳みその方にやってくることを許すことです。そうして、上ってきた情報について批判を加えない。
そのようにすると、不調で縮んでいた「からだ」は、徐々に元の大きさに戻ってゆくことができます。
これをしばらく毎日続け、感覚情報との付き合い方は、基本的には起きて活動中にも同じようにする。
しばらくしたら、エネルギーを消失する感覚から回復し、自由になることができます。
7層のボディマッピングや内臓のボディマッピングを併用されることもお薦めします。
次に体験されるのは、あなたです。
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