2016年3月3日(木)の午前中に宇都宮大学教育学部の音楽専修の生徒さんたちに、アレクサンダーテクニークをご指導させていただきました。授業の中でおふたりの声楽家の方たちとレッスンさせていただきました。
声楽を専攻される方に歌っていただいた後、手を繋いだスクワットをしました。
頭部と腕・胴体と脚を伸びやかにすると、股関節が解放されることを学んでいただくためです。
そして、歌うときに、股関節が解放されると、声の響きが変わります。
残念ながら、大きな変化が起きても、その生徒さんはお気づきにならないことがよくあります。他の方は変化に気づいても、ご自分ではまったく分からない。。。
これはその方の音楽的な技量とは一切関係ありません。
レッスンを継続していただくと、その質の変化について、ご自分でもわかるようになります。
この生徒さんは、まったく実感がわかなかったようです。もう少し、きちんと変化があったことをお伝えすべきでした。
今後の反省材料とさせていただきます。
次の声楽家の方は、身体感覚に関する勘がよい方で、歌もうまい方でした。
全身が伸びやかになり、特に胴体の奥行きを思い出して、股関節も解放されると、声の大きさや響きが変わるのをすぐにご本人も実感されました。
2016年3月3日(木)午前中に、宇都宮大学教育学部の音楽専修の学生さんたちにアレクサンダー・テクニーク&ボディマッピングの講座をしました。このブログ記事はその報告です。
全体で行ったこととまとめは、『ご報告:3月3日(木)宇都宮大学教育学部音楽専修の方たちにアレクサンダーテクニークの出張講義』をご参照くださいませ。
発声に関して課題の借る声楽家や歌い手の方は、下記のリンクをご参照くださいませ。
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