アレクサンダーテクニーク札幌レッスン
2016年3月の札幌でのアレクサンダーテクニークとボディマッピングのグループレッスンで、ピアノ奏者の方とレッスンしました。
アレクサンダーテクニーク初回参加の方から呼吸がしづらくなったというネガティブ・フィードバック
はじめていらしたピアニスト(ピアノ奏者)の方から、レッスン中に
「はじめてアレクサンダーの原理を使って演奏してみたら、呼吸しにくくなった」
というフィードバックがありました。
2003年に教え始めた頃でしたら、
「そんなはずはないだろう!」
と思っていたでしょうが、経験を重ねた今思うのは、そういうことは起こりうるということです。
+
+
アレクサンダーテクニーク初回体験で呼吸がしづらくなったのは自律神経がついていかないから
と申しますのも、生徒さんにとっては、今までとは異なるやり方で行うのですから、自律神経系の交感神経(逃走・闘争反応を司る)と背側運動核からスタートする迷走神経(ポリヴェーガル理論によると凍りつき反応を司る)が過剰に活性化して、そのような事態になりうるのです。
アレクサンダーテクニークの原理を使って、体験的に新しい呼吸の有効性を理解する
このような場合には、興味を引くような別の経験をして、安全なのだということを脳幹と小脳レベルで理解して頂く必要があります。
そこで、後ろから捕まえてもらって、歩くゲームをしました。
ふつうに歩こうとすると、力いっぱい前に進もうとても、歩くことはできません。
しかし、アレクサンダーテクニークの原理を使って、呼吸に伴う背中側や胴体の側面の動きを大事にすると、容易に歩くことができます。
再びアレクサンダーテクニークを使ってピアノを演奏する
この後で、この方に、背中側や胴体の側面の動きに注意を向けていただきながら、アレクサンダーテクニークを使って、全身を伸びやかにして演奏していただきました。
より容易に力強くピアノが演奏できることをご経験いただきました。
この日の札幌でのアレクサンダーテクニークとボディマッピングのレッスンで、全体で行ったことやまとめは、下記のリンク先へ
お悩みのあるピアノ奏者向けのアレクサンダーテクニークとボディマッピングのレッスンの詳細は下記リンク先へ。
コメントを残す