昨年に引き続き、4月27日(水)に、東京学芸大学教育学部の音楽専修の学生さんたちを対象にアレクサンダーテクニークのお講座を致しました。音楽専修入門セミナーです。簡単にご報告をします。
正門に着いたら、看板が新しいものに張り替えられていました。4月も下旬なので、昨年の4月の講座では楽しむことができた桜もさすがに終わっていて、緑が濃かったです。
朝8時50分からの1時間30分の授業です。
30数名の方たちにアレクサンダーテクニーク原理をお伝えしました。4名の方に前に出てきていただいてアクティビティのレッスンをしました。
今回は、あがり、本番での過度な緊張をテーマにする方が多かったので、あがり、舞台本番での過度な緊張、いわゆるステージ・フライトとは生理学的にどのようなことが起きているのかということを、多重迷走神経論(ポリヴェーガル理論)を使って説明しました。
ステージフライトに関して、多重迷走神経理論を使った解説はこちらをご参照ください。
実は次にさらっとアレクサンダーの原理を説明してアクティビティのレッスンに移ろうと思ったのですが、生徒さんを見てプランを大幅に変更し、かなり詳しくアレクサンダーの原理について説明しました。
その後で、ピアノの方、ヴァイオリンの方、声楽の方、そしてピアノの方にレッスンしました。
アクティビティ
特に本番になると伸びやかさがなくなり、呼吸が浅くなるという課題をお持ちの声楽家の方とのレッスン-Lasciar d’amarti
。
結び
これを機会にまたあの方たちとレッスンする機会があるとよいのですが、先のことは分かりません。
昨年に引き続き、ピアニストの辰巳京子さんにアシスタントをしていただきました。
清水和高先生、学生の皆さん、辰巳京子さん、どうもありがとうございました。
コメントを残す