ご報告:弦楽器の有志のグループのご依頼でアレサンダーテクニークのレッスン-2019年9月15日(日)

バイオリン奏者、ビオラ奏者、チェロ奏者、エレキギター奏者の弦楽器・撥弦楽器のアレクサンダーテクニークのレッスンをご受講された有志グループ
弦楽器の有志グループ

この前の日曜日2019年9月15日に、アマチュアオーケストラの有志の弦楽器奏者の方たちのグループに呼ばれて、アレクサンダーテクニークとボディマッピングのグループレッスンをしました。3時間のグループです。

 

次のような課題をお持ちでした。

    1. 演奏中・演奏後に首や肩や腰が疲れる&痛くなる
    2. チェロのA線を弾くと、腕の長さが足らない
    3. 弓の長さが足らない(なぜ?)
    4. 弓を重く使えない(弦に重さを伝えられない)
    5. 移弦が苦手
    6. 左手の移動が苦手
    7. ハイポジションが苦手
    8. 等々の課題をお持ちの方たちです。 
         

 

基本的な動き

最初の1時間10分くらいを使って、

  • 視野に関する注意(内側を見るような目をしない、視野を狭くしすぎない、広くしすぎない)
  • 右を向く、左を向く、
  • 腕を持ち上がる、降ろす
  • 立ったり、座ったり

という私が選んだ基本的な動きをアレクサンダーテクニークを使って行なって

いただき、今までとの違いに気づいていただきました。

 

生徒さん「全体がつながって、動くのですね」とおっしゃったので、

私「それをアレクサンダーテクニークでは、全身のコーディネーションがあると

言います。

お洋服のコーデではなくて、身体の各部分がそれぞれの役割を果たしつつ、つまりそれぞれの方向に動きつつ、全体としてまとまりのある状態です」

と説明を入れました。

 

生徒さんがこういった動きにリアリティを感じられない場合を除くと、私はかならずグループでも、個人レッスンでも、単純な動きのなかで、これまでとの違いに気づいていただくようにしています。

 

演奏

その後で、演奏に関するアクティビティに入り、それぞれの方たちがお持ちの課題を解決してゆきました。

その合間にも、ウォール・ワークや立ったり座ったりなどのプロシージャーを行います。

写真は、最後にみなさんで合わせていただいたときの写真と全員の集合写真です。

 

弦楽器のアンサンブルに役立つアレクサンダーテクニーク

弦楽器のアンサンブル

弦楽器の合わせは呼吸が鍵になります。その呼吸に関することを最後に行ない、最後にみなさんで合わせて演奏いただきました。

 

 

弦楽器奏者向けのレッスンのご案内はこちらに。

弦楽器・撥弦楽器を演奏される方のためのアレクサンダーテクニーク1日講座

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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのプロフィールの詳細