旭川レッスンのご報告その2：2016年7月9日（土）アレクサンダーテクニークゴスペルのグループCrystal of Joy様主催

個人レッスン

昼食の後、この日ももう１つのメインイベントである、旭川を中心に活動するゴスペルのグループCrystal of Joy様主催のアレクサンダーテクニークの講座の会場へ。

ここで衝撃の事実が！　なんとこの会の主催者で、今回のワークショップをオーガナイズしてくださった、上森さんは夜のクラスにいらっしゃらないそうです。ガーン。こういった講座で、だれも知り合いがいないのって、ちょっとやりにくい。でも、与えられた条件で最大限のことをするほかに選択肢はありません。

講座の前に、金子幸子さんという方が個人レッスンを受けてくださいました。個人レッスンでは、施術のアクティビティもされました。

アレクサンダーテクニークの基本は、インヒビション（私たち自身委に余裕を与えること）とディレクションで、このプロセスによって、私たち自身をその場のアクティビティに合わせて、私たち自身が調整することです。

このレッスンと続くグループ講座では、インヒビションについて、「ぬいぐるみさ～ん、ぬいぐるみさ～ん」で得られる自律神経の状態ということで説明しました。

金子さんの視点で書かれたブログはこちらへ。

とても文才があり、楽しいレッスン記録になっています。

ちなみに私の中には、姿勢チェックや至誠強制と概念はまったくないです。そもそも「姿勢」というコンセプトすらありません。あるのは「勢い」があるかどうか、すぐに動けるのかどうかです。

ただし、私の価値観やアレクサンダＳ－テクニークの考え方を押し付けることにも興味がありません。少しずつ経験を重ねていかれる中で、新しいコンセプトが育っていくとよいなあと思います

グループ講座の前におひとり個人レッスンでしっかりつながった方がいて、続くグループ講座が楽になりました。

グループ講座　ゴスペル・グループ　Crystal of joy

今までも楽器店さんや吹奏楽団や自衛隊の音楽隊などの大人数のグループで教えたことがございましたが、今回はちょっとそれまでのレッスンとか変えてゆこうという意図が初めからありました。

忘れられないグループレッスンがあります。2004年にイギリスのオックスフォードで開催された、F.M.アレクサンダーイギリス上陸100周年を記念して行われたアレクサンダーテクニークのインターナショナル・コングレスの開会式で、とある声楽家でアレクサンダーテクニーク教師の方が行った歌声のＷＳ．グループのリードがとてもすばらしかったのを覚えています。

私は声楽家ではないので、直接歌のついて私がリードするのではない別の方法で同じようなことができたらと、ずっと思っていました。

今回はようやく長年の希望が叶い、アンサンブルのワークショップになりました。