アトランティスに続く道

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かつて仙台にお住まいになった、ヒーラーである科学者であるNaokoさんの個人レッスンでのご経験のシェアリングです。Naokoさんの今はなきブログから転載しました。

なお転載のご許可はいただいております。

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科学者でありレイキマスターであるNaokoの、ありのままな日常。

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2007年04月06日

アトランティスに続く道

・・・ヤツが、四月いっぱいでここを去ります。 談話室で皆を集めて、夏の研究所イベントの出し物について話し合った後に、公式で聞かされました。 一瞬耳を疑いました。

契約が切れるのは私の卒業と同時なので、そのときにいなくなるのだと思っていました。

ダンプカーに撥ねられたようなショックで、私は言葉が出ませんでした。

隣に居た後輩が、「どこへ行くのですか?」と聞きました。 私は海外でもおかしくないと思っていましたが、とりあえず日本でした。 何をするのかも聞いていません。 どの企業なのか、研究所なのかも聞いていません。 それを咄嗟に聞く力も無いほど、ショックでした。

歩いていても足元の感覚がありませんでした。

この先の不安も勿論あるけれど、私にはまともな指導をしてくださる人がこれで一人も居なくなってしまうから、 でも、それよりも何よりも、淋しいよりも前に、下に書いたことがいちばんに出てきました。

ヤツとの間にある、わたしの果たしたいこと。 私はまだそれを果たしてない。

ふらふらした足で、「今やらなくちゃ」と思い扉を開いたら、そこにはヤツの他に人が居て、とても二人きりで話せるような雰囲気じゃなくて。 霊気の伝授とアレクサンダーテクニークの個人レッスンがあったので、 「『今』だけど、今ではないのかも」と思って、話すことも出来ずに学校を去って、今戻ってきました。

当然のことながら、ヤツは帰っていて、部屋が真っ暗でした。 レッスン&伝授に向かうとき原付を走らせながら、初めて失うという感情を感じて泣きました。

でも、少し泣くと不思議と涙が止まりました。

伝授の方を先にしたおかげで、霊気が身体中を通過して、少し落ち着きました。

それからレッスンを受けたのですが、ヨガマットの上に寝転がってボディマッピングをしながら、再び涙が出てきました。

アレクサンダーテクニークをして身体じゅうの緊張が解けると、抑圧した感情の解放が起こったりすることがあります。

ひろひこ先生が、「その感情を後頭部目の後ろよりも少し上と、頭のてっぺんに繋げます。そしてそのままお腹のほうにある感情を、お腹と頭の後ろと上の間でぐるぐる回します」と指導してくださり、その通りにしたら、なんだか不思議な感覚になりました。

意識がはっきりしながら、身体が宙に浮くように軽いと同時にずっしりと重く、天井に向かって冷静に見開かれた私の眼から、しばらく涙が滴り落ちました。

「アトランティスの叡智」を読みながら、分かったようで分からなかった部分を、このとき体験したのでした。

「思考と感情を統合すること。」 ・・・人は冷静に泣くことも出来るんだ。

そう言ったら、先生は「冷静に怒ることも出来ます」と教えてくださいました。

なかなか伝わりにくいかもしれないけれど、これがとても大切なことなのです。 冷静に怒り、冷静に泣けること。

それは、ありのままの感情を全身で感じきることであり、今この瞬間を生ききるという、とても大切なこと。

人生そのものが、朝生まれて夜死ぬだけの毎日になること。 Naokoがここ最近ずっと辿り着きたかったのは、この状態。

わたしが太古の昔に普通に出来ていたことなのに、長い長い歴史の中で、どうやってしていたかを忘れてしまったの。

でも、今再びその状態に戻るときが近づいている。 自分の弱さを、勇気を振り絞ることなく明るみに出せること。 自己嫌悪も葛藤も超えて、ためらい無く。 自分自身の思うことと感じることが一致していること。 自分自身の全てを愛することも、霊気を学んだのも、百万の否定をひとつひとつ取り払って自分自身を救いだそうとしたのも、自分自身を信じることを何度も決めなおしたのも、全てそれを思い出すため。

葛藤を超えて、自分自身の全てがひとつになった状態を思い出すため。 思慮深い方法で、愛ある方法で、目の前の現実を創り上げていく力を養うため。 現在は少しぼ~っとしています。

自分自身がこれからどんどん素敵になっていくために、今生の目的のとても大きな部分を果たすために、私にはしなければならないことがあります。

その目的について、生まれる前から「やる」と決めてきた出来事について、「今やるか、もう二度とやらないか」と、迫られたのだと思いました。

私は今生を素直に生きるために、「直子」という名前を選んで生まれて来ました。

だから、今やります。私は私の目的を果たします。 みんなどうか力を貸してください。 どうか背中を押し続けてください。 あと20日間。 私は今度こそ、少年に想いを伝えます。 明日はすぴこんです。

posted by Naoko at 20:17| Comment(4) | TrackBack(0) | たましいのお話

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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのプロフィールの詳細