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かつて仙台にお住まいになった、ヒーラーである科学者であるNaokoさんのご経験のシェアリングです。Naokoさんの今はなきブログから転載しました。
Naokoさんにとって、2回目のグループレッスン(第5回仙台WS)での出来事を生き生きと綴っていらっしゃいます。
立ったり座ったりするときに新たな気づき。
腕を上げたり、下ろしたり。
見ながら横を向くことが不得手であることへの気づき。
テーブルワーク(文中の「ボディマッピング」は「テーブルワーク」に置き換えて読んでください)。
階段を上ったり、下りたり。
パソコンを使ったり。
押したり、引いたりのゲーム。
微笑むこと&ささやきのアー。
なお転載のご許可はいただいております。
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科学者でありレイキマスターであるNaokoの、ありのままな日常。
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2006年07月25日
アレクサンダー・テクニーク、2回目
そういえば、レポート報告するのがすっかり伸ばし伸ばしになっていたわ~。
大分記憶が断片的になってきたのだけれど、思い出せる範囲で書いておこうっと。
(復習の意味も込めて・・)
ワークの先生は、先週のすぴこんにも登場されました、ひろひこ先生です。
今回集まった方は、事務関係のお仕事をされていながら格闘家でボディーワークに精通している方、歯科工学のお勉強をされていながら乗馬をたしなんでいらっしゃる方と、私の3人。
少人数というわけか、かなりかな~~り濃い内容になりました。
先ずは定例の「座る・立つ」の動作から。
お二方とも、立つ座るの変化に「おおお」、「???」。
Naokoは2回目ということもあり、流石にこの辺は大丈夫やろ~と思っていたが、
やっぱり新たに発見。
ポイントは体重の移動と、頭の方向性。座るときは、プラス足を曲げるタイミング。
カタツムリの歩みと同じくらい、ゆっくり動いてみたら、きっと違いに気付くはず。
ちなみに自然な身体の動きをすると、どの位置で止まっても楽です。
続いて、腕の上げ下げ。
やった後、肩の高さが右と左で全然違って、実際にされた方の肩が落ちていた~。
余分な力を抜くと、ここまで違うのか。
「この腕の上げ方・下げ方をすると、腕の上げ下げをする度に肩が楽になっていきます」
ひろひこ先生のお言葉。
「腕を吊るしている肩の骨は、横に真直ぐに付いているのではなく、身体の前面に被さるように付いている」
「肩のラインから上に腕が行くときは、鎖骨と肩甲骨も一緒に上がる」
「腕を使うときの筋肉は、背面では肩から腰の辺りまで、前面では胸全体に渡る大きな筋肉である」
当たり前のことだけれど、なかなか気付かないよね。
そして、私の「座る・立つ」に行こうとするが・・・
ここで、今回一番の驚き(恐怖?)を味わった、「目のワーク」が入った。
ただ座ったまま横を向いて、前を向く動作。
なのだけれど、Naokoは前を向くときに首の動きがデジタルで、「ガッガッ」って感じにぎこちなく動いていた。
自分でもこのとき初めてそう動いていることに気づいたのだけれど~
「デリケートに頭が動いて~」
先生に頭を持たれて動かしたときに、首から離れて頭が宙に浮いたようになって。
頭の中の平衡感覚を司る器官が、狂った。
視界、ガタガタ。
脳内麻薬出てたと思う。
同じ方向にぐるぐる勢い良く回った後のようだった。
座っていても倒れそうだった。
恐怖を訴えたその次に、再び目のワーク。
頭の後ろからものを見るというもので、これが出来るようになると全身の連動がよくなるそうで。
しか~し。
「後ろに、上に、後ろに、上に・・・」と目の表面から観る感覚を後ろにシフトしていくと。
あ~ら大変。焦点が思いっきりずれて、ぼやけて何も見えなくなっちゃった。
・・・・_| ̄|○
先生泣かせの私。
続いてボディーマッピング。
これは個々人毎に、非常に静かに行われました。
私の場合は、このまえやったときと、ちょっと感覚が違った。
骨盤から足のくっついているところが、思っていたより内側だった。
ここ何週間かの間、左の骨盤になんだか違和感があったの。
多分マウスを左に持ち替えてからだと思うんだけれど。
先生に申し上げたら、どうやら尾骨周辺が縮んでいたらしい。
お尻がたるまないように~って思って、常日ごろから引き締めていたからだなぁ。
「一日一回は寝転がるように」とのアドヴァイス。
ちょっぴり反省した。
それから外へ出て、「走る」と「階段の上り下り」。
雨上がりの広瀬川が見えて、とても気持ちよかった。
走る実験、確実に足速くなってました。
階段の上り下りも、それぞれが納得した模様。
私はこの前のレッスンを受けてから、階段の上り下りについては大分気を使っていたつもりだったのだけれど~
やっぱり新たに発見がありました。
「全身の繋がりが上手くいっていると、着地の衝撃は背骨を伝わって頭から完全に抜けて行くから、降りるときのガクガクとした感覚は無くなる」
歩くときも然り。
お昼の後は、PCの入力のときの姿勢、武道の動作、本を読むときの頭の位置について。
私はプラス波動画を書くときの腕について。
PCのキーボードは、なるべく身体の近くにあった方が良いそうです。
腕を伸ばして作業をするのは、無理な姿だそう。
本を読むときに首が辛くなることについて。
あまり頭を下に向けなくても読める。
左右の骨盤をしっかり椅子に立てて、その状態から身体を少し前へ傾ける。
いずれにせよ関わってくるのは、やっぱり「目」。
自ら「見よう」とするのでなくて、「視界に映像が入ってくるのを受け入れる」感じ。
但し、やり始めるとその情報量の多さに、脳はいっとき混乱します。
同じようにして論文読もうとしたんだけれど、首は疲れないんだけれど内容が頭に入って来なんだ。
困ったなぁ。慣れるまでがんばるしか無いかしらん。
ひろひこ先生が変なメガネを持っていた。
一見サングラスなのだけれど、黒いレンズ(?)に穴がいっぱい空いていた。
「ピンホールカメラ」の原理なのだそう。
光が焦点を結ばずに直接目に入ってくると、普段見ているよりも視界が明晰になる?
実際に文字の見えない距離からそのメガネをかけると、読めなかった文字が何故か読めた。
びっくり。
今回のワークで、心にのこった質問。
「最小限の力で最大限の効果を発揮する動き。それが素晴らしいと分かっちゃいるけれど、行為をやった実感がしない。意識はやった実感を求める。で、ついつい元の効率の悪い動きをしてしまう。それが問題。」
そうなんだよねぇ~。
身体の動きの変革は、同時に自らの意識の変革でもある。
やっぱり避けては通れないものね。
でも、身体を動かすことで、普段気付けない自分の無意識に気付けるところが、アレクサンダー・テクニークの素晴らしくもあり、恐ろしくもあるところだと私は思う。
ヒプノセラピーと、根っこが同じだと思うの。
自分の中に刷り込まれた、古くなった要らない情報を、新しく置き換えてあげるの。
でもその作業は、ときには過去に残した痛みに気付く作業でもあって。
痛みを思い出したくないが為に脳がそれをごまかしたとき、あるいは「催眠」に対する思い込みや知識が先行してがんがら締めになっているとき、催眠では降りて行けないこともあるかもしれない。
身体はいついかなる時でも嘘をつかないから。
アレクサンダー・テクニークは、整体やヒーリングとは違って、自分が自主的に動いて気付いていくものだから。
ヒプノで降りていけない人は、いっかい試してみるといいかもしれないと思った。
最後に「押す・引く」のワークをして。
ここでも全身を協調させて動くと、少ない力で効率的にものを動かせることを再発見。
わたしはドアの開閉の際に肩が外れるのが悩みで。
それも、「腕を支える筋肉共に、腰を入れて股関節を同時に使う」ということをして、重い扉も無理なくスムーズに開けることが出来るようになった。
後は質問タイム。
「首と顎関節の係わり合いは?」
口を開いて、顔の力を抜くワーク。
笑顔で居ると、首を始めとする肩全体の筋肉が柔らかくなることを発見。
という訳で、今回も盛りだくさんのワークショップでした。
参加者の個性がそれぞれ異なって、でも同じくらい濃くて。
とても楽しかったです。
・・・ひろひこ先生が次回に仙台にいらっしゃるのは、9月の連休だそうな。
自分の動きを通して、意識の変革をしたい方は是非。
posted by Naoko at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | からだ→こころ
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