2019年5月8日(水)に東京学芸大学の音楽専修入門セミナー-で行ったピアノ奏者の方に行ったレッスンのご報告です。
全体の講座の総論の内容については、東京学芸大学音楽専修入門セミナー-2019年5月8日(水)をご参照ください。
ピアノの演奏
胸を張った極端な”正しい姿勢”だと演奏できない。演奏できる”姿勢”と、右手が下行、左手が上行するときのやり方、スケール、フォルティッシモの楽な出し方を駆け足で行いました。
ピアノを演奏できる”姿勢”
女性誌に載っているような頭を極端に引いたり、胸を張りすぎたり、デコルテをきれいに見せるために肩を後ろに回して下ろすと、二の腕を下におろす広背筋が緊張して、二の腕が上がりにくくなります。
それでは鍵盤に指が向かうのがものすごく難しくなり、ピアノが上手く演奏できるはずはありません。
スケール(上行・下行)
両手が上行するときには、右の股関節は内旋、左の股関節は外旋する。そのようにすると、両手が鍵盤の右端に行っても、左の座骨にも重さが残るので、
(1)からだを支えるのが楽である。
(2)そのまま下行したり、下行方向に跳躍するのが楽になる。
ところが多くの方は右の股関節を外に開いたり、左の股関節を若干内旋させるので、右の腰で支えなければならなくなり、全身が硬直して演奏しにくくなる。
フォルテ
股関節を解放することと、座骨への方向が鍵になります。
そして胴体全体、特に頭やわきの下や背中やお腹を押し下げないことも重要です。
2019年5月8日(水)に東京学芸大学の音楽専修入門セミナー-で行ったピアノ奏者の方に行ったレッスンのご報告です。
全体の講座の総論の内容については、東京学芸大学音楽専修入門セミナー-2019年5月8日(水)をご参照ください。
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