著者 芳野香先生
出版社 誠信書房
私がかつて個人レッスンを受けていた、芳野香先生の名著。
芳野香先生は、日本人初のアレクサンダーテクニーク教師でもあります。
この本には、芳野香先生の人間存在に対する深い洞察が書かれています。
例えば、ネコの砂かけという微笑ましいエピソードを取り上げながら、私たちが私たち自身にに都合の悪いことを「なかったこと」にしてしまいがちなこと。
演奏する方たちの中には、作品を完成させようとする人たちと、単に演奏をコミュニケーションの道具(手段)にしようとする人たちとがいること etc.
アレクサンダー用語のプライマリー・コントロールに関する、先入観を打ち砕く考察については、衝撃を受けると同時に、読むたびに深く納得します。
プライマリー・コントロールの一般的な定義は、こちらに。
プレイマリー・コントロールに関するアレクサンダーテクニーク教師 かわかみ ひろひこ の個人的な見解は、こちらに。
プライマリーコントロールは脳でなにが起きているのか-ウィリアム・コナブル博士が教えるアレクサンダーテクニークのプライマリーコントロールとフロー体験の類似点は、こちらに。
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