アクティビティ・レッスン

アレクサンダーテクニークで、アクティビティのレッスンをやる教師たちがいる。私もそのひとりだ。

 

レッスンで何を行うかは基本的には教師が決めるが、アクティビティのレッスンでは、生徒さんのリクエストに基づいて、レッスンを行う。

 

ところがこのアクティビティのレッスンという名前で呼ばれているレッスンもクセモノで、随分前にグループレッスンで、
「アレクサンダーテクニークを使って。ヴァイオリンを演奏したい

という生徒さんのリクエストに対して、延々と楽器ケースに近づいて、楽器を取り出すことを何度もやらせたレッスンを見たことがある。

 

そこまで極端な例は少ないのだが、教師が生徒さんがやりたいことを勝手に変えてしまう例は、教師トレーニング中に同級生たちや後輩の方たちがやるのをたくさん見てきた。

 

私もやったことがある。

 

ある時そのことに気づいて、それからは本当に気をつけているが、今でも絶対にやっていないとは言えない。

 

同様なことに、生徒さんの質問やリクエストを、生徒さんの文脈ではなく、教師自身の文脈で、誤解して、その五回に基づき、回答する。。。そういうものもたくさん見てきた。

 

他の人がそれをやっていると、本当によく「見える」のだ。自分がやっているかどうかはともかく。。。

 

私も絶対にやっていないとは言い切れない。

 

言い切れないが、できるだけ注意しようと思う、

 

 

初出 facebook 2013年5月1日

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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
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