先日のユング心理学研究会セミナーでは、かわかみさんの素晴らしい指導場面※1を見学する貴重な機会をいただきありがとうございました。
いままで音楽演奏者たちが長い期間の師弟間のスキル伝授で行われていたテクニックノウハウが、目の前の私たち見学者にも納得いくテクニックのポイント指導とボディマッチング図解説明で、はっきり見える効果を見学できたのは全く驚きでした。
50名近い出席者にとってもまさに魔法の空間の2時間だったと思います。なお当日レッスンに参加くださった6名のフルート、ホルン、ビオラ、声楽等の若手演奏家は殆どレッスンにはじめての方々と聞いていますが、レッスン前と後の演奏ではご本人たちの自覚の感想はもとより、私たち見学者にもはっきり音と表現力に進化のあとが感じられました。
かわかみさん、これからも更に多くの若きアーティストに方々に、是非夢と希望への手助けをしてあげてください。
ユング心理学研究会会長 大橋幹夫
※1 2013年4月18日(木)ユング心理学研究会主催のイベントとして、若い演奏家6名の方たちへのアレクサンダーテクニークの公開レッスンを行いました。聴講された方は50名でした。
ちなみに、アレクサンダーテクニークを発見したF.M.アレクサンダー(1869-1955)はC.G.ユング(1875-1961)とは同時代人です。
二人のあいだに邂逅はなく、共通の知り合いはいませんでしたが、F.M.アレクサンダーの生徒であったイギリスの作家オールダス・ハクスレーは、ユングとは面識はありませんでしたが、著作の中でユング思想とアレクサンダーテクニークの両者について、同じ論考の中で扱っています。
プロフィール
東京都出身、東京大学法学部卒、石油会社社長、経済同友会員、
文化美術財団評議員(現)、ユング心理学研究会会長(現)
ユング心理学研究会
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