
新しい生徒さんたちからのお問い合わせに衝撃を受けました!!!
ある場所でアレクサンダーテクニークのレッスンを受けていらしたそうなのですが、「実際に演奏することに使ってみたいので、グループレッスンを受講させてください」と。3人の弦楽器を趣味で演奏されるグループです。
前の先生の名前というのも教えてくださいまして。。。あれ? バーストウ系だな? その方の先生がアクティビティもされる方として有名なので、ますます???
バーストウ系というのは、アレクサンダー・テクニークを発見して体系づけたF.M.アレクサンダーの直弟子のマージョリー・バーストウというアメリカ人の女性の弟子やさらにその弟子たち、またその弟子たちのことです。
生徒さんが持ってきたアクティビティについて、アレクサンダー・テクニークの原理を用いてレッスンすることで有名です。もっともいわゆる伝統派と言われる方たちの中にも、アクティビティのレッスンをされる方たちもいらして、私自身別のアレクサンダーの直弟子のエリザベス・ウォーカーさんから歌うことについてレッスンを受けたことがございます。
それでも、アクティビティに特化しているのが、バーストウ系の特徴です。私自身は最初の先生がマクドナルド系だったこともあり、いわゆる伝統的なプロシジャ(手順)を使ったレッスンも好みますし、自分にも役だったから、生徒さんにも教えています。
しかし、それでいっそう生徒さんご補陰人のされたいアクティビティがより向上するからという理由もあります。
だから私はバーストウ系の中では、反逆者です。しかし、アクティビティのレッスンに対する探究心はだれにも負けません。
アクティビティ/レッスンについては、こちらをご参照ください。
以前別のアレクサンダー教師で、ほとんど生徒さんが持ってこられたアクティビティをされない方とお話したことがあって、私はその方がバーストウ系だと思っていたのですが、その方はそういう感覚はまったくないそうなので、それで納得しました。生徒さんが持ってきたアクティビティをアレクサンダーレッスンで行うのは、世界的な潮流としては少数派ですから。
しかし、今回のことは、どう受け止めてよいのか、1時間くらい考え込みました。
結論。レッスンでなにをするのか決めるのは、個々人のアレクサンダー教師だということ。
いわゆる伝統系といわれる系統でも、例えばマクドナルド系のなかにも、私自身がレッスンを受けてきた過程で豊かなバリエーションがあることを理解してきました。
バーストウ系については、生徒さんがやりたいアクティビティをきちんと教えることができるかどうかだけしかないと思ってきましたし、自らのスキルを磨いてきました。
しかし、バーストウ系の教師たちも、その個々人の問題意識の持ち方でレッスンのやり方を変えてゆくものなのでしょう。そして、優れたものには花が咲き、そうではないものは消えてゆく。。。とも限らないけれど。。。
だとしたら、同じバーストウ系だからと言って、仲間意識も過剰な期待も保つ必要はないな。。。
マージョリー・バーストウさんについては、こちらに。
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