アレクサンダーテクニーク教師森朝さんが月刊ピアノに掲載
ヤマハミュージックメディアから毎月でている月刊『ピアノ』にアレクサンダーテクニーク教師の森朝さんが取り上げられています。カラー6ページ。
実は2019年にヤマハミュージックメディアさんからでたピアノとアレクサンダーテクニークに関する本は3冊出ました。
- 『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』かわかみひろひこ著 2019年2月
- 『ピアニストのためのアレクサンダー・テクニーク 』森 朝 著 2019年5月
- 『ピアノと友だちになる50の方法 からだの使い方』小野 ひとみ 著, 小原 孝 監修 2019年8月
真ん中の本が森朝さんの本です。1冊だけ、B5版で、サイズが大きいです。他はA5版です。
時系列的には、拙著がいちばん最初にでましたが、企画が通ったのは、2017年12月で、実は企画のスタートはいちばん最後でした。。。ということは、最近知ったのですが、それはさておき。。。
森さんは、3人の著者のひとりで、3人のなかでは、唯一ピアニストです。
ちなみにアレクサンダーテクニーク教師の私かわかみひろひこの妻も、ピアニストさんです。
アレクサンダーテクニークの記事の紹介
さて、今回の記事は全部で6ページ。
最初の2ページには、2つのことが書いてありました。
1つ目。アレクサンダーテクニークの簡単な紹介。
2つ目。音色と音の質について、ドイツ留学中に教授から注意され、今までとは違ったアプローチをするためにアレクサンダーテクニークのレッスンを受け始めた。そして、アレクサンダーテクニークのレッスンを受け始めたら、注意されなくなったというご経験が書いてありました(なんという大雑把な要約)。
詳しくは雑誌を買って読みましょうね。
そして、残り4ページは、カラーでアレクサンダーテクニークを紹介。ピアニストのみならず多くの方に役立つであろうワークの紹介もあります。
おそらくhands on back of the chairから編み出したと思われるオリジナルの指と手のワークも紹介されています。
詳しくは、ご自分で読んでくださいね。
アレクサンダーテクニークで、なぜ音が変わるのか?-かわかみひろひこの見解
森朝さんのご見解は、雑誌をご覧になってくださいね。
以下は私の見解です。
アレクサンダーテクニークによって、全身がのびやかになり、「からだ」のなかに、あたかも”力”の通り道ができるから。そして、効率よく物理的なエネルギーが伝達されるから
力んだ状態は、押し下げ=頭や四肢の胴体への引き込み、胴体をつぶすこと が起きており、力感があるけれど、有効に物理的なエネルギーがスチール製の弦に届きません。反対に、抜けすぎても、届きません。
具体的なテクニックは、アレクサンダーテクニークの原理に基づいて書いた、拙著『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』に書いたので、ご覧ください。
アレクサンダーテクニークによって、脳のなかの身体地図が少なくとも、フェルト付きのハンマーヘッドやダンパまで拡張するから
脳の中の身体地図をエスケープメントに上手く拡張できない場合の拡張の仕方は、アレクサンダーテクニークの原理に基づいた書いた拙著『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』をご参照ください。
またこちらのコラム『ハーフ・タッチについて—杉谷昭子先生の訃報を聞いて』も合わせてご覧ください。
ピアノに関節技を掛けないから
ピアノに関節技を掛けない。これは実はページが足らなくて、拙著に書けませんでした。
コラム『アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこが推奨する、ピアノのしなりを使った奏法』をご参照ください。
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