東京学芸大学での講義風景

東京学芸大学での講義風景

5月17日(水)に引き続き、6月17日(水)東京学芸大学の第1時間目の授業で、アレクサンダー・テクニークを教えました。

 

5月17日のレポートはこちらをご覧ください。

 

前回の5月のクラスのあとで、

「次回のクラスの方がより専門的が多いと思います」

と清水先生から伺っていました。

前回のみなさんに関してもじゅうぶん専門的だと感じたので伺ったときに???と思いました。しかし、今回のクラスを行って、意味が分かりました。すばらしく熱意のある方たちでした。

 

 

声楽家の方おふたり

ピアニストの方おひとり

クラリネット奏者の方おひとり

フルート奏者の方おひとり

にパフォーミング(演奏)のレッスンしましたが、みなさん演奏が素直で、変な癖が少なくて。この変な癖というのは、なにかを表現しているように見せようとして過剰になにかのフリをするという意味です。

そういう余計な癖がなくて、それがとても清々しかったです。

私はちょこっと、ご自身を押し下げたり、押しつぶしたりする癖をなくすお手伝いをしました。

今回もアシスタントをピアニスト&ピアノ演奏教師

のの辰巳京子さんにお願いしました。

高い声を出すときのディレクションを指導中 その1

高い声を出すときのディレクションを指導中 その1

おひとり目の声楽家の方と。

全身を伸びやかにする基本のディレクションを経験していただいた跡で、

表情筋と胴体の周りの筋肉(体壁性随意筋)を解放するディレクショッンを指導しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高い声を出すときのディレクションを指導中 その2

高い声を出すときのディレクションを指導中 その2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピアニストさんと。

全身を伸びやかにする基本のディレクションを経験していただいた後。

「からだ」が伸びやかになると、ボールの跳ね返りが変わることを経験にしていただいています。

たいへいのかたは、ボールを下につくときに、脇の下を押し下げます。別の言い方をすると、胸から腕に向かう筋肉、背中から腕に向かう筋肉を共収縮させます。

すると、肩や腕や場合によっては腰などの「からだ」への負担が大きい割には、ボールに力が届きません。実はピアノの演奏で、鍵盤に指が降りて行くときにも、同じようなことをしがちです。

しかしその共収縮をやめると、鞠つきするときの「からだ」の負担が減り、しかもボールの跳ね返りが大きくなります。

ビジュアル的にも、筋感覚的にも同時に理解していただくと効果が高いです。

「からだ」を伸びやかになると、ボールの跳ね返り方が変わる その1

「からだ」を伸びやかになると、ボールの跳ね返り方が変わる その1

「からだ」を伸びやかになると、ボールの跳ね返り方が変わる その2

「からだ」を伸びやかになると、ボールの跳ね返り方が変わる その2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広背筋の役割を説明

広背筋の役割を説明

ピアニストさんに広背筋の役割を説明しています。

ピアノの演奏

ピアノの演奏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伸びやかなまま。演奏すると、

必要な力(重さ)が鍵盤に伝わり、鍵盤から戻ってくる反作用の力(反力)も全身に分散します。その結果、

「からだ」への負担や違和感が少なくなるだけではなく、

ご自分のイメージにより近い表現ができるようになり、音の響きが変わります。

 

 

 

 

 

 

 

クラリネット(木管管楽器)奏者とスキップ その1

クラリネット(木管管楽器)奏者とスキップ その1

クラリネット(木管管楽器)奏者とスキップ その2

クラリネット(木管管楽器)奏者とスキップ その2

 

木管楽器のクラリネット奏者の方が、速いパッセージを演奏するときに、窮屈になって思うように演奏できないということでした。

「からだ」を伸びやかにするための基本的なディレクションをご経験いただいた後、

伸びやかにしたまま、いっしょにスキップしました。

速いパッセージを演奏するためのディレクションを体得していただくためです。

 

胴体から腕に向かう筋肉を解放するディレクション

胴体から腕に向かう筋肉を解放するディレクション

そもそも楽器を構えたときに、二の腕や胴体に負担がかかるということでしたので、

腕を持ち上げるときの頭と胴体のディレクションを経験していただいた後に、

胴体から二の腕に向かう筋肉を解放するディレクションを経験していただいています。

 

そうすると。楽器を構えたときに肩や二の腕に負担がなくなりますし、

演奏中の呼吸も楽になります。

 

 

 

 

 

 

クラリネットの演奏

クラリネットの演奏

 

当然ですが、思い通りの演奏に1歩近づきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭の方向と視界の広さ

頭の方向と視界の広さ

おふたり目の声楽家の方。

頭の方向と視界の広さ(左右だけではなくて、斜め上も斜め下も、上も下も)に注意を向けます。

 

そうするところで、前庭系に働きかけることができ、力まなくても、「からだ」のサポートがしっかりします。ナチュラルに重心がおります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭部の押し下げが減り、背中の押し下げが減ります。

頭部の押し下げが減り、背中の押し下げが減ります。

 

全身を伸びやかにする基本のディレクションによって、結果として姿勢も変わり始めます。

 

頭を極端に押し下げ、背中側を斜め前方下に押し下げる姿勢をよい姿勢とよぶ雑誌の記事もよく見かけますが、デタラメです。
お仕事で出会ったすべての医師とリハビリ職の方たちが同意してくださいました。

 

よい子のみなさまと、紳士淑女の皆様は、けっして女性誌推奨の”良い姿勢”をなさらぬように。首こり・肩こり・腰痛・場合によっては虚血性頭痛の原因になります。

 

 

 

 

喉の解放とともに、股関節の解放が発声の鍵

喉の解放とともに、股関節の解放が発声の鍵

全身を伸びやかにする基本のディレクションによって、発声に関わるところでは、喉を解放する必要があります。

 

あまり注目する人はいらっしゃらないようですが、股関節を解放することで、発声の自由度や表現力はさらに高まります。

管楽器でも同じです。

 

 

 

 

 

 

フルート奏者の方に、管楽器への指の添え方を変えると、手の負担が減ることを説明しています。

親指周辺の解放その1

親指周辺の解放その1

親指周辺の解放その2

親指周辺の解放その2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全身をを伸びやかにするディレクションはすべてのアクティビティに基本的には共通しますが、フルートやヴァイオリンやヴィオラやギターなど、左右半身が非対称になる楽器では肩甲骨や二の腕を解放する独特のディレクションを思うと、有効です。

フルートの演奏 斜め前方から

フルートの演奏 斜め前方から

フルートの演奏 正面から

フルートの演奏 正面から

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

RIMG0093-s講座の後、清水先生とお話してから、構内探検に出かけました。途中でクラスに出ていた方たちにお会いしました。

ふたりめの声楽家の女性がいらして、気持ちよさそうに歌っていらっしゃいました。

ちょっと離れたところから会釈してくださいました。

ああ、楽しかった。