ピーター・グルンワルドさんのアイボディの個人レッスンを受けました-2016年6月23日

本日2016年6月23日(木)の午前中は、アレクサンダーテクニーク教師で、アイボディ教師のピーター・グルンワルドさんの個人レッスンを受けました。

 

ここ数年アイボディの個人レッスンは、お弟子のマティアス・アードーリックさんのレッスンを受けていたのですが、ピーターさん、なんだかすごくなっていました。

 

 

「全身麻酔受けたことある? 網膜の裏側の細胞がフリーズを起こしているよ」と言われ、

そうなのよ、マティアスさんとレッスンしていても、急にそこで意識が飛ぶんだよね。

それでピーターさんの指示で”プレゼンス”と意図してディレクションを思うと、あっという間に解ける。

SEのセッションにも似ていたけれど、速い。そしてプレゼンスがあるから安全なのかなと思っていました。

 

なんでも、ピーターさんは麻酔医の方とレッスンすることがあって、麻酔薬を吸入しているせいなのか、愛ボディで扱うシステムの一部や多くがが凍りついていることが多いそうなのです。私のそれはちょっとそれに似ていたのだとおっしゃいました。

ちなみにSEのというのはSomatic Experiencing、人間の生理的機能に着目した身体志向のトラウマ療法です。私はそちらのセッションもします。詳細はこちらに。

 

終わった後のからだのバランスが違う!、まだ多少引きずっている喉の違和感が消えて、ものを食べたときのかみ合わせと力感がまるで違う。

 

 

ここ数年テオリア観照)に興味があって、何人かの瞑想の先生の門を叩きました(なかにはしょうもない方もいらっしゃいましたが、長期休みに入った小山一夫先生のジニャーナ・ヨーガのクラスはたいへん質が高く面白かったです)。そして、”皮膚脱落”までは経験しました。

 

今もテオリアへの興味はやみません。意味論的哲学井筒俊彦先生の「神秘哲学-ギリシアの部」は今後も私の愛読書であり続けるでしょう。

 

しかし、私は”身心脱落“には興味があまりないのだなと。あるいは主体と客体がいっしょになる境地(悟りの境地)には興味が無いのだなと。

 

井筒先生の世界に対する態度は、今後も見習っていくでしょう。しかし、井筒先生のお考え-「一者と合一できないのは論外」という考え方には必ずしも賛成できません。

 

最近はマインドフルネス・ブームですが、簡単に肉体から離れないで、その際(きわ)のところでワークを続けることの可能性の豊かさを感じました。宮本武蔵という方は、五輪書のなかでそれを”観の目”と呼んでいます。私は迷わずそちらに進んで参ります。

 

 

 

 

スケジュール

ほぼ毎日、東京荒都荒川区町屋)や池袋荻窪渋谷にて個人レッスンをしています。

横浜の大倉山や三ツ沢上町にて、月に2‐3回平日の水曜日を中心に横浜個人レッスンをしています。

東京・神奈川(横浜その他)・埼玉・千葉・茨城等への2-10名の出張レッスンも随時行います。

出張講座・研修随時受付中です。

少人数のレッスン主体の全国出張のご依頼随時受け付け中です。

    アレクサンダー・テクニークの学校2016年7月の予定です。   7月6日(水) 9:00-17:00 横浜・大倉山個人レッスン     7月8日(金) 9:15-12:00 札幌グループレッスン1   7月9日() 9:15-12:00 旭川レッスン   7月10日() 9:15-12:00 札幌グループレッスン3 7月7-8日(木-金)、7月10日() 札幌個人レッスン     7月13日(水) 18:20-20:50 東京・幡ヶ谷グループレッスン

効果的な力・重さの伝え方

全身の”力の通り道”を開き方を学びます。 それを通じて ピアニストの方には重量奏法-重力奏法(腕の重さで弾くこと)のほんとうの意味を 弦楽器奏者の方には、効果的に弦に力を乗せる方法を ボディワーカーの方にはクライアントさんへの効果的な力あるいは重さの伝え方を学ばれるでしょう

    7月15-17日(金-) 福岡個人レッスン 7月15日(金) 18:40-20:50 福岡グループレッスン1 7月17日() 9:15-12:45 福岡グループレッスン2       7月20日(水) 9:00-17:00 横浜・大倉山個人レッスン     7月23日()9:15-11:45 東京・幡ヶ谷グループレッスン

指の動き、運指を自由に

腕のラセンのディレクションを使って、活動中の指の自由な動きを取り戻します。 ピアニストの場合には、オクターブを弾きやすくします。 管楽器奏者・弦楽器奏者のの運指の改善に

    7月25日(月) 14:00-16:30 東京・荻窪グループレッスン

効果的な力・重さの伝え方

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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのプロフィールの詳細