2016年6月25日(土)は11時から18時まで、川口香世子先生が主催されるKKアロマ様にて、アレクサンダー・テクニークの講座をしました。
12人のリフレクソロジスト、アロマセラピストの方たちがいらっしゃいました。
今回の受講者の方たちの中には、6月4日の日本リフレクソロジスト認定機構(JREC)主催の講座にいらした方たちも多く、そのとき気づいたことを踏まえ、今回はまったく初めての方たちにアレクサンダーテクニークのミニレッスンをした後で、活動中の自律神経系をいかに落ち着かせるかというところからスタートしました。
「ぬいぐるみさ~ん、ぬいぐるみさ~ん」を使うと、こちらが思っていた以上に、自律神経系が落ち着き、タッチが優しく、深くなりまいた。
4パターンに場合分けし、相手には知らせないで行うと、だいたいすぐに注意の向け方を変えたことが相手に伝わります。自律神経系が変わると、非接触の状態で、半径6メートル以内の人に影響を与えますが、手でクライアントさんに触れればなおさらです。
つまり、クライアントさんの自律神経系が落ち着き、ぐらいアントさんの皮膚と筋肉が柔らかくなり、それだけでも、クライアントさんが柔らかくなり、指が入りやすくなります(働きかけやすくなります)。
そうそう、今回はグループ内のシェアリングの時間と、グループごとにどんなことを経験・発見したのかについて話していただく時間をたくさん取りました。 結果的に当初思っていた以上に、グループレッスンのやり方を大幅に変割りました。
自律神経系が落ち着くと、いかに質が変わるのかということを十分に体験した上で、アレクサンダーテクニークのミーンズ・ウェアバイ(今必要なこと)を踏まえたディレクションのレイヤーを重ねつつワークを続けました。
どうしてそのようにしたのかというと、アレクサンダーテクニークは自律神経がその状況に応じた適切な働きをしている状況で、より効果が高まるからです。
セラピストの交感神経がより活性化した状況では、クライアントさんの交感神経もより活性化し、皮膚も筋肉も固くなり、結果的にセラピストの手や指の働きかけが入りにくくなり、クライアントさんは「このセラピストは手が硬い」と思うのです。
従来よりも1クッション増やしたのです。。
マッサージテーブルに両手を置いて、全身と胴体から腕に向かう筋肉や肘周辺の筋肉や、指を解放するワーク(hands on back of the chairを変形させたもの)や “マイナスの手“もKKアロマ様でははじめて公開しました。マイナスの手にこんなに時間を掛けた講座はやったことはありませんでした。
本日以降のセッションに活かしていただけたらと思います。
出張グループ講座のご依頼はこちらに。
出張グループレッスンのご依頼はこちらに。
コメントを残す