おはようございます。アレクサンダ-テクニークの学校の かわかみ ひろひこ です。
2月下旬から全国の書店や楽器店で、私の2冊目の本『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)が発売されました。
この本は、舞台の本番や大事な場面で緊張したり、あがったりすること(音楽家のあがり症、音楽心理学で言うところの音楽演奏不安(music performance anxiety))を解決して、舞台の本番で実力が発揮できるようになるためのワークブックです。
書店様にお礼参りをしていますが、1冊目の本は音楽のコーナーにのみ並んでいましたが、今回の新刊は、次のコーナーに並んでいることもあり、著者の私が驚いています。
- エクササイズのコーナー
- 心理学のコーナー
- スポーツのコーナー
- アウトドアのコーナー
類書に書いてあること
緊張やあがり症を防ぐ目的の類書には
- メンタルを強くする
- 交感神経と副交感神経とのバランスを取る
- 舞台の本番や大事な場面をストレスととらえ、ストレス・コーピングを行う
- 大事な場面で緊張するのは、これから大きな仕事をするために、アドレナリンやノルアドレナリンが出て、からだが準備するから、慌てなければ大丈夫
と書かれています。
この本の特徴
しかし、それでは多くの方にとって、うまく行きません。
なぜならば、
- 緊張したり、あがったりするのは生理的な反応です。その生理的な反応が場面にマッチしていないことが原因です。刺激に対する からだの反応を変える必要があります。
- うまくいくときには、以下のことができます。
- 共演者の意図を誤たずに瞬時に読み取ることができる
- 自分の意図が瞬時に共演者に伝わる
- 観客の反応を演奏に取り込んで、ライブ感のある演奏ができる
- あたかも観客と一体化して音楽を生み出す
それが交感神経(典型的には逃げるか、戦うか)と副交感神経(消化・吸収・排せつ・睡眠・睡眠中のデトックス・リラックス)とバランスを取ることで実現できますか?
- アレクサンダーテクニークの原理の1つインヒビションとよく似たインナーワークのガルウェイさんの『インナーゲーム・オブ・ストレス』はストレスコーピングを前提に書かれていますが、ガルウェイさんの本の中で唯一面白くないし、その通りにやっても到底うまく行くとは思えません。
ちなみに私はガルウェイさんの大ファンです。 - 多くのお悩みの方にとっては、ほとんど役に立たない気休めです。それで改善された方は、お悩みが深かったかもしれませんが、もともと症状が軽かったのです。
帯の“「メンタルが弱い」が原因ではない”は、木暮太一先生と雑談した折りにおっしゃったお言葉を序文に書いたら、編集者の方が帯に書いてくださいました。木暮先生、ありがとうございます😊
この本は、最近注目を集めている自律神経に関するポリヴェーガル理論を取り込んで(最近、春秋社その他から扱う本が6冊以上出ています)、からだの反応を変えていく具体的なワークを29個も紹介している超優れものの本です(自画自賛!)
とは言っても、人によっては合う合わないがございますでしょうから、書店様や楽器店様の店頭でお手に取って、「ご自分の本だ!」とお感じになった方がご購入くださいませ。
SNSでの拡散のお願い
本を入手されたら、表紙や帯の写真を撮って、SNSで本のタイトル(とできれば出版社)を書いて、「入手しました」だけでよいので、文章をUPしてください。
『実力が120%発揮できる! 緊張しない からだ作りワークブック』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)
そして、ハッシュタグに
#緊張しないからだ作りワークブック #あがり症 #緊張
と必ず入れてください。
もし文字数に余裕がございましたら、次のハッシュタグもお加えください。
#アレクサンダーテクニーク #ボディマッピング #ソマティックエクスペリエンシング
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もし余裕がございましたら、ぜひアマゾンの書評をお願いします。高評価を受けた本は売れるので。
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