某アレクサンダーテクニーク教師から夜な夜な相談に乗る
2004年の秋ごろから、数ヶ月にわたって、アレクサンダーテクニーク教師のジェレミー・チャンス氏からトレーニング・コースが収益を上がられないというメールや電話があって、夜な夜な相談に乗りました。いつもいきなり電話がかかってきて、1回について何時間無料で相談に乗る。。。
私が某アレクサンダーテクニーク教師に行ったアドバイス
私から行ったアドバイスは3つ。
アレクサンダーテクニーク教師養成コースで働いているスタッフを大事にすること。
当時のアレクサンダーテクニーク教師養成コースのスタッフは、トレーニー(訓練生)で授業料を免除していただくかわりにスタッフになる方が多かったのですが、スタッフになってから体調不良のため、アレクサンダーテクニーク教師養成コースのトレーニング自体をやめてしまったり、休んでしまったりする方たちが続出していました。
スタッフさんたちをこき使うのはやめなさいということと、
「スタッフに休みを与えないのに、自分だけ長期休暇をとって遊びに行くのは、日本では経営者にあるまじき姿ですよ。スタッフはやる気を失いますよ」
と申しました。
アレクサンダーテクニークをだれに広めてゆきたいのかターゲットをはっきりさせる
つまり、だれにでも役立つメソッドだと、だれの心にも響かないという当たり前のことをその20年間教えているというアレクサンダーテクニーク教師に言いました。
スタッフではないアレクサンダーテクニーク教師から生徒さんをご紹介いただいたときには、なんらかの感謝の気持を示す
この頃は、私も含めスタッフではないアレクサンダーテクニーク教師が生徒さんをジェレミーさんのスタジオが招いたベテランのアレクサンダーテクニーク教師のワークショップに紹介しても、お礼を言わないどころか、その生徒さんに猛烈に営業を掛けて囲い込もうとしていました。
そのことで私の生徒さんから相談を受けたことが何度もありました。
毎回の相談の後に、
「改革が成功すればJさんはよい人だし、やろうとしていることも社会的に意義があるから、うまくいきますよ」
と必ず申し上げました。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこが突然ちゃぶ台返しに遭う
ところが冬になって、いきなり彼の奥さんから電話がかかってきて、
「Jが、KSさんとKIさんを首にして、あなたとTさんを雇いたいと言っている」
と言うのです。
「今までお話していたことは、いったいどうなったんですか?」とお聞きしたところ、
「そんなことはどうでもよいから、Jといっしょに働きたいかどうか」
私は答えました。
「私は今までどうでもよいことは言いませんでした。それをどうでもよいとおっしゃる方とは組めません。ずっとおふたりに学校を譲ると言っていたのに、クビにするのはあまりですし。
もしTさんが働くとしたら、きちんと雇用保険のこととかしっかりやってください」
そのようにお願いしました。
私の予想に反してTさんもジェレミーさんと一緒に働くことになりました。
あなたたちは、うちのアレクサンダーテクニークのスタジオの生徒を奪っているという問題発言
そして2005年の5月。ジェレミーさんたちが在京の日本人教師たちの多くを集めて、
「アレクサンダーテクニーク教師たちが生徒をATAから取っている。だからホームページのリンクも外す。あなたたちも自律してください」と経営コンサルタント氏から話がありました。
私が名古屋に2週間行っているあいだのことだったので、私はその場にいませんでしたが、KSさんからお電話をいただき、そういうことを言われたと涙ながらに訴えられました。
「それで黙っていたのですか?」私は尋ねました。彼女は答えました。
「外国人のベテランのアレクサンダーテクニーク教師のワークショップに生徒さんを送り込んできた。生徒さんを奪っているなんてとんでもないと言ったけれど、聞く耳を持ってくれない」
私は裏を取るために、複数の出席者に確認を取りました。確かにそのやり取りはあったということでした。
次にJ氏のアレクサンダーテクニークのスタジオのスタッフになっているTさんに事実関係を尋ね、事実だったら謝罪をして欲しい旨をお伝えました。彼女から返ってきた答えは、信じられない内容でした。
「事実だから」
正直怒りがこみ上げました。今と違って、キャシー・マデンさんのアレクサンダーテクニークのワークショップにさえ外部から5-7人しか来なかった頃です。
直前のキャシーさんのアレクサンダーテクニークのワークショップにいらした、外部の生徒さんのうち、4人はKSさんの、3人は私の生徒さんでした。
「Tさん、貴方の生徒さんはひとりも来たことがないよね?」という言葉を飲み込んで、
「それっておかしくないかい?」と言いましたが、ムダでした。
その後何度が英語でJさんにそのことを訴えましたが、ナシのつぶて。こんなことはすぐに解決できると思っていたのですが、甘かったです。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこの決心
私はまっとうにアレクサンダーテクニークのレッスンを続けて、アレクサンダーテクニークの研鑽を続け、アレクサンダーテクニークを、F.M.アレクサンダーの発見を伝えていこう。生徒さんと新しい発見を続けようと決心しました。
アレクサンダーテクニークの学校のメルマガ
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