更新日:2009年9月7日
(2009年9月7日公開) ご趣味で卓球をされているKNさんのアレクサンダーテクニークのレッスンのご経験のシェアリングです。ご本人のご許可をいただき、公開いたします。たいへんウィットに富んでいる文章で、思わず大笑いしました。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
仙台に来られるというので、この機会に、かわかみさんのアレクサンダーテクニークレッスンを受けさせていただきました。
こう言うのもなんですが、身体が軽くなるとか、確かに、わかりました、…しかし、レッスン中は、感動するほどの劇的効果は、イマイチ感じられませんでした。楽器の演奏者でもない自分には、あんまり差し迫っては必要ないかもなぁ~、なんて気も。
…で、今日、実際に卓球の練習に、そのアレクサンダーテクニークの理論を応用するよう、心掛けました。
なんと、その効果は、驚愕に値しました。
す、すごい。マジで
一応は攻撃型なのに、苦手だった“フォアハンドの攻撃”(←考えてみると攻撃型なのに攻撃が苦手というのはビョーキと言えるような大変な問題だった)が、バンバン入り、ワンランク実力がアップした感じです。
ボールに向かって身体を移動させるのが楽になったのです(←理屈は秘密にしときます)。しかも、今までのようには疲れません。
アレクサンダーテクニーク恐るべし!目標だった“省エネ卓球”に向け、たった一日のレッスンで、かなり近づいた感じです。
もしかして、…ジャズ・ピアニストで卓球まで強い、羨望の念を禁じ得ぬあのJazz_kさんの“動き”には、…今思えば、外ならぬアレクサンダーテクニークで教わるのと同じ原理が、知らずに、自然に働いていたようにも思えて来ました。
ピアニストであることが、卓球にいい影響を及ぼしているのではないか、…と、常々疑っていたのですが、ちょっと、謎が解けたような気がする。
不肖、私は、得意なはずの卓球で、今まで、身体の使い方を誤っていたわけです。いやぁ~、驚きです。
しかも、私は、その卓球での身体の使い方で、“自分の問題そのもの”にも、全然気づいていなかったのでした。
なので、今回の縁がなければ、自発的にアレクサンダーテクニークの指導を受けようとするモチベーション自体がなかったかも、…。これはまるでシンクロニシティーのギフトみたいな感じです。感謝
それにしても、私のように、自分の問題そのものを自覚していないケースは多いはずで、アレキサンダー・テクニークの“有り難み”に、事前に気づくことはかなり難しいと思いました。
…そのように、アレキサンダーテクニークの凄さは、実際に信じて使ってみないとわからず、…先生であるかわかみさんは、一般ピープルにその真価をアピールするのが大変だろうな、…とは思いました。
使ってみないとわからんからなぁ~。
喜んだ私は、早速、卓球場の指導者の方に、アレクサンダーテクニークについて語ろうとしたら、身も蓋も無く、「興味ないから、…」と言われちゃいました。ううむ。
『アレキサンダーテクニーク』という名称も、『ナポレオン・ヒルの成功哲学セミナー』とか『ポール・J・マイヤーのSMI』とか、法外な授業料を請求される自己啓発セミナーの類いに似て、インチキ臭く受けとられる原因になってるかもなぁ~。
先入観で、かなり損してるかも
コメントを残す