アマチュア・ピアノ奏者MUのアレクサンダーテクニークのレッスンのご感想

生徒さんのご感想の目次(インデックス)へ

公開日:2009年1月23日

2008年6月から仙台で、アレクサンダーテクニークの個人レッスン・グループレッスンを受けてくださっているアマチュア・ピアノ奏者MUさん。

今回掲載するのは2009年1月に受けられたアレクサンダーテクニークのレッスンのご感想です。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

ピアノ演奏のためのアレクサンダーテクニークのレッスンの記録

頭・首・胴体の関係に注意する・・・
でも、これはピアノ演奏に限らずすべての動作に共通することで

アレクサンダーテクニークを使って、バランス・バールで跳ねる

最初にアレクサンダーテクニークのレッスンでやったこと、バランス・ボールに座わる
足を床に着けたまま、座った姿勢で(ボールはその場からズレないようにしておく)はずみをつけて上にボンボンとからだを弾ませる

この時に頭と首と胴体がひとつの長くて大きなものというふうに意識すると
そして、頭がリードして、というふうに導くと
最初どこかに違和感があったその動作が
とても軽く自然に上に弾むという状態になる

からだから余計な緊張がなくなり、そうすると
こころもリラックスできる

頭・首・胴体・・・

アレクサンダーテクニークのセミスーパインのワーク

立ったままのセミスーパイン
セミスーパインは横たわり、膝を立てた状態
これの立ったままでの状態
なので壁に寄りかかる
そして片方の手ずつ、一本ずつ指を引っ張ってもらう(軽く)
その時の頭・首・胴体は
長く大きく・・・
指を引っ張ってもらうことで長く大きなひとつの胴体として
確認できる
指を引っ張られても動かない自分
引っ張られないようにしようとすると
自然に頭・首・胴体が一体になる?感じ

で、これのひとり版、壁なし版、イス利用型セミスーパインも教えて
いただく

頭・首・胴体

アレクサンダーテクニークを使って振り向く

それから後ろを振り向く動作
とても普通の動作なのだけれど
日常どおりにやってみると
(足の位置はそのままに、多少は動くけど)
腰、または膝、首のどこかに緊張がある

それで、また、頭・首・胴体がひとつの長くて大きな、
そして頭がリードする
というふうに導くと
無駄のないとても自然で効率のよい振り向き図ができあがる
あ、振り向く時に後頭部を意識するというのもポイント

頭・首・胴体

あ、振り向きから
そうそう、からだをその姿勢の延長で回転まで持って行く、左右に・・
そして腕を自然にぶらぶら
からだの回転に自然に巻き付いて行く
その時に
からだを回転させるのは
足から順番にその力、回転を上へと伝えて行くのだけれど
自分のからだを伝わって行く力をCGででも見ているみたいな
感じがしておもしろい
えーと、自分で自分を見るって感じです

アレクサンダーテクニークを使ったクロス・クローリング

あ、
そうそう、右肘と左膝、左肘と右膝を交互に付けるっていうのもあった

頭・首・胴体

アレクサンダーテクニークを使って、ふたりで頭をつけてハイハイ

四つん這いの姿勢で、先生も同じ姿勢で
向かい合ってお互いの頭頂部をくっつける
そして、わたしが前進すれば先生は後退、
先生が前進すればわたしが後退
この時にも、頭・首・胴体が
長く大きく、そして頭がリードする
お互いに頭同士で押し合っている状態から
首や肩や頭などに不要な力を入れずに
楽に自然に先生を押して前進できる
この時には
長い大きなひとつの胴体をとても意識することができた

頭・首・胴体

アレクサンダーテクニークのレッスンで学んだこと

アレクサンダーテクニークのレッスンで行ったこれらのワークから
からだが覚えたことは
頭・首・胴体の関係性に注意することが
理にかなった動きへと導き、心身の緊張を解くことにもなるということ

そして、
わたしがいつも忘れがちなのは脇
脇を下げすぎること
そうすると細かいパッセージを弾く時にちゃんと音が入らない
もちろんろくに練習をしていない部分なので適当に弾き倒しているのだけれど
それにしてもこの脇はいつも重要だと思いながらも忘れる
脇をあげることで気持ちが音に出る
弾いていて
わーい♪
て気分になります

で、
また思ったこと・・・

(中略)

アレクサンダーテクニークのレッスンを受けた動機

・・・・・
わたしの課題は
誰かがいると超緊張して、ちゃ、ちゃんと弾かなくちゃー
え、えーとな状態を克服することだった
そして
アレクサンダーテクニークのレッスンを受けてみようと思った

ブランクがかなりある再開で
ド緊張病

弾き方、これはからだ的なことに問題があることは自覚していたので
(昔弾けたのにどうしてこんなに弾けなくなった!? または逆に弾けるものも)
何かどこか絶対におかしいし
そのうえド緊張しているわたしを解放したーい!
もっと楽しくピアノ弾きたい!

そこで出会ったアレクサンダーテクニーク

そして
幸運にも、先生はピアノの演奏者のレッスンを多く手がけていらっしゃる
方だった!!

こうして、
わたしの課題について
ちゃんと具体的に、
いつでも
あふれるおもいをピアノでうたえるわたしになれるように
こうすればいいよという
道が出来ちゃったことは
とても幸運なことに違いない!


これ書きながら思うわたしなのでした

アレクサンダーテクニークの理にかなった動きを取り戻す

うん、やっぱりね
からだで覚えるというか
元々理にかなった動きをすればいいはずなんだけど
理にかなわない動きも楽々できちゃうから、人間て・・・
で、知らない間にあちこち故障したりするのよね

そして、
理にかなった動きがこころにもたらすものって大きくて
こころで、からだに聞いたりするもんね
なんかイイ感じなんですけどー

あー
特に今回は同じテーマのレッスンを繰り返していただいたことは
からだに叩き込んだー的で
とてもよかったかなと思っている

そして
やっぱり頭・首・背中のためには
セミスーパインて大事!!!

とても思った

生徒さんのご感想の目次(インデックス)へ

アレクサンダーテクニークの学校のメルマガ

次はあなたがアレクサンダーテクニークのレッスンを受ける番です。

アレクサンダーテクニークの学校のメルマガ登録

アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのレッスン
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのレッスン

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのプロフィールの詳細