ピアノ愛好家の方からのアレクサンダーテクニークのレッスンのご感想

先日のアレクサンダーテクニークのレッスンでの境界を強くするワークはおもしろかったです。

その前に視覚野について、
あがりを和らげるためのひとつとして興味を惹くようなものを見つけるように見る、この見るということのおもしろさをことさら実感しました。

ピアノを弾くことは自身のからだに意識を向け、自身の表現をかなえるためにあれこれとからだと対話するわけですが、誤解のうえにはそれは成り立たないわけで、本当の自分(からだ)はどうなっているの?についてアレクサンダーテクニークのワークはまずそのことに気付く、そしてそこから対話を進めて行くための技術だと思っています。

自分自身、脱力や支え、については本当に少しずつ自覚するに至って来たわけですが、それでもなお「誤解」の部分があり、そのことについてアレクサンダーテクニークのレッスンを受講することにより、また気付きを深めて行くことが出来ると感じています。

そして、境界を強めるワーク、皮膚皮膚、をしなくても、満員電車の中では出来ませんので、そのことにそこに(皮膚)、意識を集中することと、視覚野に世の中を写す(笑)ことで全く自分自身の世界は揺るぎのないものになります
おもしろいです

このことは仕事中にも試していて動じない図々しい自分(笑)がいてすると物言いも変化する自分が恐いです(笑
仕事よりもより思い入れの強いピアノのことになると少し揺らぎがありますが以前よりもだいぶ楽にはなった分次の課題も見えて来ました。。。

自分自身の中のエモーショナルな部分とそれを表現するための冷静さの共存です
感情が入って来た時にそのエネルギーをどこに持って行くのか、どう放つのか、です

このことは、さぐりさぐり意識しながら弾いているつもりですがこのことを考えるのもおもしろいです

感情を表現する冷静さ、相反するようですが、相反するという考え方が間違いなのではないかと思っています

自分が発した音を聴き瞬時に次の音へと繋ぐことによって、発した音を聴き次の音を判断する、という感覚があれば、表現するのは音なので、その音を聴くことは冷静さであり、発する音は感情を表現しようとする音。。。

この聴くということがカギかなと思っています

けれど、このことに集中する自分がなければこれはかなわないわけで、するとやはり境界を強くするワークがおもしろいのです
これは日々実践して行けるワークでもあるので今も実践中です

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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのプロフィールの詳細