トランペット奏者とのアレクサンダ-テクニークのレッスン-2018年3月22日

アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひことのレッスンはトランペットの演奏に役立ちます2018年3月22日(木)に札幌で、初回のトランペット奏者の方とアレクサンダーテクニークのレッスンしました。

 

通常はアレクサンダーテクニークの伝統的なプロシージャーを行ってから、演奏のアクティビティに入ることが多いのですが、この方とは、演奏のアクティビティから入りました。

 

プロシージャーについては用語集のプロシージャーをご確認くださいませ。

アレクサンダーテクニークの演奏のアクティビティのレッスンでは次の3つのことをしました。

  1. 楽器を軽く構える方法、しかも息が入りやすくなる
  2. 呼吸の支えを強くできる意外な方法2つ(呼吸と視界)
  3. 高い音の出し方

 

 

アレクサンダーテクニークを使った、トランペットを軽く構える方法、しかも息が入りやすくなる

コラム『管楽器奏者の楽器が重いという課題と、呼吸がしにくい、息が吸いにくいという課題を一挙に解決する』にまとめていますので、まずそちらをご参照ください。

その上で、トランペットに特徴的なことは、

  • 演奏中にベルが胴体から離れて前方に行く。
  • 演奏中に両腕が身体から離れて前方に行く。

 

楽器にも腕にも重さがありますので、胴体からの距離が離れるほど、腕や胴体にかかる負担は増えます。

 

そして、このときに前方の重さとバランスを取るために、背中側を押し下げやすい=胴体を反りやすくなりますが、そうすると次のことが起こります

  1. 背中側の筋肉、特に広背筋が緊張して、二の腕を下ろそうとするので、楽器を重く感じる。腕が疲れる
  2. 息を吸うときに背中側が膨らまなくなるので、息を吸いにくくなる。

 

これらのことを防ぐためには、全身を伸びやかに、背中側を押し下げないことが大事になります。アレクサンダーテクニークを使うと、容易にできるようになります。

 

アレクサンダーテクニーク教師がお勧めする、呼吸の支えを強くできる意外な方法2つ(呼吸と視界)

なぜかお腹に息を入れようとして、よかれと思って、息を吸うときにお腹を過剰に膨らまそうとする人がいます。

しかし、それでは、息がじゅうぶんに肺に入ることはありません。

 

また良かれと思って、重心を過剰に押し下げようとする方も多いです。そして全身の筋肉が硬直して、演奏しにくくなる方が多いです。

 

肺が膨らむのは、一生懸命息を吸い込んだ結果肺が膨らむのではありません。

肺が膨らんだ結果、息が入ります。そして、それができないのは、背中側を押し下げているからです。

 

 

腹式呼吸は、欧米でも管楽器奏者の呼吸として用いられますが、欧米の信頼できる管楽器の先生たちは、背中側の腎臓あたりに息が入ると教えることが多いです。

お腹を膨らまそうとするのは、出発点が誤っています。

 

また、重心は、適度な視界の広さになると、自然におります。詳細を書くと煩雑になるので、今回は省略します。

具体的な方法については、アレクサンダーテクニークの原理を使って書いた拙著『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)をご参照ください。

アレクサンダーテクニークの原理を生かした『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなるからだ作りワークブック』

 

アレクサンダーテクニークを使った高い音の出し方

アレクサンダーテクニークの原理を使って、口腔の形や甲状軟骨(のどぼとけ)の角度を自由に変えることによって、高い音を出すことができるようになります。

そのためには、自律神経系が演奏に適度な状態になることが必要です。

 

詳細は煩雑になりますので、今回は省略します。

 

腕にアレクサンダーテクニークの方向を与えると楽器を楽に支えられる

 

トランペットを構えるのを楽にするディレクション(腕のみ))
トランペットを構えるのを楽にするディレクション(腕のみ)

頭や全身の高校の方が大事なのですが、それはあちこちのページにすでに書いていますので、省略します。

 

特に楽器を構えるときに、右図の方向を思います。

  • 二の腕を外へ
  • 親指の3つの伸筋(長母指伸筋・短母指伸筋・長母指外転勤の起始から停止までの方向)

 

アレクサンダーテクニークの原理を使って、これらの方向を思うと、演奏中の腕や親指にかかる負担を減らすことができます。もちろんメインの頭・胴体・脚の方向が働いている場合に限ります。

具体的な方法については、アレクサンダーテクニークの原理を使って書いた拙著『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)をご参照ください。

アレクサンダーテクニークの原理を生かした『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなるからだ作りワークブック』

 

初回のアレクサンダーテクニークのレッスンに対する生徒さんのご感想

「受講するまで、アレクサンダーテクニークは演奏に役立つものだとは思っていたのですが、あらゆることに役立つことが分かりました。
難曲がスタミナ切れせずに最後まで、伸びやかに演奏できそうです」とおっしゃいました。

 

 

お悩みや課題のある管楽器奏者の方は、下記のリンク先をご参照ください。

息が吸いにくい、楽器が重い、首・肩・二の腕・肘・腰に違和感がある、「からだ」がねじれる感じがあるなどの課題をお持ちの管楽器奏者の方に

アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのレッスンの勧め

アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのレッスンは、トランペット奏者や管楽器奏者にもお勧めです。

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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのプロフィールの詳細