2015年6月17日(水)東京学芸大学の第1時間目の音楽専修入門セミナーの授業で、アレクサンダーテクニークの講座を行い、ピアノクラリネット奏者の方とのレッスンいたしました。
木管楽器のクラリネット奏者の方が、速いパッセージを演奏するときに、窮屈になって思うように演奏できないということでした。
速い曲を演奏するときのアレクサンダーテクニークのディレクション
「からだ」を伸びやかにするための、アレクサンダーテクニークの基本的な4つのディレクションをご経験いただいた後、
伸びやかにしたまま、いっしょにスキップしました。
速いパッセージを演奏するためのディレクションを体得していただくためです。詳細については、アレクサンダーテクニークの原理を応用して書いた拙著『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』2019年ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスに書きましたので、そちらをご参照ください。ピアノを演奏されない方にも役立つ本です。
クラリネットを構えるときの二の腕や胴体への負担を減らすアレクサンダーテクニークのディレクション
このクラリネット奏者の方とお話ししていると、そもそも楽器を構えたときに、二の腕や胴体に負担がかかるということでした。
そこで、腕を持ち上げるときの頭と胴体のアレクサンダーテクニークのディレクションを経験していただいた後に、
胴体から二の腕に向かう筋肉を解放するアレクサンダーテクニークのディレクションを経験していただいています。
そうすると。楽器を構えたときに肩や二の腕に負担がなくなりますし、
演奏中の呼吸も楽になります。
当然ですが、思い通りの演奏に1歩近づきます。
2015年6月17日(水)東京学芸大学の第1時間目の授業で、アレクサンダー・テクニークを教えました。そのレッスン・レポートです。
全体で行った総論とまとめは、『ご報告:東京学芸大学で、演奏を専攻される方たちにアレクサンダー・テクニークの授業をしました(2015年6月17日)』をご参照くださいませ。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのレッスンの勧め
思うような音が出ない、息が吸いにくい、楽器が重いなどのお悩みをお持ちの管楽器双手向けのアレクサンダーテクニークのレッスンは下記のリンク先をご参照くださいませ。
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