生徒さんのご許可をいただき、掲載しました。
昨日はマッサージ師の方にアレクサンダーテクニークの初回の個人レッスンをしました。
肩をあまりに押し下げていらっしゃるので(ご本人はよかれと思って、ダラ~と垂らしているとおっしゃっていた)、理由を説明しやめていただいたところ※、内反足がなくなって、足の裏の外側に重さが乗っている!?と驚いていらした。
※ 大胸筋と広背筋が求心性収縮(短くなって緊張する)、僧帽筋が遠心性収縮(引っ張られて長く引き延ばされて緊張する)を起こし、頭や腕が動きにくくなり、筋肉の緊張で血流も阻害され、こりの原因にもなる。
そのフィードバックには、私自身も驚いた。
拙著『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなるからだ作りワークブック』(ヤマハミュージックメディア)をお見せしたところ、
「これ、関係ないと思っていましたけれど、面白いですね。」
とおっしゃった。序と第1章と第2章は、すべての人に行なうレッスンの共通項目がかなり入っているのだ。
レッスンの前にもお勧めしたが、マッサージの被験者役のお友だちを連れてくるのは、今後もムリなのだそうだ。
そこで、杖(じょう)を押すワークや、手刀(てがたな)で切り結んで押すワークなどで代替した。特に下向きに力をかけようとすると、私たちにはみな肩甲骨を極端に押し下げる傾向があり、それをした途端、力んでしまうのに、相手には力が届かなくなることを納得いただいた。
マッサージ・セラピスト向けのグループレッスンをして欲しいと言われたが。。。
マッサージテーブルがあるところで行なうとなると、会場費が高いなあとか、人が集まるかなあと決定保留中。
でも、面白いかもしれない、ちょっとワクワクもある。
コメントを残す