アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのレッスンで見方を変えると重心が降りる
アレクサンダーテクニークを使って、視界やものの見方をテーマにワークショップをすることがあります。
見方を変えるので、当然、見え方が変わるのですが、見方を変えると、あるいは視野の受け取り方を変えると、次のような意外な変化があります。
- 地面に踏ん張らずに、それでもしっかり立っていられるようになる(グラウンディングがしっかりする)。いわゆる重心が降りた状態です
- 踊るときに、地面からのサポートを受けるのが容易になる。
どうしてそうなるのかということを説明すると、それは処理速度の速いコンピューターにしばしば喩えられる小脳が自動的に姿勢を制御してくれるようになるからです。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのレッスンで行うゲーム
レッスンでは次のようなゲームをします。
手順はとても簡単です。
後ろに立った方は、前の方の腰よりも上の部分に手を置きます。
そして、後ろの方が動かすつもりで、前の方を右か左に押します。
前の方は踏ん張ります。そのときにご自分がどこに力を入れて支えているのかについて観察します。
左右で支えるときの力の入れ方が異なる方もいます。
足や腰だけでなく、肩や首に力が入るという方もいらっしゃいます。
ところが、見方を変えると、後ろの人から押されても、前の人はほとんど頑張らずに、その場に立っていることができます。
私自身は、「からだ」のなかの”力の通り密”が開いて、胴体に横から加えられた力が脚を通って、足から地面に逃げていくようになるから、より少ない努力で立つことができるようになると説明しています。
逆に、瞑想好きの方たちがよく行うパターン、演奏する方や踊る方のなかにもやる人がいる見方のパターンをすると。驚くほど容易に、前の人は後ろに人に動かされてしまいます。
詳細についてはレッスンで。
他にも表現力が向上するなどの効果があります。
楽譜やパソコンの画面に商店を合わせて見るのが楽になるエクササイズも紹介します。
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