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更新 2013年12月12日

はじめに―ボディマッピングについて語る前に

「自己イメージを変えることによって、人生を変えてゆこう」というのが、最近の流行りのようです。「自己イメージをUP」というのもよく見かけます。

あるいは肩こりや首こりや腰痛で苦しんでいらして、一念発起して、トレーニングを始められる方もいらっしゃます。

それでうまくいき、満足されている方たちは、それでよろしいかと存じます。

しかし、サラリーマン生活を10数年、そしてアレクサンダーテクニークを教え始めて10年が経ちましたが、私が見てきたものは、自分自身にあるイメージを押し付けてしまったために、そして無理やりイメージを実現させることによって、あるいは実現することができないことによって、肉体的にも精神的にもご苦労をされている方たちでした。

 

私が提案したいのは、自己イメージを変える前に、もっと私たち自身を深く知ろうということです。

 

ためしに椅子に浅く腰かけて、右足の踵の後ろの方が地面に接したまま、足首を曲げてみましょう?

曲げたときに、脛(すね)や足首周辺に、つる感じ、堅くなる感じ引っかかる感じ、しばらく曲げ続けたら筋肉痛になる感じがありませんか? あるいはふくらはぎの辺りにそれを感じませんか?

足関節背屈で固まりやすいところ

もし、あなたがその緊張をお感じになったとしたら、断言します。あなたは足首を曲げるところを勘違いされています。

ボディマッピングは、そのような勘違いをなくしてゆく方法です。

 

元オハイオ州立大学音楽学部教授ウィリアム・コナブル博士により考案されました。

 

ウィリアム・コナブル博士は、故マージョリー・バーストウさん(F.M.アレクサンダーさんの直弟子)の弟子で、ベテランのアレクサンダー・テクニーク教師です。彼は、今日のアレクサンダー・テクニックの学び方や、アメリカの音楽教育に大きな影響を与えています。

ウィリアム・コナブル博士とかわかみひろひこ

ウィリアム・コナブル博士とかわかみひろひこ
2006年9月1日の京都、教師向けワークショプ

ウィリアム・コナブル博士は、日本との関わりも深く、1990年代の初頭から、当時京都精華大学教授だった片桐ユズルさんによって、京都に招聘されています。

 

後に京都で行われた日本最初の教師養成コースのひとつKAPPAでも教えられました。

 

KAPPAは、ロビン・ギルモアさんがディレクターでしたが、片桐ユズルさんと新海みどりさんの強力なサポートがあって実現したトレーニングコースです)。

 

私かわかみひろひこが、最初にお会いしたのは、教師トレーニング・コースに入る前の1998年9月に京都にて。

それ以来、今日まで継続して学んでいます。初めてお会いした時に印象は、少し気難しい人、実際には人懐っこくて、人情味あふれる方だと知ったのは、随分経ってからです。

 

私自身は、ボディマッピングを主にウィリアム・コナブル博士から学びました。

 

ウィリアム・コナブル博士、かわかみひろひこ&妻の京子さん

ウィリアム・コナブル博士、かわかみひろひこ&妻の京子さん 2013年10月 京都にて

しかし、以下の文章はアレクサンダー・テクニークの教師である私の理解に基づいて書いたものであり、内容に対する責任は私かわかみひろひこ個人が負っていることを最初にお断りしています。

 

ボディマッピングとは

ボディマッピングについて、概要をまとめると次のようになります。

1.脳の中に「からだ」の地図がある

当たり前のことのようですが、私たちは、「からだ」の大きさに関する認識や、「からだ」がどこで曲がるのかという認識に基づいて動きます。あたかも地図(からだの地図ボディマップ)があるかのようです。

 

※脳の中に「からだ」の地図があることは、科学の世界では脳神経科学者のペンフィールドによって発見されました。体性感覚野の地図と運動野の地図です。1937年に発表されました。

 

そして、この地図は自分自身の「からだ」だけでなく、さまさざま道具―例えば楽器・自動車・パソコンなど―を使用した活動をするときに、それらの道具もからだの地図ボディマップに含まれます。

 

※脳神経科学(あるいは脳科学)では、私たちの脳にマップされた身体近傍空間ペリパーソナルスペースperi-paersonal space)が膨らむと表現されます。

 

日々の成長や新しい技術の習得過程で、そのマップは適宜修正されてゆきます(脳の可塑性)。

 

2.からだの地図=ボディマップは誤ることもある

ところがなんらかの事情のため、からだの地図ボディマップが誤ることがあります。そのために様々なトラブルが生じることがあります。

 

例えば骨格系のボディマップが誤っていると、動かないところを動かそうとするので、最終的には力ずくで、曲がるところが曲がりますが、次のようなトラブルが生じます。

(1)時間的なロス

 

動こうと思ってから、実際に動きが始まるまで、時間的なロスが生じます。

(2)力み―支点に関する誤った認識

 

どこで曲がるのかについて誤った認識があり、その誤りに基づいて動くということは、力学的に言うと支点についての誤った認識を持つことになります。

 

結果として強弱の繊細なコントロールがしにくくなります。

 

言いかえると、力(りき)みが生じ、筋緊張が増えるので、表現力・運動能力のパフォーマンスが低下します。

(3)力み―防衛反射による

曲がらないところで曲げるのは、あたかも自分自身に関節技掛けるような事態です。

 

そのような事態が起こると、私たちはとても賢くできているので、「からだ」を傷つけないために、ある筋肉たちが曲がることをじゃまし始めます(防衛反射と言います)。

(4)不調や故障―結果として

結果として、指や手足や頭やその他を動かすときに重くなり、筋肉や腱の組織を痛めます。

 

つまり自分自身のからだを痛めつけることによって、故障や不調の原因になり、ひいてはキャリアを縮める原因になることすらあります。

 

3.誤った地図は修正できる

そして誤った地図修正できる。この誤った地図を現実反映したものに更新するプロセスボディマッピングと呼びます。

 

少し注意を払っていただきたいのは、この地図は同じ個人でもいつも同じとは限らないことです。

 

なにか特定の活動をするとき、例えばピアノを演奏するときのみ現れる地図もあります。

 

したがって、修正する地図は

(1)その特定の人物の日常のなかに現れている地図

だけではなくて、

(2)なにか活動を始めようとした瞬間に現れる地図

もあります。例えば、ピアノを弾き始めようとしたとき。

 

あるいは

(3)何かが起きた瞬間に現れる地図もあります。

もあります。例えば、会社の怖い上司から叱られたときなど。

 

 

賢明な方はもうお分かりのように、(2)と(3)は、アレクサンダー・テクニークで言うところの刺激に対する反応としてのに含まれます。

 

(1)の地図の修正に関しては、比較的誰でも教えることができますし、本にも書きやすいのですが、(2)と(3)の地図の修正は、観察力と刺激が引き起こす癖(くせ)をやめることに習熟した、しかも経験の深いアレクサンダー・テクニークの教師以外には困難のようです。

 

まさにボディマッピングとは、アレクサンダー・テクニークの骨子である癖をやめていくための方法の1つにほかなりません。

 

 

また現在普及いているボディマッピングの本には、残念ながらながら致命的な誤りがいくつもあります(著者のバーバラ・コナブル氏に数年前に数通のメールとお手紙で指摘させていただきましたが、お返事は返ってきませんでしたし、その後引退されたので、あの本が修正されることはもはやないでしょう)。

 

 

ボディマッピングは、ボディマッピングの指導の経験の多いアレクサンダー・テクニークの教師から学ばれることをお薦めします。

 

ボディマッピングの発展

筋骨格系から始まったボディマッピングは、ウィリアム・コナブル博士により、その後

皮膚

神経系

消化器系・呼吸器系・循環器系などの内臓

 

にまでその範囲が拡大し、現在も進化し続けています。

もちろん図解を見て終わりというよなお粗末なものではなく、直接体験いただける体系です。

 

 

2010年現在日本人のアレクサンダー教師で神経系のボディマッピングをコナブル博士より直接深く学んだのは、藍川菜緒氏のみ。

内臓のボディマッピングについては、コナブル博士より不肖私かわかみが工夫することを命じられました。工夫の出来の如何で、コナブル博士の内臓のボディマッピングを教えていただくお約束をしました。

 

 

ボディマッピングの歴史と3つの潮流

ボディマッピングの歴史について書きます。ボディマッピングは、世間で言うところの「有効な脱力」とも関連します。

1.ウィリアム・コナブル博士の発見

ボディマッピングの発見者はウィリアム・コナブル博士です。彼はベテランのアレクサンダー・テクニーク教師で、チェリストで、指揮者です。長年オハイオ州立大学でチェロとアレクサンダー・テクニークを教えていました(2007年退官)。

 

現在も演奏者・指揮者・アレクサンダー・テクニークやボディマッピングの指導者としてご活躍されています。

 

ウィリアム・コナブル博士はヴァイオリン奏者の学生が、演奏中にものすごく体を縮めるのを見て、

「君はいつヴァイオリンを始めたの?」と聞きました。

その生徒さんは「6歳」と答えました。

 

ある考えがひらめきました。その生徒さんはヴァイオリンを弾き始めようとしたとたんに、その刺激に対する反応で、無意識に6歳のころの体の大きさに戻ろうとしているのではないか?

 

そこで、もう1度ヴァイオリンを演奏してもらうときに

「あなたの頭の高さはここまであって、腕はこの長さがあって、肘はここで曲がって・・・」

と指導しました。

そしてその生徒さんはそのレッスンで演奏するときに自分自身を大きいまま演奏することに成功しました。

 

数年後、ウィリアム・コナブル博士がその生徒さんに再会した時に、その生徒さんは演奏するときにもはやからだを極端に小さくすることはなくなっていました。ビルさんから受けたレッス ンのことはすっかり忘れていましたが。。。

 

でもウィリアム・コナブル博士にとっては、そのレッスンが新しいスタートになりました(『アレクサンダー・テクニークの学び方』誠信書房より)。

 

脳の中に地図があるということは、脳神経科学(あるいは脳科学)でも言われています(最新の研究成果は『脳の中の身体地図―ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ』インターシフトをご参照ください。
この本を書いたのはサイエンスライターの親子で、親の方はラマチャンドランの『脳の中の幽霊』の共著者です)。

 

そして最近は演奏者がなることも多いフォーカル・ジストニアの治療法として、脳の中の身体地図を変えることが試みとして行われているそうです。
なぜ地図を変えることができるかと言うと、脳には可塑性(かそせい)があるからです。

 

ウィリアム・コナブル博士の発見は、そのような脳神経科学上の発見を先取りするものでした。

 

ウィリアム・コナブル博士の発見、私たちに脳の中に身体の地図がある。そして私たちはその地図に基づき動く。

 

地図が実際の体のしくみと概ね合っていたらうまく行くのですが、大きなずれがあったら不都合が生じます。

2.ボディマッピングに関する大ざっぱな説明

繰り返しになりますが、ここで改めてかわかみ流に、ボディマッピングに関して大雑把に説明いたします。

 

例えば腕の長さ、どこで曲がるのか?といった情報が間違っていると(地図とからだの構造に不一致とがあると)、最終的には曲がるところでしか曲がりませんが、時間的なロスが生じ、力(ちから)づくで動かざるを得ないので、強弱の繊細なコントロールがしにくくなります。

 

なぜ力づくになるかと言うと、もし実際とは違うところで曲げようとすると危険なので(関節技を自分自身にかけるような事態が起きやすいので)、「そこで曲げないで!」とある部分の筋肉たちが緊張します。 私たちは賢こくできているのです。

 

それでも誤ったところで曲げ続けると、「やめて!」と言う筋肉が鍛えられて、動くたびに「やめて」筋が働くのです(生理学的には防衛反射というそうです)。そのために負荷が増します。

 

そして、たとえば運動や演奏やその他のあらゆる活動のコントールがうまくいかなかったり、怪我や故障(例えば首痛・肩こり・腰痛・腕の痛み・指の痛み・足の痛みなど)の原因になったりします。

 

この防衛反射はからだの智慧です。もし地図とからだの構造が不一致のままで、「やめて」筋が働かなくなればどうなるでしょう? 場合によってはからだはすぐに故障しまいます。

 

もっとも「やめて」筋が働いても、緩慢に故障して行ったり、不調になったりはするのですが、その瞬間にはコントロールが怪しくなっても怪我はしないので・・・

 

だから、例えば力が入りすぎた演奏家に、「脱力しなさい」とむやみに注意しても、無駄なのです。

 

そうではなく、そのような防衛反射の原因になっている、脳のなかの地図とからだの構造の不一致を解消する必要があります。

 

そしてその脳の中の地図は同じ人物であっても、いつも同じとは限りません。なにか特別な思い入れがある行為(例えば楽器の演奏)のときには、日常生活とは異なる地図が作動することがあります。
私たちはいつも同じ人ではないのかもしれませんね。

 

3.ウィリアム・コナブル博士以前

従来からアレクサンダー・テクニークの教師たちは解剖学を学んでいましたが、ウィリアム・コナブル博士(以下ビルさん)の発見までは、あまり教えるときに今ほど有効に活用されているとは言えませんでした。

 

もっともアレクサンダー・テクニークを教えるときに解剖学を有効に結びつけた人物はビルさん以前にもいました。

 

代表的な人物はパトリック・マクドナルドさんで、彼はアレクサンダー・テクニークの発見者F.M.アレクサンダーの言う「allow the neck to be free」(首が自由になるのを許してあげて)のneck freeが環椎後頭関節、つまり頭蓋骨と背骨のあいだの関節の関係性を自由にすることだと喝破した最初の人物でした(パトリック・マクドナルド著『THE ALEXANDER TECHNIQUE AS I SEE IT』 マージョリー・バーロウ著『An exanmined life』より)。

 

またウォルター・カリントンさんの弟子のドン・バートンさんも、頭蓋骨と背骨のあいだの関節と頭蓋骨の重心の関係性についてすぐれた図解を残しています(絵は少々稚拙ですが、彼の考え方が大きな発見でした)。その絵はグレン・パークさんの『変容の術』(新水社)で見ることができます。

 

だから、ウィリアム・コナブル博士以前に解剖学が自分自身の使い方を自由にするために、まったく有効に使われていなかったわけではありません。

 

しかし、自分自身の使い方を学ぶときに解剖学を広く有効に使われるようになったのは、やはりウィリアム・コナブル博士の功績でしょう。

 

ウィリアム・コナブル博士がボディマッピングの考え方を発表すると、多くの(と言っても大多数という意味ではありませんが)アレクサンダー教師がこの考え方を参考にするようになりました。

 

またウォルター・カリントン氏の弟子のデイヴィッド・ゴーマン氏は、ボディマッピングに関する詳細な本を書きました(ボディマッピングという言葉は使っていません)。 のちにLearning Methodという独自のメソッドを開発しました。

 

もちろんボディマッピングの考え方に冷ややかな見方をするアレクサンダー・テクニークの教師もいます。例えば『音楽家のためのアレクサンダー・テクニーク入門』(春秋社)というとても素晴らしい本をを書いたアルカンデレさんは、その本の中で「間違った解剖学の知識でなければ、アレクサンダー・テクニークを学ぶのにじゃまにはならないだろう」と言っています。

 

またアレクサンダー教師でアイボディの創始者のピーター・グルンワルドさんもボディマッピングに批判的です(2009年11月に直接本人に確認)。

 

またこれはウィリアム・コナブル博士から直接お聞きした話ですが、ウィリアム・コナブル博士の先生のマージョリー・バーストウさんは

「部分にとらわれていたら、全体性を失うわよ」
という注意をウィリアム・コナブル博士に与えたそうです。

 

そして

「なんでそんな奇妙なことを考えるのかしら?」と極めて距離を置いた反応を返したそうです。

 

それでも彼女自身は(たぶん他の第1世代の教師たちも)、頭を胴体に押し下げる傾向の強い生徒さんに

「頭はこの高さまであるのよ」

と触ってみせたそうなので、やはりまったく「からだ」の大きさに関する生徒さん自身の認識を無視していた訳ではなかったそうです。

 

4.バーバラ・コナブルさんのアンドーヴァー・エデュケーター

このボディマッピングは当時ビルさんの妻であった、バーバラ・コナブルさん、彼女もアレクサンダーの教師ですが、彼女にも刺激を与え、そしてふたりは協力して共著『アレクサンダー・テクニークの学び方』を書きました。

 

しかし、その本を書いていた当時から、ふたりのボディマッピングの考え方に齟齬が生じていました。

 

私がウィリアム・コナブル博士に聞いた話によれば、少なくても当時はバーバーラさんは、重さが骨に沿って下へ下りていくことを強調しており、 『アレクサンダー・テクニークの学び方』にもそのような記載がありますが、ウィリアム・コナブル博士はむしろ地面からの反作用、骨を通って上に向かう力を強調していました。

 

ボディマッピングを教えるとあまりに簡単に成果が出やすいことから、バーバラ・コナブルさんはボディマッピングを教える教師たちの養成を始めました。それがアンドーヴァー・エデュケーター Andover Educatorです。

 

バーバーラ・コナブルさんの著作『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』や『音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと』は、バーバーラさんや彼女の生徒たちが制定したアンドーヴァー・エデュケーター Andover Educatorの講座の復習用の教材として作られました。
これらの本はとても画期的でしたが、解剖学的に不正確な情報がかなり多く(例えば頭蓋骨と背骨のあいだの関節の位置や、寛骨と背骨の関係・傾きなど)、私は何度がバーバーラ・コナブルさんにメールや封書で訂正の提案のメッセージを送りましたが、お返事が返ってくることはありませんでした。

 

また、これはある方から聞いたのですが、数名の日本人の演奏家のグループがバーバラさんのクラスに参加したときに、『音楽家ならだれでも知っておきたい「呼吸」のこと』の図の間違いについて指摘し、バーバラさんにつめよったことがあったそうです。
そのときに間違いは認めたものの、結局その部分も含め、今日まで修正は行われていません。

 

もっとも『ピアニストならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』(春秋社)のような優れた本も、アンドーヴァー・エデュケーター Andover Educatorによって書かれました(必ずしも私自身はこの本をすぐれた本とは思っていませんが、ウィリアム・コナブル博士はこの本をわりと高く評価されていました)。

 

なお、ウィリアム・コナブル博士とバーバラさんは10年以上前に離婚され、現在はご夫婦ではありません。 そしてバーバラさんは2007年にアレクサンダー・テクニークの教師を引退されました。今後本を改訂することはおそらくないでしょう。

 

5.現在のボディマッピングの潮流

現在のボディマッピングの潮流は、

 

(ア)ウィリアム・コナブル博士をリーダーとして、彼や彼の生徒たち(アレクサンダー・テクニークの教師やそうでない人たち)によって教えられているもの

 

(イ)アンドーヴァー・エデュケーター Andover Educatorによって教えられているもの
(ウ)コナブル博士の本や、バーバラやアンドーヴァー・エデュケーターの本を読んで独自に工夫している人たち。

 

私はウィリアム・コナブル博士から直接学んでいます。

 

当然教える能力については、人によって力量に差があります。

 

すべてのアレクサンダー・テクニークの教師が必ずしもすべてのアンドーヴァー・エデュケーターよりもボディマッピングを適切に教えるとは限りませんし(そもそもボディマッピングを教えないアレクサンダーの教師は多いですし)、逆もしかりでしょう。

 

しかし、個人的にはアレクサンダー・テクニークの教師でウィリアム・コナブルさんから長年教えを受け実践している人からボディマッピングを学ばれることをお勧めします。

 

なぜならば実際にボディマッピングを活用する場面は、活動中であり、刺激に対する自分自身に対する反応変えていくプロセスと分離して学ぶことは有効ではないからです。

 

そしてアレクサンダー・テクニークはまさに刺激に対する反応を変えていくことを学びます。

 

ちなみに私はアレクサンダー・テクニークの教師の訓練を始める前の1998年の9月からウィリアム・コナブル博士から継続的にレッスンを受けています。

 

また2006年にはアレクサンダー・テクニーク教師の藍川菜緒さんほか2名の方たちとともに、ウィリアム・コナブル博士からボディマッピングの上級トレーニングを受け始めました。

 

6.結び

ボディマッピングという概念が普及するにつれて、残念ながらボディマッピングについて、「からだ」の部品を思い出すことだと誤解している方が多くなりました。

 

そうではなくて、ウィリアム・コナブル博士が提唱したボディマッピングは、私たちを構成する「からだ」の構成要素の生き生きした躍動を取り戻し、賦活することなのです。

 

細部に向かいつつも、その細部を思い出だすことで、少なくとも「からだ」全体の機能が一瞬のうちに改善しないボディマッピングは、まったく意味がありませんし、現実では役に立つこともないでしょう。

 

長い文章を読んで下さり、ありがとうございました。

 

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