思うように演技できない俳優の方たちに、アレクサンダーテクニークをお薦めします。
アレクサンダーテクニークは、もともと俳優であったF.M.アレクサンダー師(1869-1955)が編み出したメソードのため、俳優の方たちの発声や活動の際の「からだ」の使い方の基礎訓練として役立ちます。
イギリスのRADA(王立演劇院)やLAMDA(ロンドン音楽演劇アカデミー)やギルドホール音楽演劇院やセントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマ(セントラル演劇学校)や国立劇場や王立シェイクスピア・カンパニーでカリキュラムとして採用されています。
また、アメリカ合衆国では、ジュリアード演劇院、ニューヨーク大学。アクターズ・スタジオ、アメリカン演劇アカデミーをはじめとして、ほとんどすべての俳優養成所では、アレクサンダーテクニークは必須のカリキュラムとして採用されています。
以前花王のホームページに、女優の菅野美穂さんが4週間お休みをいただいて、アメリカの俳優養成所でアレクサンダーテクニークのレッスンを受けたことが掲載されていました。
抜粋「4週間お休みをいただいて、アメリカのとある俳優養成所に行った。私はそこでアレクサンダーテクニークなるものに出会った。先生のレッスンを受けると、私の手や足は伸び、からだがとても楽になるのだ。日本でもこのレッスンは受けられるだろうか? ぜひ続けたいものだ」
講師プロフィール
アレクサンダーテクニークを教え始めて、10年の実績があります。
パフォーマーを中心にアレクサンダーテクニークを指導し、多くの方たちの「からだ」の違和感や痛みの解消や、表現力の向上をサポートして参りました。
2011年下期に日本大学芸術学部演劇学科(いわゆる日芸)で、非常勤講師を務め、俳優たちやダンサーたちに指導しました。
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