声楽家の方がアレクサンダーテクニークのレッスンについて、ご感想をお寄せくださいました。ご本人からご許可をいただき、掲載させていただきます。
なお、ご本人を特定できる名称は伏字にさせていただきます。♪♪ ♪♪♪ ♪ ♪♪ ♪ ♪♪♪♪ ♪ ♪♪ ♪
***でお世話になっている阿部です。
今日で4回目のアレクサンダーテクニークのレッスンとなり、今までお礼のメールをお送りしようと思いながらも、
アレクサンダーテクニークのレッスンで教えていただいた身体感覚の味を大切にしていたかったので、その効果を
言葉で置き換える事を差し控えておりました。
お陰さまで、1年半前に捻挫で痛めた左足の「エネルギーが流れる感覚」が蘇えりま
した。左足をかばっていた為に痛めていた右股関節の痛みが無くなりました。
日常生活での身体の動きがとても楽になり、発声においても、自分の弱点を克服する
きっかけを沢山にいただけて、声楽の稽古が凄く楽しいです。
フランス音楽は(仏語もそうですが)高低アクセントで、出だしは柔らかくそしてフ
レーズの最後はふわっと揚がるので、
アレクサンダーテクニークの動き(流れ)と一致し、レッスンのポイントがとても捉
えやすいです。
日本では、強弱アクセントのドイツ音楽が主流ですので、「強拍」の瞬間にエネル
ギーを無理に下に持って行ってしまう方が多いような気がします。
私は、ドイツ音楽でも「強拍」に向う時、上に伸び揚がるエネルギーの流れが必要と
思っています。
次回のレッスンまで、「太ももが長~~い」と「股関節の解放感」を楽しみます。そ
のうち自己流になってくるので、また矯正して下さい。
♪♪ ♪♪♪ ♪ ♪♪ ♪ ♪♪♪♪ ♪ ♪♪ ♪
お読みになって、いかがでしたでしょうか?
この方とは、オーソドックスなレッスン(立ったり、座ったり、歩いたり)の他に、階段を下りたり上ったりするときについてレッスンしました。
階段を上ったり、下りたりするときに現れやすい癖(くせ)があるからです。
たいていの方は、階段を上ったり下りたりされるときに、背中を狭くして、股関節を固めてしまいます。
そして脚のお怪我があったので、脚の3関節と、足のボディマッピング、そして7層のボディマッピング*を行いました。
もちろん歌うことについても、レッスンしました。
次はあなたの番です。
*7層のボディマッピング
アレクサンダーテクニークのベテランの教師で、ボディマッピング創始者のウィリアム・コナブル博士により、発見された手順。
コメントを残す