先週、豪雨と洪水の被害が甚大でした。
こういうことを体験されたり、テレビで見たりすると、自律神経系の働きが通常のベースラインから大きく乱れることがありえます。
ベースラインについてはこちらへ。
その結果、気分が過剰に高揚したり、
逆に落ち込んだり、
いつもよりも演奏やダンスや芝居などの舞台の本番や、職場のプレゼンテーションや、ママ友に自己紹介するときなどに、ステージフライト—-あがりや過剰な緊張—-に陥いりやすくなったり
します。
ステージ・フライトのときに、何が起きているのかについて、詳細はこちらをご参照ください。
落ち着くために、以下のワークをおすすめします。
頭(脳みそ)の後ろの部分(視覚野)で世界を受け取りながら、ゆっくり視線を動かします。なにか琴線に触れる色や形のものがないかなと興味を持ちながら。
ゆっくりやっていただくと、首まわり・肩まわりの筋肉の緊張が解けます。
そして社会性をつかさどる神経系(ポリヴェーガル理論=多重迷走神経理論でいう腹側迷走神経。通説の副交感神経の一部)と他の鰓弓由来の神経がともに優位に働くようになります(腹側迷走神経複合体が優位になる)。
多重迷走神経理論についてはこちらをご参照ください。
私といっしょに以下のワークやってことがある方たちには
ささやきのアー
ズー・サウンド
ヴー・サウンド
皮膚のボディマッピング
胴体の奥行きを思い出すワーク
握って離すワーク
内臓のボディマッピング
内臓のエクササイズ
等もお勧めです。
ぜひやってください。デリケートに頭部を解放して、胴体の奥行きを斜め後ろ上方向に思い出して、太腿がなが~くなりながら。
この3日間半ほど、サーバーのトラブルでホームページが表示されなかったために、公開が遅くなりました。たいへん申し訳ございませんでした。
アレクサンダー・テクニークの学校 主宰 かわかみ ひろひこ
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