固有感覚のゲーム(ジェニファーさんのワークより)

アレクサンダー・テクニーク教師のひろひこ@(^-^)ノです。2010年3月にATI(Alexander Technique Internatonl)の当時チェアマンをしていた、ジェニファー・ミゼンコさんの3時間のお講座に参加しました。

 

はじめてお会いする方だと思っていたら、2004年にオックスフォードでアレクサンダーの国際会議(インターナショナルコングレス)が開催されたときに、いっしょにパブに繰り出した方でした。
彼女はカントリーソングをたくさん歌って拍手喝さいを浴びていたな。

 

そして2007年にアイルランドで開催されたATIの年次総会でのルシアウォーカーさんのクラスで組んだ方でした。

 

ジェニファーさんのクラスでやったゲームの1つに次のようなものがありました。

 

2人ひと組になって、一方が(以下Aとする)目をつぶり、他方が(以下Bとする)Aの腕や脚や胴体や頭を動かしてポーズを作ってもらいます。
Aが目をつぶったまま、自分の腕や頭や足の向きを説明します。

 

目をつぶったまま説明できるのは固有感覚があるからなのです。
固有感覚とは、位置の感覚・速さの感覚・力の感覚からなる自己を認識する感覚です。
もう少しお詳しくお知りになりたい方はこちらをご参照ください。 

面白かったのは、からだにストレスがかかるような捻りが加わると、腕や足や胴体の向きについて誤ることが多かったことでした。
ストレスをかけないように捻っても誤ることは少なかったのです。

 

このことが示唆することは大きいです。
活動中にもおそらく無理がかかるような使い方をしていれば、私たち自身の状態って認識するであろうから。

 

だからこそ自由なまま動けることが大切で、アレクサンダー・テクニークは役に立つなと。

 

初出 2010年03月07日 07:50 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=51077973&comm_id=1240902 今回の最掲載に際し、多少書きなおしました。

 

アレクサンダーテクニークのレッスンのスケジュールは、こちらに。

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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
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