札幌のピアニスト辻千絵と申します。
大学時代の声楽の友人が薦めてくれて、かわかみ先生のグループレッスンを受講しました。アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けるのは初めてです。
演奏に関する専門的なアドバイスの前の、日常動作からまず目からウロコでした!
まず、右足裏にマメがあり、いつも気にしながら歩いている私が、視野と胴体の奥行き等を意識してから歩くと、スタスタとあっという間に教室の端まで歩けた驚き。
受講終了後、荷物を持って階段を上がる時に、先生が力の通り道の声かけをしてくださり、重いカバンを持ってもサッサと階段を昇れた驚き。
ある時のレッスンでは腕が疲れていたので、趣味の歌を見て頂いたのですが、歯磨きの動作をしながら歌った時の響きの変化に驚き。
これは、歌の伴奏の場面で愛好家の皆さんにお伝えすると、面白いようにそれぞれの悩みが改善され(息が続かない、顎に力が入る、高音が苦しい等)、大変喜ばれました。
本業のピアノに関しては、大きな音の出し方をレッスンで教えて頂いたその夜、ちょうど合唱の伴奏があり、古くて音の出にくいピアノだったので早速習ったことを試したところ、いつもの私なら絶対に出せない音が出ました!
私はグループレッスンを受講しているので、他のピアニストの方へのアドバイスを実際に見ることもとても参考になっています。
最近では、いつもコンサートを聴きに来てくださる方から「音が変わった」と言われたことも、アレクサンダー・テクニークの効果を実感させてくれました。
たった三回のグループレッスン受講で感じた、アレクサンダー・テクニークの即効性。また、かわかみ先生の適切な声かけは、私もピアノの指導者として多いに参考にさせていただいております。
いつもと視点を変えて、新しい練習方法を取り入れてみませんか?
ピアノ辻千絵プロフィール
北海道教育大学札幌校特設音楽科卒業。 ピアノを谷口雅子、宮澤功行、中村隆夫、ラントシュ・イシュトヴァーン、ヘゲデューシュ・エンドレ、黒川武の各氏に師事。 ロシア領事館定例コンサート、三岸好太郎美術館ミニリサイタル、アートパフォーマンスin赤レンガ、モエレ沼公園ガラスのピラミッド週末コンサート等出演。
岩見沢、札幌、小樽にてソロ及びデュオリサイタル開催。 東京にて弦楽合奏団ソーヴェニール・デ・ラ・ムジカとバッハ作曲ピアノ協奏曲第三番を共演。
2012年より台湾にて演奏会に出演し、音楽で日台の友好を深めている。
TIAA登録伴奏ピアニスト。 東京国際芸術協会会員。 現在、藤女子大学保育学科非常勤講師。
【ピアニスト辻千絵公式ホームページ】
http://www.tsuji-piano.com/31
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