ピアノを演奏する方&歌う方&エクササイズで股関節を傷めた方-横浜グループレッスンのご報告:2019年7月28日(日)午前アレクサンダーテクニーク&ボディマッピング

2019年7月28日(日)横浜の音楽スタジオにて、アレクサンダーテクニークのグループレッスンをしました。

この日のこちらから提示したテーマは、『自由な呼吸と本当の声を取り戻す』でしたが、この日はむしろみなさんがご希望される内容で行ないました。

 

 

 

1.基本的な動きに関して

最初にチェックイン(自己紹介と今日のリクエスト)をしたのですが、受講者のうちのおひとりが送れてこられることになり、御連絡をお取りしていたので、数分送れてのスタートになりました。メールをいただいていたそうですが、Wi-Fiが通っていない建物で、電波も弱いので、メールサーバーにアクセスできませんでした。

 

なんとなく波乱含みのスタートとなりました。

 

最初に基本的な動きにアレクサンダーテクニークを使っていって、それらの動きがより「からだ」に負担がなくなることをご確認いただきました。同時にアレクサンダーテクニークの基本的な方向を確認します。送れた来られた方以外の方たちと行ないました。

 

初回参加の方が、腕を降ろすときに、肩が外れる感じがあったのがなくなったとおっしゃっていました。

 

定規を使って、ご自宅で練習する方法もお伝えしました。拙著『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』(ヤマハミュージックメディア)にも掲載しましたので、ご興味がある方はご覧になるか、私のレッスンにいらしてください。

 

2.初回のピアノ奏者の方と

事前に課題をお聞きしていました。

  • 股関節や肩関節が亜脱臼しやすかった
  • 左手親指「まむし指」だった
  • 右手小指側に重さがのらなかった

 

実際にお会いすると、かなり指が動く方でした。

ビフォー(GIF動画)

  1. 若干、演奏中に傾きすぎることと
  2. 打鍵の際に胴体全体に押し下げがあること

が課題の原因ではないかと思いました。

 

演奏中に傾きすぎるとなぜいけないのかという理由については、こちらのコラム『ピアノを極端な前傾姿勢で弾いてはいけない9つの理由』ご覧になるか、『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』(ヤマハミュージックメディア)をご確認ください。

 

 

アフター(GIF動画)

そこでワークをしましたが、「もうちょっといける感じ」。生徒さんもじゅうぶんに納得されていらっしゃらない感じでした。

 

もっと基本的な概念の変化が必要だなと。

そこで、この日の受講者全員の方たちにスキップしていただきました。

 

スキップすると、たいていの方は足腰に主さを重さを感じて、軽々とスキップできません。そこで1手を添えて、1歩進む度に胴体の奥行きに注意を向けていただくと、押し下げが減るので、軽々とスキップできます。

 

次にボクサーの縄跳び(腕なしバージョン)のワークをしていただきました。やはり重さをお感じになります。しかし、これもスキップと同じで、1歩1歩のリズムで胴体の奥行きに注意を払っていただくと、軽くできるようになります。

 

同じようにピアノを演奏する時にもその胴体の奥行きに注意を払っていただきました。すると、演奏中の負担が減ったとのフィードバックをいただきました。

アフターアフターアフター(GIF動画)

 

そこで、もう1度手を使ってレッスンさせていただきました。

もともと指がよく動く方なので、全身が伸びやかになり、打鍵の際の押し下げが減ると、ずいぶん演奏の動きや音の響きが変わりました。

 

 

 

 

3.骨盤を横に回す動きについて

今回ご受講が4回目の方は、あるエクササイズで股関節を傷められて、今回は楽器をご持参されませんでした。

その運動というのは、腰椎をねじって、骨盤を横に向けるエクササイズです。

ある講習会で学ばれて、1回やったら、股関節を傷めてしまわれたそうです。

 

実は、いわゆる腰を回す動きは5つある腰椎同士関節や第5腰椎と仙骨との関節でねじるのではないのです。

 

そうではなくて、一方の股関節の内旋と他方の股関節の外旋、股関節と膝関節と足首の関節の3つの関節のわずかな屈曲です。

 

第12胸椎と第1腰椎とのあいだは数10度動きますが、腰椎同士や第5腰椎と仙骨とのあいだの関節は、左右1度ずつしか動きません。動かないところを動かそうとすると、傷めます。

 

このことを説明させていただきました。

 

その上で、全身が伸びやかになり、膝の方向を補う方向~ふくらはぎの面を上から下まで思って、足首の関節から踵、地面へという斜め後ろ下への方向を思うと、多少楽になるようでした。

でも、傷めたら、なおるまでは痛いでしょう。。。

 

4.あがり症防止について

あがり症に冠する質問をいただきました。そこで、あがり症はさまざまな要素が関係するので、数分では説明できない旨申し上げました。

その上で、視界のワークと、皮膚のボディマッピング「皮膚、皮膚。。。」(両方とも拙著『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』に書きました)が重要であることをご説明し、身体近接空間(ペリ=パーソナル・スペース)のマッピングを行ないました。

 

このワークの手順や拙著で身照会のワークの具体的な手寿運については、2019年9月23日(月・)に東京・田端で開催するあがり症対策のグループレッスンで行ないます。

 

5.歌うことに関するレッスン

この日は主に3つのことをしました。

歌-ビフォー

  1. 胴体を大きくするために骨盤を押し上げない
  2. 準備しすぎない
  3. 脚は地面に向かう(アレクサンダーテクニーク用語で言うところのオポジション

 

① 胴体を大きくするために骨盤を押し上げない

これをやってしまうと、股関節周辺が固くなります。

経験的には股関節を固めてしまうと、発声に悪影響を及ぼします。

 

② 準備しすぎない

少し待って、全身に方向を与えて伸びやかになるのがアレクサンダーテクニークの手順ですが、このディレクションを全身に送るのに数10秒も掛けると、喩えご本人が心地よく感じていても、

  • 全身が固まります
  • あがり症の原因になります

 

詳細はコラム『アレクサンダーテクニークのインヒビションとは準備しすぎる=固まることではない』をご覧ください。

 

③ 脚は地面に向かう(アレクサンダーテクニーク用語で言うところのオポジション

ワークの後、生徒さんから「ふわふわしている感じがする」とおっしゃいました。

理由の1つは、骨盤周辺の押し下げが減ったことが原因ですが、しかし「ふわふわ」するのがよいと思っていただきたくはなかったので、脚の地面に向かう方向を明確にしました。

 

膝の方向と、膝より下の方向については、拙著『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』(ヤマハミュージックメディア)に書きました。

 

知りたい方は拙著をご覧になるか、実際に私のレッスンにいらしてください。

 

個人レッスン・グループレッスンのスケジュールはこちらに。

東京・横浜を中心に、札幌・仙台・静岡・大阪・福岡でもレッスンを行ないます。

 

 

 

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