ウォール・ワーク

アレクサンダーテクニークの代表的な手順ウォール・ワークの概要

F.M.アレクサンダー(1869-1955)の姪っ子で、直弟子でもあったマージョリー・バーロウ(1915‐2006)と同じく直弟子であった夫のウィルフレッド・バーロウ博士(医師)が発展させた複数のプロシージャーアレクサンダーテクニークのテーマを持った手順)の総称。

壁に背中を着地させる手順のほかに、壁に向かって立って手を壁上でハイハイする手順などがある。

バーロウ夫妻や彼らの弟子たちが、その手順を公開したために、バーロウ夫妻直系でないアレクサンダーテクニーク教師たちも学ぶことができるようになった。

アレクサンダーテクニークの代表的な手順ウォール・ワークのテーマ

アレクサンダーテクニークの基本であるインヒビションディレクションを身に着けること。

背中を壁に置く手順は、バックバック・ディレクションを身に着けること、膝のディレクションをしっかりと身に着けること。

壁の方を向く手順は、手や指の動きを全身のコーディネーションを調和させること。

アレクサンダーテクニークの代表的な手順ウォール・ワークの発明者

1999年にフライブルクで開催された、アレクサンダーテクニークのインターナショナル・コングレスで、マージョリー・バーロウは、この手順はF.M.アレクサンダーが教えてくれたと証言した。

アレクサンダーテクニークの関連用語

アレクサンダーテクニークの関連用語のリンクは次の通り。

プロシージャー

ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
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