こんにちは。今日は風が強く、あいにくの曇り空でしたね。

本日は、東京都は文京区にある、白山神社に行って参りました。そこの紫陽花(アジサイ)が見事だと聞いたので。

 

さて、今日は昨日の荻窪でのグループレッスンのご報告を致します。

年度が変わる前後から、荻窪のグループレッスンは、いつも2人とか3人とか、閑古鳥が鳴いていましたが、今回は久しぶりに7名の方がいらしてくださいました。

昨年からいらしているのは、フルート奏者の大久保はるかさんだけで、他におひとり今年の初めからいらっしゃっているピアノ奏者の方、他の方たちは、まだレッスンを受講され始めてから日が浅いか、初めての方たちです、

トランペットを演奏される学生さん、鍼灸師さん、出版プロデューサーさん(友人)、ヴォイストレーナーさん、そして俳優さん。

ですので、基本に返っての説明となり、何度かいらしている方には申し訳ないとは思いつつも、たまには基本に戻るのもよいのかしらと。

最初に「からだ」の使い方の勘違いがあるんだよということに気づいていただくために、私のレッスンでは定番となっている、椅子に座ったまま、片方ずつ足首を曲げていただきました。

次に太ももの長さと膝関節の正確な位置をお伝えして、もう1度動かしていただく。すると、さきより足首が軽く曲がる。

次に足関節の正確な位置をお伝えすると、さらに足首が自由に曲がるようになる。つまり可動範囲が増え、脛(すね)や足首周辺やふくらはぎへの過度な緊張がなくなるのです。

どうしてかというと、さっきまでは曲がらないところで曲げようとしていたから、生理学で言うところの「防衛反射」が起きて、「からだ」を守るために、「曲げる」のをじゃましていた。

でも正確なところで曲げたら、必要なくなるので、防衛反射は起こらない。

次に立ちあがっていただき、ゆっくりと小さく、腕を片方ずつ動かしていただく。気持ち悪さを伴う重みや手の方にうっ血していく感じがもしあったら、腋の下までつながっている背中が狭くなっていて、下に落ちている可能性があることを説明し、私が手を添えて、再度動かしていただく。

すると、軽くなる。小さな努力で、大きく動くよういなる。

ここまでやった後、力が入っている時に、やみくもに脱力しようとしてもナンセンスですよ。原因に応じた対処が必要です、ということを申し上げた。

そして、立ったり、座ったり、歩いたり、左右に頭を動かしたり、振り返ったりということをした。

質疑応答の時間を取ってから、休み時間。

是認でアレクサンダー・テクニークを使ったときに、人を押したり動かしたりすることが容易になることを確認していただいてから、アクティビティー・レッスンへ。

その模様の一部はフルート奏者の大久保はるかさんのブログにも掲載されています。
ご興味がございましたら、こちらへ(別のウィンドウが開きます)。

最後に以下の内容についてお話しました。

「言葉」と「からだ」の感覚は個々人によって異なるので、さまざまな芸事において、先生からいただくご指導もその先生の感覚と言葉の「文化」に基づいている。

いただいたアドバイスを「そのまま」適用するのではなく、自分自身にとってどういうことなのかという翻訳する能力が必要になる。

その能力があれば、先生からの注意が不明なままであり続けることはないし、意味が分からないまま生徒さんに伝えることもなくなる。

アレクサンダー・テクニークは、もちろん「肩こり」や「腰痛」などの「からだ」の不調の改善に役立つけれど※、それ以上に文化の継承において、文化の劣化を止め、むしろ洗練させることに役立つ。そして私たち個々人がそれを行うことができるのだという内容を御話ししました。

※ 腰痛などの背中の痛みに対する著しい効果については、エビデンスが2008年のBritish medical Journalに掲載されました。
詳細はこちらに(別ウィンドウが開きます。ただし英語です。悪しからず)。

生徒さんから質問が1つ。
生徒さん「少し時間を与えて、方向を思うだけでよいのですか?」

私「より正確に言うと、活動を始める祭の癖をやめるか、少なくても減るように思うことが大切で、ただ思うだけならば妄想になってしまう。
思って癖をやめるためには、くせ起きることが少なすぎても多すぎてもだめで※、適切に思えるように日常生活における実践とレッスンの受講が繰り返し必要になります」

※ 癖をやめるのが少なすぎたら、癖の多くは残ったまま。
反対に多すぎたら、新しい癖を加えることになる。

今回のレポートの内容はいかがでしたでしょうか?

あなたも経験しませんか?

アレクサンダー・テクニーク、6月以降のレッスン予定はこちらに。