仙台グループ-2017年6月17日(土)

仙台グループ-2017年6月17日(土)

2017年6月16日(金)から6月17日()にかけて、杜の都 仙台でアレクサンダーテクニークのレッスンをしました。

 

6月16日(金)の個人レッスン

6月16日(金)はお昼に仙台入りし、ヴォイス・トレーナーの方、プロのフルート奏者の方、趣味でチェロを演奏される方(初回の方)、ピアノ講師の方(初回の方)、プロのピアニストの方とレッスンしました。

 

おひとりおひとりとの個人レッスンも、まずアレクサンダーテクニークの基本の私たち自身に余裕を与えて(インヒビション)、そして全身を伸びやかにするためのディレクションを与えることを、こちらから提供する簡単な活動またはプロシージャーを通して行い、その跡でみなさんが課題として持ってこられた演奏などのアクティビティを行いました。

 

6月17日(土)のグループレッスン

2日目の6月17日()は、9時15分から12時45分まで、グループレッスン。

舞台女優の方

あがりや首の痛みのある趣味でチェロを演奏される方

久しぶりにピアノを再開された方

ピアノ講師の方

プロのピアノ奏者の方

プロのフルート奏者の方

ボールルームダンスのカップル

 

がいらっしゃいました。

 

最初にこちらからアクティビティあるいはプロシージャーを提供して、レッスンしました。

右を向く、左を向く。

上を見る、下を見る。

腕を上げる、おろす。

立つ、座る

歩く。

 

その跡で、それぞれのみなさんが課題として持ってきた活動(アクティビティ)を扱いました。

 

舞台女優さんとのレッスン

踵へのディレクションを効かせる

踵へのディレクションを効かせる

着物を着る役を演じて以降、すっかり着物が気に入って、普段でも着物と下駄履きで害シュルされることが多くなったそうです。

 

ところが歩くたびに下駄が脱げそうになる。。。

 

通常の西洋的な歩き方を行うと、そうなります。着物を着て、下駄や草履を履いて歩くときには、着物の裾が乱れないために、あるいは履き物が脱げないように、歩き方を変える必要があります。

 

詳細は省きますが、1歩踏み出す前に、太ももの後ろ側から踵へのディレクションが鍵になります。そのようにすると、股関節が解放され、膝がなるべく伸びたまま股関節から脚を小さく降り出す。 そのようにすると、履き物が脱げることがないし、着物の裾も乱れません。

足はすっと前に伸びる

足はすっと前に伸びる

肩(僧帽筋)への違和感を解消するのに役立つ手順

肩(僧帽筋)への違和感を解消するのに役立つ手順

 

今さら言うまでもないのですが、アレクサンダーテクニークの射程は、欧米のライフスタイルや文化だけでなく、民族や文化にかかわらずすべてです。

 

私は個人的には古武道愛好家ですが、アレクサンダーテクニークを学び始めたのは、古武道の上達のための具体的な道筋を得るためでした。

 

 

 

 

ピアノ教師の方とのレッスン

GIF動画-ピアノ演奏(ビフォー)

GIF動画-ピアノ演奏(ビフォー)

ピアノを演奏するときに、とくに難しいところに差し掛かったときに、私たちは私たち自身を潰しがちです。

そのように”姿勢が崩れる”のがなにが不利になるかというと、単に

「見た目が美しくない」とか、

「正しい姿勢では亡いからよくない」

というお話ではないのです。

そのように私たち自身が”押し下げ”られて、全身の伸びやかさが損なわれると、「からだ」から指先を通って鍵盤に向かう力も、鍵盤から戻ってくる反力(反作用の力)も、押し下げられた周辺で、滞りが起こります、

別の言い方をすると、「からだ」のなかで、例えば手首や肘や肩や首や肩甲骨周辺や腰で、力が衝突を起こします。

 

そのような衝突が起こると、次の3つに要約される困った状況が生じます。

1つめ、指先に力が伝達できなくなりますし(いわゆる腕の重さで演奏する、重量奏法、重力奏法)ができなくなりますし、音の大きさや質のコントロールができなくなります。

2つめ。あたかもブレーキをかけながら演奏するので、非常に疲れやすい。

3つめ。「からだ」をいためやすい。

ピアノ演奏(ビフォー)

ピアノ演奏(ビフォー) “押し下げ”が始まりそうになっていますが、ここで全身の伸びやかさに戻っていくことができたら、問題は生じません。

ピアノ演奏(ビフォー) 難しいところに差し掛かると、私たち自身を”押し下げ”てしまう。 そうすることによって、ますます難しくしてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですので、「からだ」が下に押し下げられるのは、私たちに備わった能力を損なうことになるので(機能的に劣位になるので)、やめた方がよいとアレクサンダーテクニークでは考えます。

もちろん、直立不動になったり、無理矢理姿勢を正せば、どこかを押し上げたりするのと同時にどこかを押しつぶすことになるので、それは推奨できません。

ピアノ演奏-アフター 少し”押し下げ”が始まったいる

ピアノ演奏-アフター
少し”押し下げ”が始まったいる

ピアノ演奏-アフター 全身の伸びやかさを取り戻すと、音楽が前に進み始める。

ピアノ演奏-アフター
全身の伸びやかさを取り戻すと、音楽が前に進み始める。

ピアノ演奏-アフター 全身が伸びやかになると、動きの切り替わりや、譜めくりも容易になります。

ピアノ演奏-アフター
全身が伸びやかになると、動きの切り替わりや、譜めくりも容易になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうではなく、指先がピアノの鍵盤に向かうときに、首が自由に、どんなふうにかというと頭部の重心が”前に上に”解放されるように、どんなふうにかというと、肋骨方向に胴体の奥行きを思い出すと、胴体の背中側・側面・正面が解放され、股関節も解放され、そして太ももが長~い長~いで、股関節を解放する。

そのように思うって、伸びやかになり、「からだ」のなかに”力の通り道”を開きます。

 

アマチュアのチェロ奏者の方とのレッスン

 

実はこの方の先生が熱心にアレクサンダーテクニークのレッスンを受けてくださっているプロのチェロ奏者の方です。

チェロ演奏-ビフォー そんなに悪くは亡いのですが、全体的に少し潰れています。

チェロ演奏-ビフォー
そんなに悪くは亡いのですが、全体的に少し潰れています。

チェロ演奏-ビフォー

チェロ演奏-ビフォー

そんなに悪くは亡いのですが、演奏中全体的に少し全体的に潰れています(”押し下げ”があります)。

そのようになると、微妙な関節技がかかるので、関節を守るために、ブレーキが掛かり、演奏が重くなります。

 

が下記を演奏するときに、首が自由に、どんなふうにかというと頭部の重心が”前に上に”解放されるように、どんなふうにかというと、肋骨方向に胴体の奥行きを思い出すと、胴体の背中側・側面・正面が解放され、股関節も解放され、そして太ももが長~い長~いで、股関節を解放する。

そして、演奏すると、その人の実力が発揮されやすくなります。

 

左手を添えるときに、背中側(特に肩甲骨周辺)が広がるように注意する

左手を添えるときに、背中側(特に肩甲骨周辺)が広がるように注意する

弓を現に持って行くときに、背中側(特に肩甲骨周辺)が広く

弓を現に持って行くときに、背中側(特に肩甲骨周辺)が広く

他にも、A線を弾くとき、C線を演奏するときにディレクションをご指導しました。

 

そして、上げ弓(アップ・ボウ)、下げ弓(ダウン・ボウ)の切り替えのときの半身のディレクションについて、ご指導いたしました。切り替えはスムースになります。

 

 

 

 

ボールルームダンス

ボールルームダンス(ビフォー)

GIF動画-ボールルームダンス(ビフォー)

GIF動画-ボールルームダンス(アフター1)

GIF動画-ボールルームダンス(アフター1)

おふたりは、たいてい個人レッスン(おふたりレッスン)を受講されていますが、今回は久しぶりにグループレッスンをご受講されたいと言うことでお見えになりました。

 

アレクサンダーテクニークの基本の原理を使って、伸びやかになること。

ボールルームダンスのワルツは、常のパートナーが斜め前方前にいますので、反対側の半身の後ろ側から横にかけて円柱状に広がるディレクションを思うと、動きのつい愛が取れるようになります。

 

単純に比較できないかもしれませんが、ビフォーよりもアフター1の方が、じゃっかん動きがより大胆になっています。

GIF動画-ボールルームダンス(アフター2)

GIF動画-ボールルームダンス(アフター2)

ふくらはぎから踵、地面へのディレクション

ふくらはぎから足関節・踵・地面へのディレクション

そして、アフター2は、より動きの軸が細くなっています。

 

女性の方が、脚の動きを改善したいとおっしゃったので、座骨への斜め下へのディレクションと、ふくらはぎから足関節・踵・地面へのディレクションをご指導しました。

 

動くときの腰や太ももへの負担が減る効果があります。

 

 

 

GIF動画-ボールルームダンス(アフター3)

GIF動画-ボールルームダンス(アフター3)

GIF動画-ボールルームダンス(アフター4)

GIF動画-ボールルームダンス(アフター4)

そして少しずつ、課題に応じたディレクションを追加して行くと、動きが次々と変化して行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アマチュアのピアノ奏者の方

落ち着きを取り戻すための皮膚のボディマッピングをやったあとに、演奏のアクティビティを行いました。

?ピアノ演奏-アフター1

?ピアノ演奏-アフター1

ピアノ演奏-アフター2

ピアノ演奏-アフター2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車のシートに座る-椅子の形が違うけれど。。。

形を作らずに手のひらを着地させる

形を作らずに手のひらを着地させる

この方はプロのフルート奏者の刀のですが、フルート演奏のアクティビティは前日の個人レッスンで行ったのと、少し風邪気味なので、グループレッスンではフルートを演奏されることを遠慮され、自動車のシートに座るアクティビティを行いました。

 

シートの形がこちなるので、まったく同じ風にはなりませんが。。。

 

まず、両手を形を作らずに、太ももの乗せる。それによって、脇の下の押し下げや手のひらや指の力みを減らします。

 

そして、シートにもたれる。シートの背もたれに胴体を墜落させるのではなくて、基本のディレクションを大事にして、斜め後ろ後方に伸びやかになる。ことのき、太もものディレクションが鍵になります。

 

そして、シートに出会ったら、シートに胴体を沿わせる。

 

起き上がるときにも、シートとは形が違うので、まったく同じには行きませんが、斜め後ろ方向に「からだ」をのびやかにして、股関節が解放されたら、頭と胴体が”上に前に”と向かいます。

 

 

 

 

 

午後の個人レッスン

その跡、初回のアマチュアのチェロ奏者の方(グループレッスンの方とは別の方)、HSPの方(敏感な方)、ピアノ教師の方(グループレッスンとは別の方)と個人レッスンを致しました。

 

 

 

 

次回の仙台でのレッスン

9月1日(金)から9月2日()にかけて、仙台でレッスンします。

2017年9月1-2日(金-個人レッスン

2017年9月2日() 9時10分から11時50分 グループレッスン