2016409東京G - コピー一昨日の4月9日()10時から、東京は荻窪で、アレクサンダー・テクニークのグループレッスンをしました。

 

初めての方たちが6名いらっしゃいました。
ご趣味でトロンボーンを演奏される方。
ご趣味でフルートを演奏される方。
武道を嗜む方
「からだ」に興味のあるOLさん
とあるメソードの指導者として進み始めた方
フラメンコのダンサー

 

 

今回は新年度の1回めだったので、アレクサンダーテクニークの少し私たち自身に余裕を与えること(インヒビション)と4つのディレクションという、アレクサンダー・テクニークの基本を、いつもよりもじっくり時間をかけて行いました。

 

 

2名の方からリクエストをいただいた、パソコンの操作の際の注意、3名の方からリクエストをいただいた”あがり”防止のための方法について、できなかったのは申し訳なかったです。
まれにそういうこともあります。

 

日常の中で行う基本的な動きに関して行ってから、受講者の皆さんが持ってこられたアクティビティのレッスンに。

 

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フルートの方とは、楽器を構えるときの左半身のディレクションについて行いました。
左の肩甲骨の”外に上に”、と左半身の胴体の奥行き。

 

ギターやヴァイオリンやギターでもそうですが、特にフルートは左手が矢状面近くにまで行くので、合気道で言うところの”四方投げ”に類似する技がかかりやすくなります。
管楽器一般に言えることですが、楽器を構えることと、ちっともありがたくない”押し下げ”技がセットになっていることが多いのです。

 

そうなると、楽器を構えて立っていること自体が困難になります。その状態を”保とう”としたら、全身が力まなくてはならなくなり、全身が”押し下がる”ので、呼吸が困難になり、背中側の筋肉がいっせいに緊張し(もれなく広背筋=二の腕をおろす筋肉が収縮し)、楽器を保持するのが困難になります。

 

拮抗筋同士が収縮すると、血行が悪くなり、腕や指先にじゅうぶんな血液が行かなくなり、酸欠・栄養不足の状態になり、それでは演奏どころではありません。

 

“癖をやめていく”というのは、活動を構成する動きの概念をすべて作り変えることです、と言いました。ここまでは、思っていても、ふだんは初学者の方たちには言わないことですが、前日の友人の結婚披露宴での充実感と、今回の受講者の方たちの質に押されて、言っちゃいました。
あんまりハードルを上げるようなことは、言わんほうがよいよなと反省。

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トロンボーンの方には、呼吸の仕組みを簡単に説明し、空気をお腹に入れようとするのではなく(だって、入らないもん)、忘れがちな背中に入れることを思っていただきました。
背中の動きを取り戻すためのゲームも受講者のみなさんに順番に二人一組で行っていただきました。

 

そして手を繋いだスクワットを行った後、「からだ」の前方に重さのある楽器と全貌に伸びる腕の重さをどこで支えるかということを、体験いただきました。
フルートの方もそうですが、トロンボーンの方も楽に呼吸ができ、からだが楽になるとおっしゃいました。

 

そして、そのとき音の響きが変わる。ご本人たちだけはそのことに気づかれませんでしたが、最初はそんなものです。

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フラメンコの方とは、特に足関節のボディマッピングと股関節のボディマッピングを行いました。これもビフォー・アフターでご本人はそれほど動きの違いをお感じにならなかったのですが、他の受講者の方は動きが大きく大胆になったことに気づかれました。

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「からだ」に興味のあるOLさん。背の高い方でした。背の高い人はたいへんです。建物のなかでは始終なにかに頭をぶつけそうになるし、人と目線を合わせようとして、全身を押し下げる。
そのようにしても、あまり小さくならず効果が少ないどころか、少しでも押し下げたら、全身にかかる負担は非常に重くなります。

 

ご本人がおっしゃっていましたが、今まで両肩を下に下げるのがリラックスだと思っていたので、そうしていらしたと。そうなると、胸から腕に向かう筋肉と背中側から腕に向かう筋肉が同時に収縮し、腕が動きにくくなり(拮抗筋同士が緊張するから)、血管が圧迫され。。。(さっき説明したとおり)両肩は落とすのではなくて、「からだ」の外側に広がります。

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あるメソードの指導者として歩き出した方、他の方が変化したときのフィードバックの仕方がうまかったです。ふつうの生徒さんだったのに、見込まれて指導者になることになったそうですが、ほめ上手の方はよい指導者になります。私も見習いたいです。

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武道を嗜む方。できそうな人でした。今回はちょっとした遊びを経験していただきました。なにかおもしろい発見があったらよかったのですが。

 

次回の土曜日の東京でのグループレッスンは、5月14日()10時からです。詳細はこちらに。

なお個人レッスンは、ほぼ毎日行っています。詳細はこちらに。

 

 

 

東京での個人レッスンは、ほぼ毎日行っています。詳細はこちらに。