3月27日()は、アレクサンダー・テクニーク札幌レッスンの4日目。

 

午後はコーチとして著名な珠帆美汐さんがオーガナイズする「エンパスのための身体意識」というお講座で教えました。たまちゃん、多くの方たちを集めてくださって、ありがとうございます。

 

前日にスピ系の方たちに理解のある臨床心理士の友人から
「大丈夫なの? 他人の感情が入ってくるのはどうにもならないじゃない?」

と心配されました。その友人は、発達障害人格乖離について経験が豊富な方で、その方が誠実である分その懸念はもっともなものです。

 

その方のおっしゃる通り、人間にはできることとできないことがあって、今回の講座はできることをしようという趣旨で行いました。人生、コントロールできないことのほうが多いです。

 

 

講座の中ではエンパスの定義に触れませんでしたし、

「あなたがエンパスです」とか「エンパスではありません」

ということは一切言わないようにしました。

それについてご不満をお持ちになる方がいらしたのは、うすうす感じていたのですが。。。それを私が言わないようにしました。

なぜならば、自分が何者であるかについては、自分自身が決めるもので、他者が口を出してはいけないように常々思っているからです。
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では何ができるかのかと言うと、何らかの刺激が来たときに、例えば他人の感情が飛んできたときに、自律神経系に落ち着きを取り戻し、習慣的に反応することが少なくなれば、違和感体調不良が減りますし、空気に流されるのではなくて、自分の行動を少なくとも自分で選択するようになるのですから、後悔は減ります。

 

時間帯のせいもあって、会場がかなりうるさくて、その段階で大変になった方がいました

最初に理屈を一切説明せずに、ある手順を行ないました(いらした人たちだけの秘密)
講座の際になんどもその手順を繰り返しました。講座の途中で説明しましたが、この手順は自律神経系の交感神経逃走闘争反応)や背側迷走神経凍りつき反応)が活性化しすぎるのを折り返す効果があります。

これらの活性化が起こるとすごく緊張したり、人前であがったり、疲れやすくなったり、あるいは「からだ」が冷えたり、妙な違和感を「からだ」やその外側に感じたりという現象が起こります。

 

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自律神経系が落ち着いてくると、刺激に対して余裕が出てきます。そしてその余裕があってはじめて、選択が生まれます。

講座では他にアレクサンダー・テクニークの原理を使って動くことで動きが楽になること、動いた跡で違和感がすくなくなることや、見ることの注意の向け方を変えることによって、全身のサポートが変わることを経験いただきました。

 

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3/31 18:36追記

私たち哺乳類は、社会を作ることで、他者と共同作業することによって、生存有利にし、そのための社会的つながりを担当する神経を発展させました。
講座の中でも、その社会的なつながりを担当する神経が働くようなワークをいくつかご紹介しました。

 

講座の最後にも申し上げましたが、だからと言って、無理にすべてを変えようと思わないでください。少しずつ、無理のない範囲で、社会的なつながり反応を取り戻しましょう。
ちょっとやりすぎて、違和感が出てきたら、逃げることも大切です。講座で行った手順を一人になれるところに行って、行うことも大切です。

 

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講座を振り返って

刺激に対する反応を変えてゆくワークを行った。

1つは脳幹に働きかける手順

もう1つは、気づきと意思をメインに使う手順(アレクサンダー・テクニーク)

 

しかし、刺激自体のインパクトをもっと小さく方法があってもよかった。できなかったのは、講座の時間の不足もあるが、もし時間がじゅうぶんにあっても、今の手持ちのやり方でじゅうぶんに対応できたかどうかは疑問がある。

 

安全な壁“を作る方法が必要になる。これについては、今後も探求を深める。

 

 

次回の札幌でのレッスンは2016年7月7日(木)の夕方から7月10日()まで行います。詳細はこちらをご参照ください。

 

 

札幌レッスンのご報告その1:3/24-3/27(木-)アレクサンダー・テクニーク札幌ワークショップ は、こちらをご参照ください。

札幌レッスンのご報告その2:3/24-3/27(木-)アレクサンダー・テクニーク札幌ワークショップ は、こちらをご参照ください。

札幌レッスンのご報告その3:3/24-3/27(木-)アレクサンダー・テクニーク札幌ワークショップ は、こちらをご参照ください。