ご報告:東京学芸大学で音楽教師になる方たちを対象にした授業をしました(2015年5月20日)

東京学芸大学正門前-2015年5月20日(水)
東京学芸大学正門前-2015年5月20日(水)

2015年5月20日(水)第一時限目に、東京学芸大学音楽選修入門セミナーという授業で、アレクサンダー・テクニークをご指導させていただきました。

 

生徒さんは30名。全員でできるゲームもしましたが、基本的には前に出てきてくださった4人の生徒さんたちにレッスンをしながら、自由に演奏する方法をご指導しました。

 

私のワークについてよく知っている方のサポートが必要だったので、ピアニストの辰巳京子さんにいらしていただきました。ありがとう。

 

改めて紹介

講師 かわかみひろひこ(河上裕彦)-アレクサンダ-・テクニーク教師

アシスタント 辰巳京子(たつみきょうこ)さん-ピアニスト&ピアノ講師

初めに、全身を伸びやかにして動くと、動きがより自由になり、動いた後の「からだ」が楽になることを、みなさんにご経験いただきました。

 

アクティビティーのレッスン

その後で、声楽家の方、ピアノ奏者の方、ホルン奏者の方、ヴァイオリン奏者の方とワークしました。

声楽家とのレッスン-背中側を解放して歌うと、息が入りやすくなる

 

演奏中にわきの下を押し下げる傾向のあるピアノ奏者とのレッスン

 

ホルン演奏-楽器を軽やかに構えて、指を軽やかにする

 

弓の動きで胴体が振り回されないために-バイオリンを演奏される方とのレッスン-2015年5月20日

 

生徒さんたちの勘はよく、小さなワークでたたずまいや音の響きが変化するし、見て聞いている生徒さんたちにもそれが分かっているな。。。と少なくとも私には見えました。

 

 

東京学芸大学の樹木-2015年5月20日(水)
東京学芸大学の樹木-2015年5月20日(水)

呼吸の仕組みについて説明したときには、
息を吸い込んだ結果肺が膨らむのか
入れものである肺が膨らむから空気が入るのか

 

というクイズを出しました。ちなみに後者が正解です。入れものが膨らんで、中の気圧がさがるから空気が外から入ってきます。基礎学力の高い方たちなので、こういう説明を理解していただくことには苦労しませんでした。

 

キャンパスのなかは緑が多かったです。

 

明後日6月17日(水)も東京学芸大学にて教えます。

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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのプロフィールの詳細