横浜グループ-2015年1月18日本日は横浜でアレクサンダー・テクニークのグループ・レッスンをしました。グループ・レッスン4日連続の2日目です、

 

本日はピアノ奏者3名の方(レギュラーの方おふたりと新しい方おひとり)、趣味でお歌を歌う方、趣味で朗読をされる方の5名の参加でした。おひとり先に帰られてから、写真を慌てて撮りました。

 

今日のこちらが提示したテーマは”存在の質を変える”でした。それは対人援助職の方にとっては助けになるような質であり、表現者にとっては説得力のある、影響力のある質です。

 

まあふつうにアレクサンダー・テクニークのレッスンをすれば、ふつうに存在の質が変わるので、特に大げさなことではありませんが、講師兼主催者としましては、 今回のレッスンで目指していたものは、1年のレッスンの総まとめでした。

すべてをもう1度プライマリー・コントロールと注意の統一場(統合意識)から捉え直すいう意欲的な試みにしおうと思ってましたが、半分以上がレッスンを受け始めの方ということもあり、ふつうに”存在の質が変わる”ところまでやった感じです。

 

今日はじめて受講される方から、質疑応答の時間に「首・頭・背中・膝って、思うことが多すぎて、息が止まりそう」っていう質問があり、手で方向を大雑把にしめしたら、ちょっと簡単になったみたいでした。

今日はやりませんでしたが、他にもすべての指示の言葉(ディレクション)をにゃあにゃあ語でやってみても、落ち着いてゆるやかに思うことができます。

例えば、「首が自由になるにゃん・・・(後に続く)」、「デリケートに頭部の重心を解放するにゃん・・・(後に続く)」

 

お昼ご飯を生徒さんたちといただいたときにも、レギュラーでクラスにいらっしゃるおふたりからも、最初息が止まりそうになったというシェアリングがありましたので、このあたりは今後も気をつけようと思いました。

 

さて、習い事の先生から、「脱力して」「リラックスして」と言われることって、結構ありませんか? 実際その先生方はそう思うと、越えられなかった壁を超えた経験をお持ちの場合が多いです。

ごくたまにそのことをおっしゃる先生自身にはそういう経験はなく、先生の先生の受け売りということもありますが。。。

 

そして、その先生たちはそのように指導すると、生徒さんたちのごく少数の方たちだけではありますが、急成長することがあります。そういうことがあると、先生たちは「私の教え方は正しい」と思い込んでしまうことがあります。

以前大勢の生徒さんが上達しなくても、「人の話を聞かないから」と思ってしまわれる先生もいらっしゃるようです。

 

実は「脱力」しようとして、うまくいく方は、そのように思ったとたん、(1)動き始めにやってしまいがちな「からだ」を下や前に押し下げる癖(くせ)が少なくなり、(2)脳の中の「からだ」の地図がきちんと曲がるところを指差すようになり、(3)例えば「からだ」のパーツが本来の動きに戻ります。

 

(3)がわかりにくいかもしれませんが、例えば椅子に座って太ももにおいていた右手を左の肩におくと、二の腕や肩に違和感や力みが生まれたら(たいていの人がそうですが)、鎖骨や肩甲骨の動きを誤っていることが多いですね。対処法については本に書きますので。

 

脱力しても思うような成果を得られない人にとっては、「脱力しよう」「リラックスしよう」と思うよりも、上記の(1)から(3)をアレクサンダー・テクニークやボディマッピングを使って、順序立てて学んだほうが近道だと思います。そのかわり、文字に書いたときのインパクトがないですね。

 

いつもそうですが、右を向いたり、左を向いたり、上を向いたり、下を向いたり、立ったり、座ったり、歩いたりしながら、おひとりおひとりと(1)から(3)について行いました。

 

最近の気づき。片方の膝や太ももに違和感がある場合、そちらの側の胸から腕に向かう筋肉を過剰に緊張させていることも影響している。

これについてもゲームで数名の方と行いました。

 

休み時間をはさんで、生徒さんが選んだアクティビティをします。

 

歌われる方とは、オーソドックスにディレクションを与えて、股関節周辺を解放していただいたら、声の響きの変化を体験していただき、それに表情筋の解放と高い声でいたうときの声帯の解放をいっしょにおこなって、さらに歌声が繁華することを経験していただきました。

 

ピアノの方たちともそれぞれレッスンしました。

クロス・ハンドが苦手だというのについて、「からだ」全体を伸びやかにして演奏することと、肩甲骨や鎖骨の動きの他に、とくに胴体側面のディレクションに注意を注意を向けていただくと、ずいぶん演奏がしやすくなったようです。

 

他にも。フェルトで巻かれたハンマーまで、身体近接空間(ペリパーソナル・スペース)を拡張することによって、音の微細なコントロールがますことを経験いただきました。

 

他の2名のピアニストの方にも演奏していただきましたが、内容が少し高度になり、私のレッスンを受講されていない方には理解しにくく、文章で書くと煩雑になるので、割愛します。

 

朗読をされる方とも、押し下げをやめて伸びやかになると、声の響きや、聴きやすさが変わることを経験していただきました。

グループのよいところは、他の受講者の方から音の響きの変化をシェアしてくださることです。そして、他の方たちの変化を聴くことができることです。特に受講し始めた頃は、ご自分自身の音の響きの変化には、それほど多く気づくことができないから。

 

3名の方とは昼食をご一緒しました。阪神淡路島震災で被災した方もいらして、当時の状況について教えていただきました。

 

 

その後、荻窪に移動して、若いピアノ奏者の方と個人レッスンをしました。

 

次回の横浜のグループレッスンは、2月22日()9時15分から。詳細はこちらへ。

横浜の個人レッスンは、基本的に月に2回水曜日に。詳細はこちらへ。

 

東京での個人レッスンは、ほぼ毎日行っています。詳細はこちらです。