東京グループ-2015年1月17日(日)本日2015年1月17日()10時から12時半に東京のグループレッスンを行いました。
4名の方がいらしてくださいました。そのうちおふたりは初めての方たち。おひとりは写真に写るとまずいそうなので、カメラマンになっていただきました。ですので、写真に写っているのは私も含め4名です。

 

いつものように生徒さんの悩みやリクエストを聞いて、生徒さんの状態を見ながら、まずおひとりおひとりとワークしてゆきます。

 

「からだ」を動かして、どこか特定の場所が痛くて、しかもどこも痛めていない(器質的病変がない)とお医者様から診断されたときに、「インナー・マッスルが鍛えられていなくて、アウター・マッスルばかり鍛えている」と指導されることが世間的に多いようですね。

それで、どうやったら治るのか教えていただけるわけではなくて、言われた人は途方に暮れてしまうという・・・。余計なこと、言わなければよいと思うのですが。

そういう痛みや違和感は、無理なことを行っているサインなのです。

ではどうすればよいのかというと、動き始めるときに少し自分自身に余裕が与えて(インヒビション)、「からだ」全体を伸びやかにするために方向を与えたり、関節がどこになるのかという脳のなかの「からだ」の地図が実際に動くところにインデックスするようにしたりします。

こうして私たち自身を窮屈にする癖をやめていくと、「からだ」への負担が減ります。

動くときに一方の膝が痛む方がいたので、みなさんと膝と足首と股関節のボディマッピングをしました。

 

 

それから左半身と左半身で感覚が違うという違和感がある方とは、右を向いたり、左を向いたり、上を見たり、下を見たり、立ったり座ったりしながら、私たちをシャボン玉のように包む身体近接空間(ペリパーソナル・スペース)に注意を向けました。

途中ゲームを挟むながら。薄かったり小さい方は、「からだ」のつながりも薄く弱くなりますが、はっきりすると身体意識も変わります。

これは数年前に生徒さんとレッスンしていて発見したことなのですが。。。

 

 

最近思いますのは、下を向く動きというのはとても日常の中で多いですが(お料理をするとき、パソコンをするとき、本を読むとき、スマホを操作するとき、楽譜を見るときetc.)、本当に「からだ」を潰しやすいということです。

しかし、頭が背骨の上で前に傾くときに、背中が広くなるように、あるいは、脇の下や背中側が上の方に向かうように許してあげると、下を向いても胴体が伸びやかになります。

 

全員とやりましたが、人によってはこのワークに長めの時間を使いました。

 

 

肩を前に巻き込む方っていらっしゃいます。質問がありまして、ワークを一緒にしていたら、

「巻き込んでいる肩を後ろに動かせばいのですか?」と聞かれました。

もちろんそうではありません。

肩が前に巻き込まれているのは、胸から腕に向かう筋肉を緊張させている方です。その緊張をそのままにして、肩を持ち上げて、後ろに動かしても、癖が増えるだけです。

 

そうではなくて、この胸から腕に向かう筋肉の緊張に気づいて、それをやめること、そして結果的に肩の巻き込みがなくなるというプロセスを説明しながら、ワークしました。

 

今日のテーマに絡めて、ラセン状のディレクションで、胸から腕に向かう筋肉と、背中から腕に向かう筋肉を自分で解放する手順も学んでいただきました。

 

 

「からだ」の感覚の問題も話題になりました。「からだ」が解放されたときに、

「からだ」が軽くなったように感じる人もいれば、重くなったように感じる人もいます。

力が抜けたように感じる人もいれば、力が充実したように感じる人もいます。

 

そして、本来アレクサンダー・テクニークはこのようなどちらか一方の感覚を目指すものではなく、状況によっては同じ人でも日によっては別のことが起こることがある、なんて話をしました。

 

その後、ピアノの演奏、リュートモデルの演奏、歩く動きをさらに深く取り上げる、リハビリのワークで相手に力を浸透させるときにどうするのか、などを行いました。

 

次回の休日の東京グループレッスンは、2月28日()10時からです。詳細はこちらです。

個人レッスンは、ほぼ毎日行っています。詳細はこちらへ。

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