アレクサンダーテクニークを動画で学ぼう

最終更新日:2017年1月18日

このページでは次の3種類のコンテンツを集めました。

 

かわかみ ひろひこ のアレクサンダーテクニークのレッスン動画 —> こちら

実際のレッスンの様子を生徒さんのご許可をいただいて、アップ致します。

今のところ、演奏家へのレッスンばかりですが(今後弦楽器やピアノ奏者とのレッスンも掲載する予定です)、徐々にダンサーや俳優などの表現者の方たちとのレッスンのみならず、整体の先生やタイマッサージ・セラピストなどのボディワーカーの方たちとのレッスンや、妊婦さんや小さなお子さんを子育て中の方とのレッスンなども掲載してゆく予定です。

 

かわかみ ひろひこ のアレクサンダーテクニークの動画講座 —> こちら

ピアノを演奏する方のための動画講座はこちらへ。

スポーツが苦手な方のための講座はこちらへ。

武術っぽい遊びの手順の動画講座はこちらへ。

アレクサンダーテクニークを使ったムーブメント(体操)で楽になる=ディレクショナル・ムーブメントこちら

 

世界中の優れた「からだ」の使い方をする人たち —> こちら

実際にアレクサンダーテクニークを学んでいらっしゃる方もいますし、アレクサンダーテクニークをおそらく学んだこともない方も含まれています。

レッスンの経験の有無については分かる範囲内で明記致します。

 

なお動画を掲載したのは、ご覧になった方のアレクサンダーテクニークのレッスンへのご興味やご関心高め、またレッスン受講ハードルを下げるためです。 動画の視聴が、実際のレッスンのご受講に替わるものではありません。

 

 

Contents

かわかみ ひろひこ のアレクサンダーテクニークのレッスン動画

アレクサンダーテクニークとはなにか? どういうことに役立つのか?

2013年4月18日(木)に行った公開レッスンの1コマ。演奏家の方たちへの個別の演奏のレッスンを行う前に行いました。 F.M.アレクサンダーのアレクサンダー・テクニークの発見の経緯や、アレクサンダーテクニークがどのような方たちに役だっているかについて話しています。 また日本が生んだ天才 新免武蔵守藤原玄信こと宮本武蔵先生が「五輪書」に記された「たけくらべ」のこととアレクサンダーテクニークの原理の共通点についても話しています。

 

 

 

声楽とアレクサンダーテクニーク

2013年4月18日(木)に行った公開レッスンの1コマ。 レッスン前後で、特に高音部を発声するときの音の響き方が変わります。

 

 

 

フルート演奏とアレクサンダーテクニーク

2013年4月18日(木)に行った公開レッスンの1コマ。 録音状況が悪かったので、レッスン前後の音の響きの違いが変わったことがよく分からないのが残念です。 受講者の方は腕や指が楽になったことをおっしゃっています。

 

 

 

クラリネット演奏とアレクサンダーテクニーク & 楽器の先生のアドバイスが分からないとき

2013年4月18日(木)に行った公開レッスンの1コマ。 録音状況が悪かったのでが、レッスン前後の音の響きの違いが変わったことがお分かりいただけます。 私たちはみな、身体と感覚、言葉の文化がユニークなので、楽器の先生からいただくアドバイスは、自分にとってはどういうことなのか翻訳し直す必要があることを説いています。

 

 

 

フルート演奏とアレクサンダーテクニーク 初心者とのレッスン

2013年4月18日(木)に行った公開レッスンの1コマ。 録音状況が悪かったので、レッスン前後の音の響きの違いが変わったことがよく分からないのが残念です。 受講者の方は、楽器を支える腕が楽になったことと、息が入りやすくなったとおっしゃっています。

 

 

 

かわかみ ひろひこ のアレクサンダーテクニーク講座

 

ピアノ演奏とアレクサンダーテクニーク

姿勢”-骨盤の向きと頭の傾け方

 

 

 

 

姿勢指が鍵盤に向かうときの注意

 

 

 

べダリングを楽に その1 身体近接空間をダンパに拡張する

 

 

 

 

べダリングを楽に その2 足関節のボディマッピング

 

 

 

ピアノを演奏する

アレクサンダーテクニークのレッスンの受講と実践を1年半ほどされていらっしゃる方のピアノの演奏です。 腕や指の動きによって「押し下げ」が起こらず、頭と胴体の関係が協調したままダイナミックに演奏していらっしゃることが印象的です。

 

 

 

スポーツが苦手な方たち向け

ボール遊び-まりつきが上手くなる

 

 

 

 

“力の通り道”を開く—アレクサンダーテクニークを使った武術っぽい遊び season2 その1

 

 

 

より動的に–「からだ」の中の”力の通り道”を開く アレクサンダーテクニークを使った武術っぽい遊び seoson2 その2

 

 

 

遠山の目付!? 視界と「からだ」の中の”力の通り道”の非常識な関係 アレクサンダーテクニークを使った武術っぽい遊び seoson2 その3

 

 

実はすべての方に当てはまることではなくて、人によっては視界をまとめる必要もあったり、人によっては左右の視界に異なる注意を向ける必要があるのですが、それについては、煩雑なのでレッスンで行います。

 

もし相手もアレクサンダーテクニークを使ったら、”崩し”=逆アレクサンダーを掛ける アレクサンダーテクニークを使った武術っぽい遊び Season2 その4

 

武術っぽい遊び‐背中を押す

グループレッスンで行うことのある、アレクサンダーテクニークを使った背中を押す遊びです。 「押し下げ」が起こると、相手はびくともしないのに、「押し下げ」が減ると、嘘のように相手はスムースに動いてくれます。

 

 

 

武術っぽい遊び‐棒で押す

棒を使って相手を押す遊びです。基本的には上の背中を押す遊びと同じ要領ですが、長い道具を使うので、背中の広さ-胴体の奥行きはますます重要性が増します。

 

 

ムーブメントの手順

かわかみひろひこが編纂した、アレクサンダーテクニークを使ったムーブメント(体操)の手順、ディレクショナル・ムーブメントです。

顎関節を解放する3つの方向

オリジナルの手順。歯医者さんに行くときに役に立ちますし、自律神経系を落ち着かせる効果もあります

この手順の解説は、こちらに書きました。

ひとつめ

 

ふたつめ

 

みっつめ

 

 

肩・脇の下・腕・喉を楽にする(解放する)手順

二の腕(上腕)の内旋・外旋

 

肘から先の前腕の回内・回外

このディレクションは、パソコン作業や、ピアノの演奏や管楽器の演奏などの活動にも生かすことができます。

 

 

 

ラセン状に全身を解放する

このふたつは、アウストラロピテクスの発見者レイモンド・ダート博士の名を冠したダート・プロシージャーより。

足の指先から

 

手の指先から

 

 

 

肩や腕の付け根を解放する手順

 

 

 

世界中の優れた「からだ」の使い方をする人たち

 

ピアノ奏者マリア・ジョアン・ピレシュさん

スーパーピアノレッスンで講師を務められた世界的なピアニストで指導者のマリア・ジョアン・ピレシュ (Maria João Pires、1944年 – ) さんの指導風景です。   彼女が指示を出すと、生徒さんの「からだ」の”使い方”がどんどん改善して行くのが印象的です。

    まるで私が理想とするアレクサンダーテクニークのレッスンのようだと思っていたら、彼女はアレクサンダーテクニークをよくご存知の方だと後日知りました。   彼女のブラジルのマスター・クラスの受講者は、カポエイラという名前の足技が主体のブラジルの武道や、ビレシュさんお気に入りのアレクサンダーテクニークの教師のレッスンを受けます。    

 

指揮者カルロス・クライバーさん

指揮者としてご活躍された故カルロス・クライバー(Carlos Kleiber, 1930年7月3日 – 2004年7月13日)さんです。 彼を好きな人と嫌いな人ははっきり分かれるようですが、自分自身の使い方はすばらしいです。

  アレクサンダーテクニークのレッスンは受講されたことはないようです。      

 

指揮者!?ダニー・ケイさん

アメリカが生んだ名コメディアン、ダニー・ケイさん (Danny Kaye、1913年1月18日 – 1987年3月3日) のニューヨークフィルとの共演です。 [youtube id=”Qn0WnLelejI” align=”center” mode=”normal” autoplay=”no” maxwidth=”600″ grow=”yes”]

 

アメリカのほとんどすべての俳優養成所にはアレクサンダーテクニークがカリキュラムとして入っているので、おそらくダニー・ケイさんもアレクサンダーテクニークのレッスンを受講されたことがあるでしょう。   ちなみにニューヨークフィルには私が直接お会いしたことのあるアレクサンダー教師がメンバーに2人います。  

フルート奏者ジェイムズ・ゴールウェイさん

世界的なフルート奏者で指導者のジェイムズ・ゴールウェイ (James Galway 1939年12月8日 – ) さんの演奏の動画です。   彼のマスター・クラスの受講者は、ゴールウェイさんお気に入りのアレクサンダーテクニークの教師のレクチャーを聴くことになるそうです。

 

オーボエ奏者モーリス・ブールグさん

モーリス・ブールグ(Maurice Bourgue 1939年-)さんご本人もお弟子さんたちも、世界的に活躍されています。 リズムの指導、そして演奏すばらしいです。

アレクサンダーテクニークのレッスンは私が知る限り、受けていらっしゃらないようです。けれど私が学んだことのある門派の気功を実践し、マスタークラスでも教えていらっしゃいます。 その手順は”hands on back of the chair”というアレクサンダーテクニークの手順に似ていますが、より学びやすいかもしれません。    

 

バレエダンサーのルンキナさん

ロシアのバレエ・ダンサー スヴェトラーナ・アレクサンドロヴナ・ルンキナ.(Svetlana Aleksandrovna LUN’KINA)さんの動画です。

 

彼女を初めて見たのは、NHKの芸術劇場(テレビ番組)でした。その美しい使い方に息をのんだのを覚えています。

 

 

当時はgoogleで検索しても日本語で出てきたのは1つだけでした(今ではyoutubeで多くの動画を見ることができます)。

 

それは松本乃里子(まつもとえりこ)さんというアレクサンダーテクニークの教師のブログでした(以前からの知り合いです)。嬉しくなって、長崎の乃里子さんにお電話しました、

 

ひ「ルンキナってすごいよね♪ 女性のバレエダンサーであんなひとはいないよね」 え「確かにルンキナは素晴らしい。でも彼女ぐらい自分の使い方が優れたバレエダンサーはほかにもいる。ひろひこさんが素晴らしいと思うのは好みに合っているからよ。清楚な人好きでしょう?」

 

「ああ、だから私は乃里子さんのことが好きなのね」とは言いませんでしたけど。

 

ルンキナさんがアレクサンダーテクニークを学んでいることはないと思いますが、彼女の踊りは アレクサンダーテクニークの原理を体現しています。

 

 

 

バレエダンサーのマニュエル・ルグリさん

NHKス-パーバレエレッスンの講師も務めたの元バレエ・ダンサー マニュエル・ルグリ (Manuel Legris, 1964年10月10日 – ) さんの動画です。

  首が自由なまま、頭が前に上に向い、背中が広くなり、両膝が前にそしてお互いに離れていくというアレクサンダーテクニークのディレクションを体現しています。

 

NHK「ス-パーバレエレッスン」を見る限りでは、指導者としては今ひとつのようでしたが(彼が指示を出すたびに生徒たちが固まるが、それを見ても適切な対処をしていない)、パフォーマンスは圧倒的ですね。

 

 

駒川改心流剣術の黒田鉄山先生

さいたま市在住の駒川改心流剣術(古武道の1流派)の黒田鉄山先生の演武&指導風景です。ほれぼれします。

黒田先生がアレクサンダーテクニークを学ばれたことはないようですが、20年くらい前に書かれた本の中でアレクサンダーテクニーク触れていらっしゃいます。同じ出版社(壮神社)からアレクサンダーの本が出版されていたからかもしれません、   首が自由なまま、頭が前に上に向い、背中が広くなり、両膝が前にそしてお互いに離れていくというアレクサンダーテクニークのディレクショをを体現しています。  

 

100メートル走のアサファ・パウエル

100メートル走のアサファ・バウエル (Asafa Powell, 1982年11月23日 – ) さんです。 この方の自分自身の使い方もアレクサンダーテクニークを体現しています。 レッスンを受けたことはないと思います。

 

 

サッカーFW アーロン・ハント

フォワードとして活躍するアーロン・ハント (Aaron Hunt、1986年9月4日 – ) さんのプレーです。

  彼のプレーは素早く、敏捷性があり、しかもとても落ち着いている。   写真スポーツ誌 Number 2006年2月 (643号) [文藝春秋社]に、アレクサンダーテクニークを学んだことにより、アーロン・ハントさんは「ゴール前での緊張がなくなり、効果的に動けるようになった」と喜んでいるとの記載がある。