公開日:2009年1月14日

2008年3月30~31日札幌にて開催した第3回ワークショップのフィードバックです。

 

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個人的に不思議なことが起きました。

 

 

今回も悩みをいくつか用意(?)していきましたが、そのほとんどはグループレッスン
の最中に解決してしまいました。
しかも、それは自分がワークを受けている最中ではなく、他人がワークしているのを
見ている最中にです。
そして、自分がワークをする番になるころには悩みがすでに解決していて、「いままで悩んでいたことはなんだったんだろう?」と感じたのです。

 

音楽の話で、素人が、優れた演奏をする人達のバンドに入ると、とんでもない早さで
上達することがあるらしいですが、それに近いようなことでしょうか?

 

とにかく、他人を見ることが自分のなにかに気付くきっかけになることは間違いないと思 います。

 

今回で言えば、座ったまま足先を持ち上げるという動作の時に、僕は左足の指が反
ってしまうくせがあり、それを10年以上直らないものだと思い込んでいたのですが、10分足らずで直ってしまいました、しかも、他人を見ながら。10年前になんで気付けなかったんだ!という思いです。

 

今回の先生のコメントで印象に残ったのは、

「ボディマップが一箇所変わるだけで、全体がまた少しずつ変わってしまう場合がある。」

という内容の言葉。

 

人間の身体というのは、星の数ほどの歯車でできている機械ようなものだなと感じました。

普段は、うまく噛み合わさっていなかったり、油が切れたりして、ガリガリとノイズをたてながらもなんとか作動をしている。そこを、アレクサンダーテクニークで歯車のとある一箇所を修正すれば、たったそれだけのことで全体が一気にスムーズに動くようになる。

 

・・・が、また新たな問題箇所が見つかったり、出現したりすることもある。

 

だからこそ、絶えず自らを観察しなければならないのだと思いますが。

 

 

一回のワークで観察するところはある部分ですが、そのある部分だけに影響が出るとは限らないのが面白いところです。例えば、目のワークをしたからといって、単純に「目がよく見えるようになった。」というだけでなく、人によっては「速く走れるようになった」というかもしれないし、「指が動くようになった」というかもしれないし、「肩こりがとれた」というかもしれないし・・・。

 

また、「自分のサイズを思い出す。」という言葉。

 

これは、僕が普段練習するときの助け舟になっています。
僕が近視のためか、楽器を練習していると、身体が楽器の方に向かって縮んでいくような吸い込まれていくような感じがすることがあります。
そんなときは、ほぼ間違いなく身体全体が短くなっています。

 

そんなときは、一旦楽器から離れて自分のサイズを思い出します。

 

前腕が・・・首が・・・背中が・・・etc

 

このことは練習にすごく役に立っています。ただやみくもに音を出し続けるだけが上達する道ではないと感じます。

 

個人レッスンの中では内臓のワークをやりましたが、自分の内臓の存在感や重さを感じることができた気がします。

 

自分の体重というのは、あまりにも当たり前にであるが故に存在に気付けないと思います。
それに今回気付いたことで、なぜか音に重み?自信?のようなものが出てくるのがわかりました。

 

よく、過緊張すると自分がそこに立てていないような感覚を覚えますが、つまりそういうことだったんだなあと思いました。
最近は緊張の存在を喜ぶこともできるようになってきたと思っていますが、自分の存在を忘れそうになったときには、今回のワークを思い出せば良いのだと思いました。

 

最後に、個人的にアレクサンダーテクニーク・グループワークの面白いところは、このワークショップがなければ一生会わなかったであろう人達に会えること。

 

特に、占いやセラピーをやる人たちは自分にとっては全く未知の世界で新鮮です。

 

今度はどんな方に会えるんだろうと、わくわくします。
自分の新たな扉に気付かせてくれる感じがします。

 

次回いらっしゃる際には、またご連絡頂ければ幸いです。

 

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