掲載日:2005年6月15日

 

チェロ奏者のS.T.さんの感想です。ご了承をいただいて掲載致しました。
チェロ奏者のS.T.さんの経験です。アレクサンダー・テクニックとはなにか、どのように日常の行為(この場合は演奏)に使うのか、とても参考になります。アレクサンダー・テクニッックを実際にどのように使うのか、参考になります。

 

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1年ぶりにアレクサンダーテクニックを教わってきました。

 

椅子から立ち上がること→→ほんの少しの姿勢や体重のかけかたで立ち上がる瞬間に力が加わる場所が全く変わっていました。最後にはどこにもあまり力が入らなくても立ち上がれるんだなと思いました。

 

歩くこと、階段を上ること・・・いらない力が入ったり姿勢の癖を直した状態はほんのすこししか実感としては沸かなかったです。

 

チェロを弾いたときは、直す前と直した後ではあー少し音の空間が広がったかなぁ・・弾いてるとき左右の手の力の入り具合が同じかなあ…となんとな~くそんな感じがした程度でした。

 

ただ、家に帰って練習をしたとき、母が時々練習に口をはさむのですが
「その和音だけ、音がかすれてる。音質悪過ぎ、(和音が三つ続く真中の音)そこだけ変に力入りすぎてるし!」
と言われた時に「あーそうかっ。」と左手に力が入っている自分をすごく実感できて、すぐに直せました。音もすぐよくなり、相変わらず直した手の感覚はこんなもんか・・^^;だったのですが、母が
「は?あんた言っただけで一瞬で直せたっけ…?」と言っていました。

 

身体に自然な感覚自体はこんなもの~?とほんの少しですが、逆に、身体が不自然になっているときの感覚が少しわかる気がしました。

 

ひろひこのコメント
「不自然だ」という気づき、そして『思う』ことで、自然にもどるのがアレクサンダー・テクニックの重要な使い方の1つなのです。

この日のレッスン
今日は、1年ぶりにお会いした生徒さんとレッスンをしました。若いチェリストの方です。レッスンは、はじめ立ったり、座ったりしてから、歩いて、次に階段を上ったり下りたり、そして最後にチェロを弾いていただきました。
45分のレッスンなのに、ちょっともりだくさんにしすぎたかなと少し反省。言い訳を言うと、1年ぶりだし、レッスンで彼女にチェロを弾いていただくのは初めてだったのです。

チェロの演奏は最初におひとりで弾いていただいたときもすばらしかったけど、ワークをしながら弾いていただくと、音がもっと立体的になり、音色が豊かになるのが印象的でした。 弾いていらっしゃるご本人は、それほど変わったとはお思いにならなかったようだけど。

最後に「弾いているときに、右手と左手がおんなじ力で弾ける」とおっしゃったのが印象的でした。