アレクサンダーテクニーク、個人レッスン

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かつて仙台にお住まいになった、ヒーラーである科学者であるNaokoさんのご経験のシェアリングです。Naokoさんの今はなきブログから転載しました。

Naokoさんにとってのはじめての個人レッスン(第7回仙台WS)のご経験。
歩くこと。
ランジ(フェンシングのポーズみたいな)
見ながら横を向くことが解決に向かっています。
7層のボディマッピング。
早歩き。

なお転載のご許可はいただいております。

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科学者でありレイキマスターであるNaokoの、ありのままな日常。

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2006年12月08日

アレクサンダーテクニーク、個人レッスン

いやはや、お待たせしました。
 
実は先月25日に受けていたのだが~
自分自身の言葉に出来るまで、ちょこっと時間がかかっておりました。
(・・・なんだろ、書くときは、腹の中からこう、ふぅっと出てくるのよね)
 
今回は、特に歩行のときの身体がガクガクいうことと、論文読むときにどうしても文字に目を近づけないと読めない問題を解決したかったの。
 
・・・ところで、皆様は歩くときに自然に歩くこと、できますか?
わたし、普段歩くときに、ロボットみたいにぎこちなくて、どうしたら上手く歩けるのか分からなかったの。
足の衝撃が頭まで伝わって、ガクガクいったり、足をドスドス言わせて歩いてしまう。
なのだけれど、上手く歩けるとね、本当に「こんな世界があるの~~~??」ってくらい、軽い足取りで歩くことが出来るのよ。
アレクサンダー・テクニークは、自分自身の身体がもっと自由に動けることに、気づかせてくれる。
 
立つ・座るの動作から、フェンシングのときのポーズ。
片足を上げて、「とんっ」と前へ出す動作。
ここで既に問題発生。
足を曲げるときに、膝に負担がかかって違和感がするのよね。
はじめは自分の脚がO脚で、膝関節のところで捩れてるからじゃないかしらって思っていたのだけれど、
どうやら股関節と膝がどこで曲がるのか、間違って認識していたみたいだった。
 
膝を触って曲がるところを確認して、脚の付け根がどこにあるのかも、脚をぶらぶらさせながら触って確認して、
曲げる場所を意識しながら体重移動をさせると、あ~ら不思議。
衝撃が無くなって、動きがスムーズになった。
 
尾骨から上は頭についていって、脚は膝がリードして、股関節から脚が離れていって、最後に足の裏が地面に触る。
体重移動は、フラダンスでも大切なのよね。
 
それから、目のワーク。
首を回すだけの何てこと無い動作なのに、視界がビデオカメラみたいにガタガタ言ってたの。
本を読むときも顔を近づけないと文字が文字として認識できなくて、困ってたの。
 
で、先生に頭の動きを確認してもらったのだけれど、
・・・私、自分の頭の後ろがどこにあるのか、分かっていなかったのね。
後頭部の上のほうね、目と繋がっていて、目から入ってきた情報は、頭の後ろで認識されるの。
それで、私の後頭部は、自分で思っていたよりもっと後ろの方まであったの。
頭の後ろを意識しながら(実際は手で触れながら)首を動かしたり、文字を読んだりしたら、解決してしまった。
 
多分、こころの中でも同じことが起こってたのかなって思う。
自分自身の軸からはみ出て、対象に集中すること。
両足で立ったときに、前に倒れすぎたり後ろに倒れすぎたりすると、転ぶじゃない?
心でも同じことが起きる。
目に入ってくるものが怖くなったり、本当にちょっとしたことで心が動揺するときは、軸が崩れてる状態。
だから、前も後ろもしっかり意識して、自分の心をあるべき場所にすぅっと置いておくことが重要なのね。
 
ボディマッピングは、今回は寝転がってではなく、座ってやるやり方を教わってきた。
これなら、バスや電車の中でも出来る。
 
面白いことを聞いたのよ。
骨を取り巻く骨膜(?)っていうのがあって、一説によると、それはお腹の辺りの神経と繋がっているのだって。
そして、筋肉は胸と繋がっていて、皮膚は目の辺り、皮膚から出ている毛は、頭の上ら辺と繋がっているのだって。
ひとつひとつ意識してやってみると、確かにそう感じた。
 
で、身体が楽になったところで、早歩きの実験。
速く歩こうとすると、どうしても足をめいっぱい前に出そうとしてしまうけど、
足を持って行き過ぎると、骨盤も一緒に持っていかれるので、重心がぶれて歩きにくいの。
それで、はじめは上手に歩く練習をして、その足をだんだんと速めていくと・・・
不思議。とても身体が軽くて、一生懸命速く歩こうとしていたときよりも、ずっと速く歩いていた。
 
あとは、やっぱり体重移動で。
私は足の運びと体重移動が上手くバランスしてなかったのね。
それでガクガクいっていたから、
足を前に出すとき、ちょこっとだけ体重の移動について考えるの。
すると、無理なく歩けるようになった。
 
今回のは、身につくまで少し練習が必要そう。
特に股関節や頭の後ろの認識は、身体で確認する習慣をつける必要があるからなぁ。
でも、大分歩くのが楽になりました。
 
フラも手伝って、両足でちゃんと地面に立ってる感覚がして、
それに伴って呼吸の量も増えてきています。
うたが以前より自由に歌えるし、いい感じです。

posted by Naoko at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | からだ→こころ

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ABOUT US
かわかみ ひろひこアレクサンダーテクニークの学校 代表
第3世代のアレクサンダーテクニーク教師。2003年より教えている。 依頼人である生徒さんへの共感力、課題改善のための活動の動きや言葉に対する観察力と分析力、適確な指示、丁寧なレッスンで定評がある。
『実力が120%発揮できる!ピアノがうまくなる からだ作りワークブック』、『実力が120%発揮できる!緊張しない からだ作りワークブック』(ともにヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)の著者。
アレクサンダーテクニーク教師かわかみひろひこのプロフィールの詳細