指の動きの自由を奪う癖

指の動きの自由を奪う癖

図の赤いところは、筋肉を過剰に収縮させやすいところです。特に赤丸で囲んだ親指の間接は、手の甲側と手のひら側を同時に収縮させやすいところです。

 

そのようなことが起こると、親指が固まって動きにくくなり、血行が悪くなります。そして、親指が酸欠・栄養不足の状態になり、違和感の原因にもなります。

 

加えて、親指にこのようなことが起こると、どうしてか分かりませんが、手のひら側から他の4つの指に向かう筋肉も緊張しやすくなります。

 

50歳位のリハビリ職の方たちに申し上げたところ、異口同音に昔そんなことを確かに習ったが、最近は教えていないらしいと伺いました.

 

結果、ピアノ演奏の運指や、ドラムの演奏のスティックの扱いや、管楽器の運指や、弦楽器の特に左手の弦を押さえる動きに支障が出ます。何かを書いたり、パソコン作業をしたり事務作業にも支障が出ます。

 

そのような癖をやめるためには、アレクサンダーテクニークのインヒビションと基本のディレクションと、上腕(にのうで)と前腕のラセンのディレクションが必要になります。

 

 

もう1つ。管楽器奏者やピアノ奏者の方で、小指がピンと張りやすい方は、肩・肩甲骨・脇の下周辺を下と内側に押し下げていることが多いです。たいていは、肩・肩甲骨・脇の下が解放されると、小指がピンと張ることはなくなります。レッスンのその場でもすぐに改善は見られます。もちろん、日常で継続するためには、身に付けるためのレッスンが必要になります。

 

そういう事態が長期化しフォーカル・ジストニアになってしまった場合は、改善にさらに時間がかかります。