ピアノを演奏する方のなかには、1つの大きめのスタジオやホールに集まって、代わる代わる1台のピアノを演奏されたことがあるでしょう。

 

そのときに、演奏する方によって、同じピアノを弾いているのとは思えないほどに、まるで音の鳴り方が異なって聞えることを経験されることがあったでしょうか?

 

私にはあります。

 

素晴らしいピアノ奏者が弾くと、他の方たちが弾いていたときとでは、まるで音の響きが異なって聞えます。

そして、ホールの客席の奥の方から聞くと、”音の出るところ”がまったく異なって聞えます。

 

 

ちなみに音響学は長いあいだ、ピアニストが変えることができるのは、音の大きさだけであると強く言い張ってきました。しかし、すでに演奏の仕方によって、音の質が変わること、そしてその変化は人間の耳の可聴域の範囲内で、きちんと人が違いを聴くことができることは実験的に証明されています(『ピアニストの脳を科学する』春秋社 頁を参照した)

 

では、その違いを生むのは何でしょうか?

私は2つあると考えます。

 

  1. 表現しようとしたことが表現できているかどうか。言い換えると、内面の音楽と実際の表現との乖離が少ないか多いか
  2. 内面の音楽の世界が豊穣かどうか

1つについて、以前に書きました。乖離を生む原因と、その原因を減らしていく方法です。それはこちらをご参照ください。

2の内面の音楽の世界をどのようにして豊穣なものにしてゆくのかについては、後日改めて書くことにします。

 

 

 

2018年5月13日()10時から16時45分 東京にて、ピアノを演奏する方の課題を解決するための1日講座を行います。詳細はこちらに。

腕の重さで演奏することや、しなりを使った奏法についても実習します。

 

 

 

つぎのような課題がある方のための個人レッスンまたはグループレッスン。詳細はこちらをご参照ください。

    • 演奏中、演奏後に違和感痛み、ひどい疲れを感じる
    • さくて、手を開くのが苦手
    • 「腕重さ演奏しなさい、きなさい」と注意を受けるが、どうやってよいのか分からない。
    • 脱力が分からない
    • お腹の支えが分からない
    • 初見演奏するのが苦手(練習すると疲れる)
    • 演奏のこもる広がらない
    • ペダリングで脚が重い。間に合わない、右足首がいつも筋肉痛。
    • 苦手がある。あるいは演奏しにくいフレーズがある。
    • リストが苦手
    • バロック音楽の演奏が苦手
    • 速いパッセージが苦手。あるいは、速いリズムでかろうじて弾けるが、リズムについていけない。
    • オクターブが苦手。。手や腕が痛くなる。指が届きにくい。
    • 大きな音フォルティッシモフォルテ)が苦手。音が出ない。あるいは大きな音で演奏すると、雑音が混じりやすい
    • 跳躍が苦手
    • 上行が苦手、下行が苦手
    • 連打が苦手
    • 小さい音ピアニッシモピアノ)で演奏するのが苦手。音が入りにくい。音が出ない。
    • クロスバンドが苦手。
    • 本番で上がりやすい。緊張しやすい。
    • 音の粒がそろわない。
    • 音の密度が乏しい。